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「英語の参考書は、どれを選んだらいいのかわからない」
このような悩みを抱えている受験も多いのではないでしょうか。
ぼく自身も英語の参考書を選ぶ際、数が多すぎてどれを選んだらいいかわかりませんでした。
そこで当記事では、そんな悩みを持つ受験生のために、早稲田に逆転合格するための英語参考書を厳選して紹介します。
英語の参考書を購入するときに、参考にしていただけると嬉しいです。
関連記事:【大学受験】受験勉強って何からはじめたらいい?という人が読む記事
目次
英語の参考書は5つの分類に分けて考えよう

そもそも、英語はどのように勉強したらいいのか知っていますか?
英語という1つの科目だけでも、
- 英単語・英熟語
- 英文法
- 英文解釈
- 英語長文
- パラグラフリーディング
と、それぞれの分野ごとに勉強する必要があります。
英語の成績をあげるためには、これらのすべての分野を満遍なく勉強しなければいけません。
また、分野ごとに勉強方法も変わってくるので、参考書もそれぞれの分野に合ったものを選ぶ必要があります。
このことを理解していないと、
「英単語をひたすらおぼえたのに、成績が上がらない」
「英文法は完ぺきなのに、文章が読めない」
と、1つの分野に特化しすぎて、英語全体で見ると、成績があがらないという事態に陥りかねません。
英語という1つの科目でも、英単語・英熟語・英文法・英文解釈・長文読解・パラグラフリーディングと、複数の勉強をしなければならない ということを頭に入れながら、参考書を選ぶようにしてください。
関連記事:【2022最新版】大学受験におすすめの英語参考書リスト|偏差値80超え経験者が厳選!

「英語を英語のまま理解すること」という目的を忘れないようにしよう
次に、英語を勉強する目的についてお話しします。
大学受験の英語を勉強する目的は、「英語を英語のまま理解すること」 です。
英単語をおぼえるにしろ、英文法を学ぶにしろ、すべてはこの「英語を英語のまま理解する」というところにつながっています。
英語の勉強を進めていくと、どうしても英語を勉強する目的を忘れて、点に結びつかない勉強をしてしまいがちです。
たとえば、英単語の意味を日本語で答えることに一生懸命になってしまったり、仮定法過去完了など難しい英文法の用語をおぼえることに一生懸命になるなど、成績があがらない勉強をくりかえしてしまうという受験生は非常に多いのです。
ですので、逆転合格を勝ち取るためにも、自分が進めている英語の勉強が、「英語を英語のまま理解する」ための勉強になっているか、意識しつつ勉強していきましょう。
関連記事:参考書をやっているのに成績が上がらない理由と解決方法

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⓪英語が苦手な人は中学英語からやり直そう
英語が苦手で仕方ないという受験生は、中学英語を復習するところからはじめましょう。
「中学英語からはじめたって、間に合うわけがない」なんて思わずに取り組めば、高校英語の勉強もスムーズに進めることができるので、だまされたと思って、取り組んでみてください。
中学英語はもう大丈夫という受験生は、この段階は飛ばして結構です。
大岩のいちばんはじめ英文法【超基礎文法編】
こんな人にオススメ!
- 英語がまったくわからないという受験生
- 中学英語ですでにつまづいている受験生
メリット
- 解説が会話口調なので、その場で授業を受けている感覚で読み進めることができる
- 章ごとの最初にポイントが簡潔に書いてあってわかりやすい
デメリット
- 解説中心の参考書なので、問題量が少なめ
中学英語を復習する参考書として、まずおすすめなのが「大岩のいちばんはじめ英文法【超基礎文法編】」です。
大学受験生向けの予備校講師をやられている方が執筆しているので、高校生が習う英語にも直結できるような解説がもりだくさんの英語参考書になっています。
この参考書の特徴は、文章が会話口調で書かれているので、まるでその場で授業を受けているかのような感覚で読み進めることができるという点です。
会話口調で書かれているがゆえに、解説の1つ1つがつながっていくので、理解がしやすい参考書になっています。
ただ、解説が中心の参考書なので、問題演習が不足してしまいがちです。
問題演習に関しては、他の参考書などで補うなど、別の対策が必要になってきます。
関連記事:【英語】大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】の特徴と使い方|英文法の基礎の基礎!
くもんの中学英文法
こんな人にオススメ!
- 英語がまったくわからないという受験生
- 中学英語ですでにつまづいている受験生
メリット
- 例文とポイントが簡潔にまとまっていてわかりやすい
- 間違い探しやチェックテストなど、復習に活用できる要素がもりだくさん
デメリット
- 英語嫌いの人が取り組む参考書にしては、すこし厚みがある
中学英語を復習する参考書としてよく紹介されている「くもんの中学英文法」。
頻繁に紹介されている参考書であるくらい、かなりしっかりした参考書です。
この参考書の特徴は、例文が冒頭にあって、その例文を用いて英文法を解説していくという点です。例文をもとに解説しているので、点数に直結する英語力を身につけることができます。
ただ、参考書自体が少し厚いという点と解説が簡潔であるという点から、この参考書じゃ英語を勉強する気がまったく起きないという人は、「大岩のいちばんはじめ英文法【超基礎文法編】」のような解説が詳しい参考書をまずこなしましょう。
関連記事:【英語】『ユメタン』シリーズのレベルと使い方|リスニングも活かして覚えよう!
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①英単語をおぼえる
新ユメタン1 大学合格必須レベル
こんな人にオススメ!
- 英語がとにかく苦手な受験生
- 英単語が全然わからない受験生
メリット
- 基礎レベルだけを取り扱っているので、英語嫌いでも取り組みやすい
デメリット
- 大学受験をこれ1冊で乗り切るのは厳しい
「新ユメタン1 大学合格必須レベル」は、大学受験の英単語を本当の基礎レベルから学べる単語帳です。
単語・意味・例文・例文の訳と構成もシンプルなので、勉強しやすい単語帳になっています。
この単語帳は、構成がシンプルであるだけでなく、収録単語数が1000語とほかの単語帳よりも少ないという点も特徴的。
英語が苦手・英語嫌いの人でも、着実に大学受験レベルの英単語を身につけることができます。
ただ、この単語帳は1000語と収録単語数がすくないので、1冊で早稲田の受験を乗り切るのはかなり難しいです。
ですので、この単語帳はあくまで中学英語と高校英語の橋渡しくらいの位置づけで考えてみてください。
関連記事:【英語】夢をかなえる英単語 新ユメタン1 大学合格必須レベルの特徴と使い方|単語力アップ!
システム英単語
こんな人にオススメ!
- 英語はある程度できるが、単語力が足りないという受験生
- 高校英語レベルの単語を身につけたい受験生
メリット
- 単語を活用したミニマルフレーズで、英単語を効率よくおぼえることができる
- 英単語が出る順で掲載されているので、無駄なく暗記することができる
デメリット
- ある程度の英語力がないと、ミニマルフレーズをおぼえることに苦戦する可能性
駿台予備校が出版している「システム英単語」という単語帳です。
この単語帳は、ミニマルフレーズというおぼえるべき英単語がフレーズ化されているところが特徴です。
たとえば、「reputation(評判)」という単語であるなら「the restaurant’s reputation(レストランの評判)」という風に、その単語が実際にどのように使われるかどうかがわかるようになっています。
ミニマルフレーズもそうなのですが、この単語帳のもう1つの特徴が駿台予備校の圧倒的なデータベースに裏付けされた、大学受験に出る頻度で英単語が掲載されているという点です。
ですので、あまり使われないような英単語を無駄におぼえるということがなくなります。
ただ、ミニマルフレーズをおぼえることに一生けん命になりすぎて、肝心な英単語の意味が出てこないという本末転倒な使い方には注意が必要です。
関連記事:【英語】システム英単語の特徴と使い方|ミニマルフレーズで活きた単語力を!
▶システム英単語がレベルが高くてついていけないという人には、Basicから取り組むことをおすすめします。
速読英単語
こんな人にオススメ!
- 文章を読む中で、英単語をおぼえていきたいという受験生
- 英単語が羅列されているだけの単語帳が嫌いな受験生
メリット
- 文章自体が面白いので、たのしみながら英単語をおぼえることができる
- 文章を通じて英単語をおぼえることができるので、英単語の使われ方やニュアンスがわかる
デメリット
- 文章読解と英単語暗記を同時にやるので、挫折する可能性も
通信教材で有名なZ会が出している「速読英単語」です。長文読解を通じて英単語をおぼえていこうというスタンスから、「『速読』英単語」という名前が付けられています。
この参考書は、ほかの単語帳とは違い、長文読解と英単語暗記を同時並行で行えるという特徴があります。
おぼえるべき英単語が使用された長文読解を通じて、英単語を効率よくおぼえていくことができます。
また、ほかの単語帳とは違い、長文のなかでおぼえるので、単語の意味だけではくみ取れない微妙なニュアンスであったりも理解することができます。
ただ、長文読解自体が少しハードルが高いので、英語が本当に苦手・嫌いだという人にはあまりおすすめできません。
関連記事:【英語】速読英単語(必修編)の特徴と使い方|単語力とともに速読力も身につける!
英単語ターゲット1900
こんな人にオススメ!
- とにかくシンプルな単語帳がほしい受験生
- 英単語をひたすら暗記することに苦を感じない受験生
メリット
- 1語1義を貫いているので、テンポよく英単語を暗記することができる
- 作りがとにかくシンプルなので、勉強しやすい単語帳
デメリット
- 例文のレベルが高いので、例文自体はあまり使えない
「英単語ターゲット1900」は大学受験界で、定番中の定番の単語帳です。高校でこの単語帳を買わされたという人も多いのではないでしょうか。
この単語帳の特徴は、1語1義の主義を貫いているところ。1個の英単語に対して、まずは意味を1つずつ覚えていこうというスタンスなので、スピード感をもって暗記していくことができます。
ただ、この単語帳の例文はものすごくレベルが高いので、例文も活用しておぼえたいという人にはおすすめできません。
関連記事:【英語】英単語ターゲット1900の特徴と使い方|1語1義でサクサク暗記!
DUO
こんな人にオススメ!
- 効率よく英単語をおぼえたいという受験生
- 英単語が羅列されているだけの単語帳が嫌いな受験生
メリット
- 文を丸ごと覚えて、かつその中に複数個の単語が入っているので、効率がいい
- マヌケな人物のマヌケなエピソードが文になっていて、おもしろい
デメリット
- 例文暗記自体が結構大変
DUOは英語学習方法を教えている人のほとんどが推薦する単語帳です。
単語帳というより、例文暗記をするための参考書なので、英語の例文集といったほうがいいかもしれません。
DUOは560個の例文に、おぼえるべき英単語1600個と英熟語1000個が使われているので、560個の例文を暗記するだけでそれらを暗記することができるという効率のいい参考書になっています。
また、例文を丸暗記するので、その英単語をどのように使えばいいのかというところも同時におぼえることができます。
そのため、英作文にも後々生きてくる力を身につけることができます。
ただ、例文暗記自体がハードルが高いので、そこは注意が必要です。
関連記事:【英語】DUO3.0の特徴と使い方|実用的に単語を暗記しよう!
②英熟語をおぼえる
英単語だけがフォーカスされて忘れられがちですが、英熟語も大切です。
英熟語は意外とおろそかにしている人が多いので、英熟語をおぼえることで、ライバルに差をつけることができます。
合格英熟語300
こんな人にオススメ!
- 英熟語の知識が全然ないという受験生
- 厚すぎる単語帳が嫌な受験生
メリット
- 英熟語の基礎を学ぶことができるので、英語が苦手な人でも安心して学ぶことができる
- 300個ととても少ないので、熟語を学ぶハードルを下げることができる
デメリット
- 1冊で充分と謳っているものの、これだけでは不十分
「東大合格者もこれだけしか覚えていなかった」というキャッチコピーで有名の熟語集です。
大学受験の基礎となる300熟語が厳選されているので、英語が苦手な人でも熟語の知識を着実につけていける熟語集になっています。
左側が熟語で右側に訳というシンプルな構成になっているのですが、熟語ページが()で抜かれているので意味の確認がしやすい・右側の訳のところも赤シートで隠せるようになっているので、復習にはもってこいの熟語集といえます。
ただ、これ1冊だけで大学受験の熟語が完ぺきになるかといわれるとそうでもないので、ほかにも対策を要します。
関連記事:【2021最新版】大学受験の英熟語学習におすすめ参考書4選|偏差値80超えが厳選
解体英熟語
こんな人にオススメ!
- 英語の学習ががある程度進んだという受験生
- 熟語力に不安を抱えている受験生
メリット
- ここまで詳しい熟語集はないというほど、語数・解説ともに豊富
- 例文のレベルが高いので、英語力のブラッシュアップができる
デメリット
- 例文レベルが高いので、英語初学者には推奨しない
Z会が出版している「解体英熟語」という熟語集です。この熟語集を1冊やりきれば、英語力はかなり向上するといえるほど、かなりおすすめの熟語集です。
この参考書の特徴は、とにかく解説が豊富だということです。熟語の成り立ちなど熟語をおぼえることのできる工夫がほどこされているので、記憶に焼き付けることができます。
また、収録熟語数も豊富なので、大学受験に出るレベルの英熟語はほとんどカバーできると言えるでしょう。
ただ、例文のレベルがかなり高いので、ある程度英語の学習を進めた人でないときびしいかもしれません。
関連記事:【英語】解体英熟語の特徴と使い方|熟語知識で差をつけよう!
③英文法を学習する
英文法は英語を読むときのルールみたいなもの。
英文法をやらずに英語を読もうとするのは、ラグビーのルールを知らずに試合に出るようなものです。
英文法は結構軽視されがちですが、英語力アップには欠かせません。
地道に勉強していきましょう!
関連記事:【2021最新版】英文法のおすすめ参考書・問題集13選|偏差値80超えが厳選
仲本の英文法倶楽部
こんな人にオススメ!
- 講義型の参考書が好きな受験生
- 解説・問題が1冊にまとまっている参考書が好きな受験生
メリット
- ユーモアのある先生が執筆しているので、楽しく英文法を学ぶことができる
- 講義型の解説を読んだ後にすぐ問題演習ができるので、効率よく英文法を学ぶことができる
デメリット
- 基礎レベルなので、応用力は別の参考書でつける必要がある
「仲本の英文法倶楽部」は講義型の参考書と問題集が一体化されたような参考書になっています。
大学受験の英文法を基礎レベルから解説している参考書なので、英語が苦手だという人でも取り組みやすい参考書になっています。
この参考書の特徴は、問題講義型の参考書であるので、英語が苦手な人でもすんなりと学習に入っていける点です。
講義を受けた後すぐに問題演習を通して復習ができるという、抜け目のない参考書になっています。
ただ、この参考書にも書いてある通り、あくまで基礎レベルを取り扱っている参考書なので、応用力や読むための英文法はほかの参考書などで補う必要があります。
関連記事:【英語】仲本の英文法倶楽部の特徴と使い方|繰り返して基礎を固めよう!
Next Stage英文法・語法問題
こんな人にオススメ!
- 英文法のインプットがある程度おわったという受験生
- 解くための英文法を身につけたい受験生
メリット
- 英文法の問題が網羅的に掲載されているので、文法問題で怖いものがなくなる
- 問題量が豊富なので、演習量が確保できる
デメリット
- 解説が淡白なものが多い
英文法の問題集で最も使っている受験生が多いといっても過言ではない「Next Stage」です。
左ページに文法問題、右ページに解答・解説というシンプルな構成になっています。
この参考書の特徴は、とにかく問題量が多いので、確実に演習量を確保できます。
文法問題で問われるほとんどの事項がこの問題集でカバーできるので、文法問題を落とすことはほとんどなくなるでしょう。
ただ、解説が少し少なめなので、そこには注意してください。
関連記事:【英語】ネクステージ(NextStage)、そのやり方で合ってる?
全解説頻出英文法・語法問題1000
こんな人にオススメ!
- 英文法の知識がある程度かたまってきたという受験生
- 文法問題で1点も落としたくないという受験生
メリット
- 大学受験の英文法問題集で一番レベルが高いので、完ぺきにしたら文法はほぼいけるようになる
- 解説が豊富なので、どうしてそうなるのか?というところを理解できる
デメリット
- とにかく難易度が高い・問題量が多いので、基礎を固めてから始めなければ厳しい
「全解説頻出英文法・語法問題1000」という参考書は、早慶合格者にめちゃくちゃ人気の参考書です。
ぼくの周りの早稲田生もほとんどの人が使っていた参考書です。
この参考書の特徴は、問題量が多いというのもそうなのですが、解説が豊富という点が挙げられます。
問題集ページと解答・解説が別冊になっていて、また解答・解説の方がめちゃくちゃぶ厚いです。
解答を暗記するだけという風になりがちな英文法ですが、理解しながら学ぶことができる参考書です。
ただ、とにかくレベルが高いので、基礎力をつけてから取り組みましょう。
関連記事:【英語】総合英語Evergreenのレベルと使い方|鉄壁の文法力!
③英文解釈を学習する
英単語と英文法の学習を終えたからといって、すぐに長文読解に進めるというわけではありません。
1文1文が読めるようにならないと、長文が読めるようにはならないからです。
英文解釈とは、1文1文をしっかり読めるようにするために訓練する段階だと考えてください。
関連記事:【英語】最強のおすすめ英文解釈参考書まとめ4選|偏差値爆上げ!
英文読解入門基本はここだ!
こんな人にオススメ!
- 英語がとにかく苦手で、とくに長文が苦手だという受験生
- 長文読解をいつもなんとなく読んでしまっている受験生
メリット
- 英文法を学ぶだけではカバーしきれない、英文の読み方を身につけることができる
- 英文の読み方を、基礎から学ぶことができる
デメリット
- 少し回りくどい解説が多い
「英文読解入門基本はここだ!」は、英文の読み方を基礎から解説している参考書です。
今は東進ハイスクールで講義をしている、人気の英語講師・西きょうじ先生が執筆している参考書です。
この参考書の特徴は、SVOCなどの基礎中の基礎から、英文読解の手法を学ぶことができるという点です。
その他にも、主語と動詞の見つけ方など、長文読解に後々いきてくる英文の読み方が盛りだくさんの参考書です。
関連記事:【英語】英文読解入門 基本はここだ!の特徴と使い方|長文読解の基礎を作る!
基礎英文解釈の技術100
こんな人にオススメ!
- 英単語と英文法をある程度学習したが、イマイチ点数が伸びないという受験生
- 問題と解説という参考書を好む受験生
メリット
- 英文と訳と解説というシンプルな構成なので、勉強しやすい
- 長文読解に活きてくる英文の読み方を、100個も学ぶことができる
デメリット
- いきなり問題からはじまるので、ある程度の英語力がないときびしい
「基礎英文解釈の技術100」は、英文解釈のポイント100個を、問題演習を通じて学ぶという参考書です。
講義本のような解説がたくさん書いてあるというタイプのものではなく、1文がまず初めに書いてあって、それを訳して解説を読んで理解をするという、問題集型の参考書になっています。
この参考書の特徴は、1文の解説がとにかく詳しいというところです。1文に対して見開き1ページにわたって解説していて、文を図解したりと、文字だけでなく視覚でも理解できるような解説がたくさん入っています。
いきなり問題から始まるので、英語初学者にはハードルが高いと言えます。
関連記事:【英語】基礎英文解釈の技術100の特徴と使い方|早慶英文クリアへの懸け橋!
ポレポレ英文読解プロセス50
こんな人にオススメ!
- 高いレベルの英文解釈を勉強したい受験生
- 分厚い参考書よりも、薄くて凝縮された参考書が好きな受験生
メリット
- SVOCを振った英文で解説しているのではなく、それを講義的に1つ1つ文章で解説している
- 難易度の高い文章を、予備校講師らしくわかりやすく解説している
デメリット
- タイトルや薄いことからレベル感を勘違いされやすいが、相当な難易度がある
「ポレポレ英文読解プロセス50」は難関大レベルの英文を読み解くための参考書です。
この参考書の特徴は、他の英文解釈の参考書とは違い、英文にSVOCを振って解説があるというよりは、講義本チックになっているという点です。
代ゼミから東進に移籍した大人気講師・西きょうじ先生のわかりやすい解説が見所です。
ポレポレというやわらかいタイトルや、参考書自体が薄いことからレベル感を勘違いされやすいが、相当な難易度があるので注意が必要です。
関連記事:【英語】ポレポレ英文読解プロセス50の特徴と使い方|難解英文を自分のものに!
ビジュアル英文解釈
こんな人にオススメ!
- 「基本はここだ!」のような英文解釈の基本は身につけたという受験生
- 英語が順調に伸びたけれども、頭打ちになってきた受験生
メリット
- 生徒が引っかかりやすいところにしぼって解説しているので、効率よく学ぶことができる
- 先生と生徒が対話している参考書なので、すらすらと読むことができる
デメリット
- かなり昔の参考書なので、すこし古臭い表現があるかも?
駿台予備校で伝説の英語講師と謳われた、伊藤和夫先生の執筆した参考書です。
先生自身が亡くなられたのが1997年なので、死後20年以上も語り継がれている参考書となっています。
この参考書の特徴は、生徒と先生の対話という設定で書かれているという点です。
生徒役が受験生の抱える疑問点を先生に聞き、それを先生が解説していくという面白い形をとった参考書となっています。
駿台の生徒が実際にひっかかったところをベースとしているので、効率よく英文解釈を学ぶことができます。
関連記事:【英語】ビジュアル英文解釈の特徴と使い方|長文を正確に読めるようになろう!
④受験レベルの長文になれる
英単語や英文法、英文解釈の勉強がおわったら、いよいよ長文読解です。
早稲田のみならず、大学受験の英語では、長文読解の割合が一番高いので、 特に力を入れて学習してください。
やっておきたい英語長文シリーズ
こんな人にオススメ!
- 問題をひたすら解いて慣れていきたい受験生
- シンプルな問題集が好きな受験生
メリット
- 300・500・700・1000と長文の語数・レベル別に対策することができる
- シリーズを通してやりきれば、日東駒専レベルから早慶レベルを身につけることができる
デメリット
- 300から500、500から700のレベルの上がり方がすごいので、挫折する可能性あり
河合塾が出している「やっておきたい英語長文」シリーズです。300・500・700・1000と語数とレベル別に分かれています。
300はセンター・日東駒専レベル、500はMARCHレベル、700・1000は早慶レベルとなっています。
早稲田を志望する受験生は、最終的には1,000語まで完璧にしておきたいところです。
この参考書の特徴は、問題の質がとても高いということ。
対策することで、入試本番の長文にも対応できる読解力を身につけられる問題がたくさん入っています。
ただ、解説が少しすくないので、解説ががっつりほしいという人にはおすすめできません。
関連記事:【英語】やっておきたい英語長文700の特徴と使い方|早慶レベルに1歩近づく!
関連記事:【英語】やっておきたい英語長文1000の特徴と使い方|早慶の超長文も怖くない!
英語長文ハイパートレーニング レベル3難関編
こんな人にオススメ!
- とにかく解説が詳しい参考書がほしいという受験生
- 問題の解説はもちろん、文章自体の解説がほしい受験生
メリット
- 主語や動詞、SVOCなど長文の解説がとにかく詳しい
- CDもついているので、リスニング対策もこれでできる
デメリット
- 解説が詳しすぎるというくらいなので、若干ごちゃごちゃしていると感じるかも
「英語長文ハイパートレーニング」は文章の構造など、とにかく解説が詳しい参考書です。長文読解の参考書であるにもかかわらず、CDがついています。
この参考書の特徴は、とにかく解説の詳しさ。SVOCや主語・動詞などが解説に逐一書かれている参考書はハイパートレーニングくらいなのではないでしょうか。
長文の構造が詳しいうえにCDもついているので、音読で復習するにも最適な参考書になっています。
ただ、解説がめちゃくちゃ詳しいので、情報が多すぎてごちゃごちゃしていると感じる可能性があります。
関連記事:【英語】大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル3難関編の特徴と使い方|難関レベルの長文も音読で攻略!
関正生の英語長文プラチナルール
こんな人にオススメ!
- 英語長文の勉強を進めているが、点数に結びつかないという受験生
- 解説が詳しい参考書を好む受験生
メリット
- 英語長文の他の参考書には書かれていないテクニックがもりだくさん
- スタディサプリの人気講師が執筆しているので、解説のクオリティが段違い
デメリット
- 難易度が高いので、長文読解の初学者にはおすすめできない
「関正生の英語長文プラチナルール」は、スタディサプリの人気講師・関正生先生の長文読解の授業が、紙面に再現されたかのような参考書です。
大学の過去問をもとに、長文でおさえておきたいポイントやテクニックを豊富に解説しています。
この参考書の特徴は、既存の解法はもちろんのこと、読むうえで重要なのにもかかわらず見落とされがちなテクニックも豊富に掲載されているところです。
たとえば、消えたButの探し方などがそれにあたります。
ただ、若干レベルが高いので、初学者にはおすすめできません。
関連記事:【2022最新版】英語長文問題集・参考書6選!|大学受験生必見です
速読英単語 上級編
こんな人にオススメ!
- 長文読解と単語力を同時にあげたいという受験生
- 問題はある程度解けるが、読解力に不安が残る受験生
メリット
- 難易度の高い文章でも動じない読解力を身につけることができる
- 高い単語力と読解力を同時に身につけることができる
デメリット
- 演習系の参考書ではないので、解答力が身につくかといえば微妙
英単語の参考書で紹介した「速読英単語」の上級編です。上級編と名がついている通り、早慶レベルの単語・文章が掲載されています。
この参考書の特徴は、速読英単語シリーズの「長文読解を通じて、単語をおぼえる」というスタンスは崩さず、高いレベルの単語・文章にふれることができるというところです。
ほかの長文の参考書であると、必ずしも早慶レベルでよく出る単語を抑えられるということはありませんが、「速読英単語 上級編」ならそれが可能です。
ただ、上級編というだけあって、最初からこの参考書に取り組むのは無理があります。
関連記事:【英語】速読英単語(上級編)の特徴と使い方|単語力とともに速読力も身につける!
⑤読解の精度とスピードをあげる
ディスコースマーカー英文読解
こんな人にオススメ!
- 長文読解の勉強がある程度進んだという受験生
- 時間をかければ文章が読めるが、いつも時間が足りないと感じている受験生
メリット
- ディスコースマーカーに着目した速読の方法が学べる
- 英語力に加えて、論理的な読解力が身につく
デメリット
- 使い方を誤ると、読解が遅くなってしまう可能性
「ディスコースマーカー英文読解」は、Z会が出している参考書で、ディスコースマーカーという日本語でいう接続詞に当たるものを利用して、読解を進めていこうという参考書です。
この参考書の特徴は、テクニックではない論理的な速読の力が身につくというところです。
ディスコースマーカーという論理の展開部分に着目し、文章を理解するという極めて理にかなった速読法を身につけることができます。
ただ、使い方を誤ると、文章を読むことよりもディスコースマーカーを見つけることに一生懸命になってしまって、読解スピードがむしろ遅くなってしまうということにもなりかねないので、そこは注意が必要です。
関連記事:【打倒早慶】偏差値70の壁を超えるための英語勉強法
⑥本番を意識した問題演習
早稲田の英語
こんな人にオススメ!
- 過去問対策に不安を抱えている受験生
- 本番の問題を通して、力をつけたい受験生
メリット
- 早稲田の過去問が列挙されているので、本番で通用する英語力が身につく
- 全学部の過去問がバランスよく配置されているので、併願対策にも使える
デメリット
- 解説が少ない
さいごに「早稲田の英語」です。この参考書は、早稲田の実際の過去問が豊富に載っている参考書になっています。
すべての学部の問題がバランスよく配置されているので、早稲田内の中で併願するという人はとくにこなしておきたい1冊です。
ただ、そこまで解説は詳しくありません。
関連記事:【早稲田の英語】過去問演習が合否を分ける!現役早大生が徹底解説
ここに書いてある英語の参考書はあくまで一例!君だけにあった英語の参考書を探そう!
今回は、早稲田に逆転合格するための英語参考書についてお話ししました。
しかし、ここに紹介した参考書はあくまで一例でしかありません。
当記事にない参考書で勉強したからといって、成績が伸びないなんてこともありません。
逆にここに紹介されている参考書でも、自分に合っていないと思ったなら違う参考書で勉強するのも全然かまいません。
1人1人にあった、それぞれの参考書が存在します。
当記事が、英語の参考書選びをする際に、少しでも参考にしていただければうれしいです!