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大学受験で「国語」って聞くと、文系のメジャー!大事な科目!っていうイメージを想像するのではないでしょうか。
でも「漢文」って聞くとマイナー科目、そんなに勉強してないなぁ…って感じの人も多いと思います。
それ故に、どうやって勉強すれば良いのかわからない科目 でもあります。
今回はそんなちょっとミステリアスな漢文で確実に高得点を取るために必要な勉強のやり方について書いていきます!
目次
漢文はとても大切!

先ほども書いたのですが、大学受験で勉強する様々な科目の中で、漢文はどうしても優先順位が下がってしまうと思います。
「漢文はどんな勉強をすれば良いのかわからない!」「それよりもみんなやってる英語!暗記で伸びる社会!」
こんな感じで漢文をおざなりにしてしまう受験生が多いのが現状です。
でも、本当に受験を成功させるには、漢文はきちんと得点しておかなければならない科目 だと思います!
その理由をセンター試験と早稲田の国語を例に説明します。
下の表はセンター試験国語の大問別配点です
大問2 小説 50点
大問3 古文 50点
大問4 漢文 50点
ご存知の方も多いと思いますが、全ての大問が同じ配点となっています。つまり漢文も現代文・古文と同じく50点もの点数が付いています!
極端な話、この漢文で0点を取るのと、50点を取るのとでは受験校が大きく変わってきます!
「センター受験しないから!」「早稲田一本で行きます!」
という、いわゆる私立専願の受験生にとっても漢文は非常に大切です!
早稲田では漢文を大問で出す学部は少ないですが、どの学部でも必ず漢文の問題が出題されています。
数は1−3問と多くはないですが、倍率が10倍を超えることもある早稲田の入試、その一問一問が合否を決める と言っても過言ではないでしょう。
このように漢文は、大学受験において他の科目と同じく大事な科目なのです!

漢文を恐れるな!

前の項目では大学受験における漢文の大切さについて書きましたが、「そんな大切な科目なのに勉強してない!」ってなりますよね(笑)
焦りは受験勉強のモチベーションになると思いますが、不安な気持ちでは勉強が手につかなくなっちゃうと思います。
でも大丈夫、実は漢文は一定量の勉強を積めば安定して高得点を取ることができる科目 なんです!得点源にすることも夢ではありません。
そのためにも、しっかりと時間をとって漢文の勉強に取り組んでもらえればと思います!

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早稲田に逆転合格するための漢文勉強法
ここからは、漢文の具体的な勉強法について紹介していきます!
漢文の勉強法はとてもシンプルで
2. 句法と漢字
3. 問題演習
4. 過去問
この4つを段階的に勉強していくことで、成績を一気に伸ばすことができます!
ただ受験勉強は、受験生が100人いれば100通りの勉強法がある ので
「こういう風に進めていけば間違いない!」
といったものを伝えることは出来ませんが、漢文の勉強に悩んでる人や自身の勉強法を見つけようとしている人の指針になると思います!是非、参考にして下さい!
①最初はここから!文型と返り点を押さえよう
この2つは学校の授業でも聞いたことがあるという人が多いかもしれません。
文型は、英語のSVやSVOCと同じく文章の順番を表すもので、返り点は「レ点」や「一二点」などの、漢文を日本語に訳すときに必要な記号のようなものです。
この2つは漢文を勉強する上で、土台となる超基礎知識 です!
これから紹介する句形や問題演習に取り組む際に重要になってくるので、理解が曖昧だという人は、早めに覚えてしまった方がいいと思います!
②漢文の基礎知識!句法と漢字を覚えよう
文型と返り点を押さえたら、つぎは句法の勉強に取りかかりましょう!
句法というのは英語でいうところの文法のようなもので、日本語に訳し、文章の流れを理解するための知識です。
文章読解の肝であり、句法の問題が出題されることも多々あるので漢文の勉強はこの句法の暗記が正念場 です。
主な句法としては
- 再読文字
- 否定形
- 使役系
- 受身形
- 疑問形
- 反語形
などが挙げられますが、英文法や数学の公式と比較しても数はあまり多くありません。
句法を覚えるには、英語ではすでに有名ですが音読が効果的 だと思います!
書き下し文(漢文の原文を漢字仮名交じりで書き改めたもの)や日本語訳を見ながら声に出して
「この漢字を使うときはこの句法なのか!」「この句法ではこんな訳し方をするのか!」
という気づきを意識しながら勉強していくと良い と思います!
またそれと並行して漢字の勉強もしていきましょう!
「漢字なら勉強しなくてもできるでしょ」って思うかもしれませんが、漢文では、漢文でしか使われなかったり、日本語とは意味の異なる漢字 が出てきます。
例えば私たちは普段「悪」という漢字を単に「悪い」という意味で理解していますが、漢文ではそれ以外にも「どうして~か」という「疑問」のニュアンスで使われることがあります。
また「諱」なんて漢字は普段目にしないと思いますが、漢文ではしばしば登場します。
これらのことを知っているのと知らないのとでは読解に大きな差が生まれてくる ので句法を音読するときに一緒に覚えたり、参考書に載っている漢字を覚えていきましょう。
「高校生にもなって漢字を覚えるなんて…」と思うかもしれませんが句法と同様数はそんなに多くはありません。
100個ほど覚えれば、あとは日本語の漢字の知識でも対応できると思います!
③アウトプット!問題演習を積もう
ここまでで、漢文の問題を解くのに必要な知識はカバーできていると思います。適宜復習を行いながら、ここからは実際に漢文の問題を解いていきましょう!
センター試験の過去問が量もたくさんあっておすすめですが、自分に合ったものなら何でも良いと思います。
ここで大切なのは、問題を解いた後、その文章を何回も読む という事です!
実際の試験で文章をスラスラ読んで確実に得点していくには、たくさんの文章を何回も繰り返し読んでいくことが一番の近道 です!
たくさんの文章を読むことで、漢文の世界での常識や独特なストーリー展開にも慣れることが出来ます。句法と同じ様に、音読を重ねて読解力をつけていきましょう。
また、漢文では普通の文章のほかに「漢詩」が出題されることがあります。
漢詩はその名の通り漢文の詩なのですが「五言・七言」「律詩・絶句」「押印・対句」などの漢詩独自のルール があります!漢詩が出てきても慌てないようにしっかりと対策はしておきたいですね!
④これまでの総仕上げ!過去問を解いて入試に備えよう
ここまで勉強を重ねれば、あとは実際の過去問を解いて得点できるようになるだけです!
早稲田の国語は学部ごとに問題の出題形式が異なります 。そしてそれは漢文も同じ。
句法や漢字などの基礎知識を重視する学部もあれば、法学部や文学部の様に読解力を求めてくる学部、そして社会科学部の様に古文の中で漢文の知識を問うてくる(古漢融合問題といいます)学部もあります。
問題演習を重ねていてもやはり初見では苦戦する と思うので、過去問を解いて自分の志望学部の形式に慣れておきましょう!
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まとめ
ここまで、早稲田に逆転合格するために必要な漢文の勉強法について書いてきましたがいかがだったでしょうか?
繰り返しになりますが漢文はとても大切ですが絶対的な勉強量は、他の科目に比べて決して多いものではありません。
だからこそしっかり勉強して、安定して高得点を取ってほしいと思います!
そしてそのための勉強は、いろいろなやり方があって、ここで紹介したのはそのうちの1つでしかありません。勉強を続けることで自分自身の勉強法を見つけ出してほしいと思います。
この記事がその助けになれたら幸いです!