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私立文系の学部を受験するみなさんの中で社会の代わりに数学を使うみなさんは、
- 「数学が得意だから」
- 「社会が苦手だから」
- 「国立受験で数学を使うから」
- 「数学受験が有利だと聞いたから」
- 「文転をしたから」
などなど、、言い出したらキリがないほどに様々な理由があるでしょう。
ちなみにぼく自身も数学受験をしているのですが、ぼくは高校2年生の頃は理系として勉強をしていましたが、2年生の終わり頃に文系の学部に行きたいと思うようになり、3年生になる際に文転をしました。
今回はそんなぼくが、文系数学受験で大学合格を目指すみなさんに向けた参考書を紹介していきます。
みなさんの参考書選びの参考にしていただけたら嬉しいです!
関連記事:早稲田に逆転合格するための数学勉強法|くりかえして理解しよう!
目次
そもそも数学受験ってどうなの?
自分は文転をしたため、社会の勉強をこれから始めるよりも、今までもやってきた数学をやったほうが自分のためになるだろうと思い、数学受験をすることにしました。
数学受験が有利かどうかに関してははっきりとしたことはわかりません。
あくまで実際に受験を経験したイチ個人の感覚としては、数学受験は有利かも、、と思います 。
大学受験では、多くの大学で得点調整というものが行われるのですが、数学は他教科に比べて平均点が低くなることが多いために、得点調整のマイナスの影響を受けることが社会科目に比べると少ないそうです。
ぼくは正直なところあまり詳しくないのですが、受験本番の数学で苦手な分野ばかりでてしまって3割ほどしかとれなかった経験をした時、数学の平均点が低かったために合格することができました 。
逆に社会科目を選択していた人は、高得点を取っていても受かりづらかったそうです。
得点調整に関して興味がある人はぜひ詳しく調べてみてください!
また、数学受験のメリットとしては、他教科よりも満点を狙いやすいことがあります 。
数学は問題数が少ない分、完答しやすいです。
また、完答した際の気持ちよさは半端ないです。
みなさんにも経験して欲しいです!(笑)
関連記事:【数学】おすすめの文系数学参考書リスト|偏差値70超え経験者が徹底解説!

早稲田の数学受験、基本的な情報と傾向について
早稲田文系学部の一般入試において数学受験ができる学部は、「政治経済学部」「法学部」「商学部」「社会科学部」「国際教養学部」「人間科学部」「スポーツ科学部」の7つあります。
学部ごとの数学の特徴を少しずつ紹介していきたいと思います。
ちなみに、出題範囲は数学Bの「確率分布と統計的な推測」を除いた全ての範囲から出題されるのでほとんど相違ないです。
政治経済→60分で4題と分量は普通なように見えますが、標準より少し難しい問題ばかりが出題されるために、じっくり考えていると時間がなくなってしまうでしょう。
また、高得点勝負が予想されているので、なるべく早く正確に正解を導き出す能力が求められている。
法学部→法学部で数学を使う場合は、センター試験で1A、2Bを受験 し、その結果を使う必要があります。
早稲田大学法学部に合格するレベルの人はセンター試験ではほとんどの人がかなりの高得点を取ってくるでしょうから、しっかりとセンター形式の対策をしておくことをおすすめします。
商学部→90分3題と、早稲田大学政治経済学部などに比べると時間には余裕があるが、問題が捻られていてかなり難しい。
その分、高得点勝負というわけではないので、最後まで粘って少しでも点数を稼げるようにして欲しいところである。
社会科学部→社会科学部の数学は、他学部に比べると簡単めであると言う人が多く、問題数も少なめです。
その分、1題1題の重要性が増している ので、全ての分野の基礎をしっかり固めてどの分野の問題が出てもしっかり解けるようにしておくことが大事です。
国際教養学部→早稲田大学国際教養学部の数学は、早稲田でもっとも簡単な数学とも言われており、センターレベルがしっかりできていれば高得点が望めるでしょう。
ただし、出題範囲が広いために、苦手な分野を無くしておくことが大事です。
人間科学部→早稲田大学人間科学部の数学は、早稲田数学の中では標準レベルと言われており、マークシート方式で出題されることが特徴です。
問題難易度も時間も標準レベルなので、標準レベルの参考書にしっかり取り組み、しっかり回答できるようにしておきましょう。
スポーツ科学部→90分で5、6題出題されており、ボリュームとしては標準的です。
また、問題も標準的なので、全体として取り組みやすいでしょう。
早稲田大学人間科学部と同様、問題レベルやマークシートである点も同じなので、対策として両学部の過去問をとくことも効果的かもしれません。
関連記事:【2021最新版】おすすめの数学参考書リスト|理系向け・偏差値70超えが解説

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早稲田の看板・政治経済学部では、2021年入試から数学が必須教科に!
多くの受験生は2021年度から従来のセンター試験に代わって「大学入学共通テスト」が始まります。
それに伴って大学の入学試験方式の変更が検討されているところですが、早稲田大学政治経済学部では2021年より入試方式が変更になり、数学1Aが必須科目となります。
具体的には、
① 外国語(25点)
② 国語(25点)
③ 数学Ⅰ・数学A(25点)
④ 選択科目(以下いずれか 1 つを選択)
・地理歴史「世界史 B」「日本史 B」「地理 B」から 1 科目
・公⺠ 「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から 1 科目
・数学 「数学Ⅱ・数学 B」
・理科 「物理基礎」「化学基礎」「⽣物基礎」「地学基礎」から 2 科目
あるいは「物理」「化学」「⽣物」「地学」から 1 科目
英語外部検定試験および学部独自試験(100 点)
となっています。
さらに、募集人数も従来450人だったところが300人に減り、入試難易度もあがることが見込まれます。
このように今の高校1年生以下の受験生で早稲田大学政治経済学部を受験する人は、数学が必須になります。
せっかく数学に取り組むのですから、数学受験も視野にいれてみてもいいかもしれませんね!
関連記事:【数学】おすすめの数学勉強法|偏差値70超え経験者が徹底解説!
- 高2・勉強時間0、偏差値40台からの早稲田逆転合格体験記【逆転合格のリアルを知ろう!】
- 高1・高2からの難関大合格戦略【難関大に合格するために!】
- 受験勉強をこれから始める人が読む記事【受験勉強のはじめの一歩】
- 定期試験はできるのに、模試ができない理由【模試になると点が取れないというキミへ】
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早稲田に逆転合格するための文系数学参考書リスト:講義本編

数学が苦手な人におすすめ(偏差値目安:50以下)
このレベルの参考書には取り組まなくても、もう1つ上のレベルの参考書にしっかり取り組めばこのレベルもカバーできると思いますが、不安な人はしっかり基礎の基礎から固めることも有効です。
着実に力をつけたい人は、ぜひ取り組んでみてください!
スバラシク面白いと評判の初めから始める数学
スバラシク面白いと評判の初めから始める数学は、かなり数学が苦手な人でもわかるほどに丁寧な解説が特徴となっています。
数学は、応用問題を解く際にどれだけ基礎を固めて来たかが鍵になります。そのため、簡単だからと疎かにせずにじっくりと取り組んでほしいです。
・数学を1からじっくり勉強したいという人
・数学が苦手な人
・今まで取り組んだ数学の参考書の解説がわかりづらいと感じた人
メリット
・数学の基礎をわかりやすい解説で習得することができる
・比較的時間をかけずに数学の理解に徹することができる
デメリット
・1冊では全範囲を網羅できず、数冊購入しなければならない
数学をはじめからていねいに
『数学をはじめからていねいに』シリーズは、単元別に数冊に分かれており、1冊で多くの範囲を復習することができる参考書以上に深く学ぶことができます。
数学が苦手な人でもわかるように、複雑な内容でもわかりやすくなるような丁寧な解説が施されていることが特徴です。
こんな人におすすめ!
・数学を1からじっくり勉強したいという人
・数学が苦手な人
・手書きなどを用いられている丁寧な解説を参考書に求めている人
メリット
・参考書が単元別になっているので、 より深い学習がしやすい
・解説がわかりやすいので、数学が苦手な人でもわかる
デメリット
・参考書が数冊に分かれているので、数冊購入しなければならない
高校これでわかる数学
『高校これでわかる数学』シリーズは、数学1A、2B、3までの全てを網羅していて、堅苦しいという印象の参考書というよりは、読みやすく理解しやすい参考書です。
数学が嫌いな人ほど難しそうな参考書の解説を嫌う傾向があると思いますが、『高校これでわかる数学』は、苦手な人ほど好むような解説がなされています。
さらに、解説だけでなく、基本問題、練習問題、応用問題、章末問題と幅広いレベルで問題演習をすることができるという点でも優れた参考書です。
こんな人におすすめ!
・数学を1からじっくり勉強したいという人
・数学が苦手な人
・基本を固める際から複数のレベルの問題に取り組みたいという人
メリット
・参考書が単元別になっているので、 より深い学習がしやすい
・解説がわかりやすいので、数学が苦手な人でもわかる
デメリット
・参考書が数冊に分かれているので、数冊購入しなければならない
みんなのセンター教科書 数学
『みんなのセンター教科書 数学』は、センター数学の問題を解くために必要な公式や基本事項をゼロから学べる参考書です。
受験生にとって、センターはかなり大事な試験です。
そのセンター試験で安定して良い得点を取ることは受験生の第1目標として肝心なことです。
そのために、『みんなのセンター教科書 数学』に取り組むことでセンター数学で良い得点をとれるようにしましょう。
こんな人におすすめ!
・数学を1からじっくり勉強したいという人
・数学が苦手な人
・センターで安定した得点をとりたい人
メリット
・基礎を固めるだけでなく、センター試験の数学に対応しやすくなる
・解説がわかりやすいので、数学が苦手な人でもわかる
デメリット
・参考書が数冊に分かれているので、数冊購入しなければならない
センター試験 数学の点数が面白いほどとれる本
センター試験では、限られた時間のなかでしっかり問題を終わらせる必要があるので、問題を見た際に適当な解き方をぱっと思いつくことが大事です。
そのために、センター試験必須の公式などを何度も繰り返して使うことで定着するようにしましょう。
その際に、『センター試験 数学の点数が面白いほどとれる本』を使うこともおすすめします。
こんな人におすすめ!
・数学を1からじっくり勉強したいという人
・数学が苦手な人
・センターで安定した得点をとりたい人
メリット
・基礎を固めるだけでなく、センター試験の数学に対応しやすくなる
・解説がわかりやすいので、数学が苦手な人でもわかる
デメリット
・参考書が数冊に分かれているので、数冊購入しなければならない
関連記事:【共通テスト数学対策】共通テスト数学の必勝勉強法!|傾向や特徴をおさえて9割超えを目指そう!
早稲田に逆転合格するための文系数学参考書リスト:問題集編

数学が苦手な人におすすめ(偏差値目安:50以下)
数学はただ解説を読んでいるだけではできるようにはなりません。
解説から手に入れた知識を使って問題を解くことになれることによって、自分の力として身につけるようにしましょう。
基礎問題精講
基礎問題精講は、短期間で全範囲を網羅できるようになっている参考書です。
例題、ポイントの説明、演習問題、解説とコンパクトに学習をすることができます。
また、ぼく自身が受験生の時に1番使用した数学の参考書でもあります。
『基礎問題精講』は、基礎問題をガチガチに固めるための参考書ですが、MARCHの数学でも戦えるほどの力を身につけることができます。
『基礎問題精講』は比較的繰り返し作業が安易な参考書であり、何度も繰り返して完璧にしても絶対に損がない参考書です。
ぼくのお気に入りの参考書ですので、みなさんにもぜひ取り組んで欲しいです!
こんな人におすすめ!
・これから数学の受験勉強をはじめようと思っている人
・数学が苦手な人
・全範囲を短期間で網羅したいという人
メリット
・基礎を固めるだけでなく、センター試験の数学に対応しやすくなる
・解説がわかりやすいので、数学が苦手な人でもわかる
・全範囲がコンパクトにまとめられているので、短期間で全範囲を網羅することができる
デメリット
・参考書が数冊に分かれているので、数冊購入しなければならない
・問題演習用としては、少し問題のボリュームが物足りない
『基礎問題精講』に関する記事はこちら
ベイシス数学
ベイシス数学は、河合塾から出版されている基礎問題完全習得を目標としている参考書であり、『基礎問題精講』と同じくらいのレベル感と問題量なので、自分の好みで選ぶのが良いと思います。
ただし、解説がすこし淡白とも言われているので、ほかの参考書と併用することで苦手な分野を埋め合わせるのもいいかもしれませんね!
こんな人におすすめ!
・数学を1からじっくり勉強したいという人
・有名参考書に安心感を覚える人
・全範囲を短期間で網羅したいという人
メリット
・基礎を固めるだけでなく、センター試験の数学に対応しやすくなる
・解説がわかりやすいので、数学が苦手な人でもわかる
・全範囲がコンパクトにまとめられているので、短期間で全範囲を網羅することができる
デメリット
・参考書が数冊に分かれているので、数冊購入しなければならない
・問題演習用としては、少し問題のボリュームが物足りない
文系の数学 重要事項完全習得編
『文系の数学 重要事項完全習得編』は、河合塾出版の参考書であり、受験数学の参考書としては有名な参考書です。
教科書標準レベルから大学入試における標準レベル典型的な基本問題が対応可能なレベルになっています。
問題と解答だけでなく、解説やそのポイントにおける説明などもなされているので、ざっとした確認のしやすさなどでも評価できるでしょう。
数学は、いかに基礎を積み上げてきたかによって応用の出来具合にも大きく差がでてきます。
『文系の数学 重要事項完全習得編』は、そんな基礎がばっちりまとめられているので、ぜひ取り組んで基礎を自分のものにしてみてください!
こんな人におすすめ!
・これから数学の受験勉強をはじめようと思っている人
・有名参考書に安心感を覚える人
・言葉による説明が好きな人
メリット
・解説がわかりやすいので、数学が苦手な人でもわかる
・1冊で全範囲を網羅することができる
デメリット
・時間がない受験生が取り組むにはボリュームが多い
『文系の数学 重要事項完全習得編』に関する記事はこちら
数学がそこそこな人におすすめ(偏差値目安:50~60)
数学がある程度できる人は、数学の問題に取り組み、どんどん基礎力を身につける必要があります。
そしてその基礎力を固めることによって、どんどん高いレベルの問題を解けるようにしてください。
ここからは、数学がそこそこできる人に適した参考書を紹介していきます。
標準問題精講
『標準問題精講』は、先ほど紹介した『基礎問題精講』と同じシリーズの次のレベルに当たる参考書です。
個人的には、標準問題とはいっても基礎問題との差は大きく、かなり難しく感じました。
しかし、受験において基礎問題を完全に習得していても数学で他の受験生と勝負するには標準問題レベルは習得していなければなりません。
『標準問題精講』は、比較的コンパクトにまとめられているので、自分の苦手な単元を見つけやすいという意味でも優れていると思います。
こんな人におすすめ!
・基礎問題精講を終え、シリーズを統一して取り組みたい人
・有名参考書に安心感を覚える人
・数学を武器にして受験で勝負したい人
メリット
・解説がわかりやすいので、数学が苦手な人でもわかる
・1冊で全範囲を網羅することができる
デメリット
・参考書が数冊に分かれているので、数冊購入しなければならない
『標準問題精講1A』に関する記事はこちら
『標準問題精講2B』に関する記事はこちら
チョイス
『チョイス』は、ある程度の数学基礎ができていることが前提として求められる数学の問題集です。
『チョイス』から数学の学習をはじめることもできなくはありませんが、はじめから難しい問題にばかり取り組むのは大きなリスクが伴いますので、基礎レベルの参考書を1冊終えてから取り組むことをおすすめします!
また、チョイスはかなり問題量が多いので、時間に余裕がない人は自分が苦手な単元だけに集中的に取り組むなどして対策をしましょう。
こんな人におすすめ!
・問題量をこなすことで数学の学習をしたい人
・数学の範囲を網羅したい人
・数学を武器にして受験で勝負したい人
メリット
・全範囲を網羅することができる
・問題演習量が多い
デメリット
・参考書が数冊に分かれているので、数冊購入しなければならない
文系の数学 実戦力向上編
『文系の数学 実践力向上編』は、先ほど紹介した『文系の数学 重要事項完全習得編』の次のレベルの参考書であり、同じように河合塾から出版されています。例題レベルの問題が全て解ければ数学の基礎はほぼ完璧になったと言えるほどで、演習問題まで解くことができれば難関大学入試でも戦うことができます。
『文系の数学 実践力向上編』は演習問題も含めると問題数が多いので、演習用の参考書に適しているでしょう。
また、解説だけでなく、文系数学の必勝ポイントを合わせてしっかり読むことによって自分の理解度を深めるようにしましょう。
こんな人におすすめ!
・問題量をこなすことで数学の学習をしたい人
・数学の基礎の確認と発展を同時にこなしたい人
・数学を武器にして受験で勝負したい人
メリット
・全範囲を網羅することができる
・問題演習量が多い
デメリット
・解説の理解が難しい
関連記事:受験に恋愛は禁物?|彼氏と付き合いながら国公立に現役合格した私が語ります
数学が得意な人におすすめ(偏差値目安:60以上)
数学が得意な人は、基礎ががっちり固まっているので、発展した問題に手をつけて演習を繰り返し、どんどん演習問題が解けるようになるようにしましょう。
数学は、はじめは公式などのインプットを繰り替えし、定着するようになったらアウトプットを繰り返して自分のものとして完全に使えるようになるまで繰り返してください!
ここからは、数学の基礎を仕上げたうえでさらなる学力向上をするための参考書を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
1対1対応の演習
『1対1対応の演習』は、ひとつの単元につき例題1問と演習問題1問で構成されていて、参考書自体は薄めです。
ただし、範囲も問題も質の高いものとなっていますので、取り組みやすい参考書となっています。
さらに、『1対1対応の演習』は、数は多くないながらも良問や頻出の問題が掲載されているので、その単元を習得するまで何度も繰り返して使うことでよりよい学習効果が得られるでしょう。
問題が少ないというデメリットは、『1対1対応の演習』に取り組んで自分が苦手だと感じた単元を他の参考書等を使って復習することによって埋め合わせるようにしましょう。
こんな人におすすめ!
・細かい解説が好きな人
・短期間で数学の応用分野を網羅したい人
・数学を武器にして受験で勝負したい人
メリット
・全範囲を網羅することができる
・問題が少ない分、洗練された問題が掲載されている
デメリット
・問題量が少ない
『1対1対応の演習1A』に関する記事はこちら
『1対1対応の演習2B』に関する記事はこちら文系数学の良問プラチカ数学ⅠAⅡB
『文系数学の良問プラチカⅠAⅡB』は、早慶レベルの数学の問題が多く掲載されているため、発展問題の問題演習をするための参考書としてはかなり適した参考書です。
また、良問が多いので、難しいながらも良い経験になりますし、良問である分解説もわかりやすいので、基礎をすでに習得していてその上で難易度の高い問題に挑戦したい受験生にはぜひ取り組んで欲しいです!
・数学の基礎が仕上がっていて、発展に取り組んで行きたい人
・量より質を大事にした学習をしたい人
・有名参考書に安心感を覚える人
メリット
・全範囲を網羅することができる
・良問が多く掲載されている
デメリット
・問題量は多くはないため、問題演習量は多くはない
『文系数学の良問プラチカ』に関する記事はこちら
文系数学 入試の核心
『文系の数学 入試の核心』は、難関大レベル以上の参考書です。
参考書自体のボリュームは多くありませんが、難易度が高いのでちょうどいいかもしれません。
難易度の高い参考書にはよくあることですが、良問揃いなのできっと成績向上に貢献してくれることでしょう。
・数学を得意科目にしたい人
・量より質を大事にした学習をしたい人
・有名参考書に安心感を覚える人
メリット
・全範囲を網羅することができる
・問題量が少ない分、良問に取り組むことができる
デメリット
・問題量は多くはないため、問題演習量は多くはない
関連記事:慶應に逆転合格するための文系数学参考書リスト|数学で差をつける
基礎~難関までカバーしている参考書
数学には、1冊で基礎~難関までカバーしている参考書、いわゆる「網羅系参考書」が存在します。
網羅系参考書は、かなりの問題量と範囲のカバーをしているかわりに、使い方を間違えるとかなりの時間がかかってしまう割に得られるものが少なくなってしまいます。
また、網羅系参考書は学校などでも配布されることが多いため、使用した経験がある人も多くいるでしょう。
自分の持っている参考書でも受験勉強ができるのならかなり良いことだと思います。
早い段階からしっかり使いこなして自分の参考書として使いこなしましょう!
チャート式問題集
『チャート式問題集』は、シリーズ全体を通してレベルが調整されているため、自分のレベルに合わせて難易度を調整することができます。
レベル順に、白色、黄色、青色、赤色となっているのですが、それぞれのレベルは
黄色→国公立、私立大学中堅レベル
青色→難関私立、難関国公立レベル
赤色→理系国公立最難関レベル
赤チャートはかなり難しく、東京大学に合格した人でも青チャートまでしかやっていないという人もいるほどなので、よっぽどの時間がある人でなければ無理をして取り組まなくても良いかもしれませんね。
また、『チャート式問題集』の特徴として、かなり量がおおいので、取り組み方に気をつけなければ時間を取られすぎて他の学習に手がつけられなくなる恐れもあるので注意をしましょう。
・数学にみっちり時間をかけて得意科目にしたい人
・分厚い参考書をやりきった達成感を得たい人
・有名参考書に安心感を覚える人
メリット
・全範囲を網羅することができる
・問題量が多い分、かなりの演習量を確保できる
デメリット
・問題量が多いため、使い方を考えないと時間を取られてしまう
『チャート式問題集』に関する記事はこちら
FOCUS GOLD
『Focus Gold』のシリーズは、網羅系参考書の中でも解説が丁寧だと言われています。
また、『Focus Gold』は、同じシリーズの中ではレベルが高い参考書なので、標準的な問題から発展的な問題まで掲載されている分、分厚い参考書となっています。
もちろん『Focus Gold』から学習することもできなくはありませんが、難しいので基礎を習得してから取り組んだ方がいいかもしれません。
・難関大合格に向けた数学に取り組みたい人
・分厚い参考書をやりきった達成感を得たい人
・有名参考書に安心感を覚える人
メリット
・全範囲を網羅することができる
・問題量が多い分、かなりの演習量を確保できる
デメリット
・問題量が多いため、使い方を考えないと時間を取られてしまう
・参考書が数冊に分かれているので、数冊購入しなければならない
『Focus Gold1A』に関する記事はこちら
『Focus Gold2B』に関する記事はこちら4STEP
『4STEP』は、多くの学校で配布される数学の参考書です。実際、ぼくの通っていた高校でも配布されたので僕自身が1番取り組んだ数学の参考書でもあります。
『4STEP』は問題が多く、基礎的な問題から発展的な問題まで幅広く掲載されているので取り組みやすい参考書ではありますが、解説にあまり細かくない部分があって一人で使うには難しいという人もいます。
『4STEP』の特徴として、自分の必要なレベルに応じて取り組み方を変えることができるというものがあるので、それをうまく活かして欲しいと思います!
また、教科書に準じた参考書であることも知った上で取り組むことでより良い使い方ができるでしょう!
・学校の定期試験勉強と併用して受験勉強に取り組みたい人
・はやい時期に受験勉強をはじめた時間に余裕がある人
・問題演習量を多くしたい人
メリット
・全範囲を網羅することができる
・問題量が多い分、かなりの演習量を確保できる
デメリット
・問題量が多いため、使い方を考えないと時間を取られてしまう
・参考書が数冊に分かれているので、数冊購入しなければならない
『4STEP1A』に関する記事はこちら
『4STEP2B』に関する記事はこちらさいごに
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
様々な参考書を紹介してきましたが、1番大事なのは使い方です。
みなさん自分にもっとも適した使い方を身につけて、どんどん実力を身につけるようにしましょう!
また、ある程度実力をつけたら最後に合否を分けるのは赤本です。
最後まで自分の志望校を諦めずに努力することを忘れないでください!
関連記事:「不合格体験記」~俺みたいになるな~