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今回は、早稲田に逆転合格するための古文勉強法についてお話しします。
突然ですが、みなさんは古文といわれると、どんな印象を持ちますか?
古文って、正直よくわからない科目だとは思いませんか!?
ぼくは高校生のころに、古文の印象を聞かれたら「意味不明な科目」だと答えていました(笑)
いまの日本と常識も違うし、言葉の意味も違うし、古文に関しては本当に苦手で、文章を読んでもさっぱり内容がわかりませんでした。
模試の古文で0点をとったこともあります…(笑)それくらい、古文が苦手で仕方ありませんでした。
ただ、古文の学習を進めていくうちに古文がだんだんと読めるようになってきて、「古文っておもしろい!」と思えるようになりました。
そして、最終的には早稲田大学にも合格することができました。
ですので今回は、高校時代のぼくのような古文が苦手な受験生が、早稲田大学に逆転合格するための効率的な勉強法 を話します。
当記事を読んで、早稲田に逆転するための古文学習の参考にしていただければ嬉しいです。
ただ、今回紹介する勉強法を完全に鵜呑みにしないでください。 受験生が100人いたら、100人にそれぞれあった勉強法があります。
当記事を参考にしながら、自分の逆転合格に必要なことを洗い出し、早稲田に逆転合格できるような勉強計画を組み立てていきましょう!
目次
古文の点数が合格を左右する、しっかりと勉強して高得点をめざそう!

まず、古文が受験の結果にどう影響するかについて、説明していこうと思います。
実は、古文という科目は配点がそこまで高くありません。
ですので、「古文の配点低いし、そんなに勉強しなくても大丈夫でしょ」と思われがちです。
しかし、古文の点数は合格に大きく影響してきます。
特に、早稲田に合格するレベルになってくると、古文の点数で合格できるか否かが大きく変わってきます。
その理由について、説明します。
国語は現代文・古文・漢文の3つがあります。
この中で、現代文がもっとも配点が高いです。ですので、現代文の勉強に時間を使ったほうが効率的だと思えるかもしれません。
しかし、古文は現代文よりも、点数が伸びやすい科目です。
しっかりと単語と文法と古文常識を学習し、読解演習をこなしていければ、きちんと点数が伸びます。
時間をかけて勉強して行けば、成績が伸びると言えます。
それにくらべ、現代文は勉強時間と点数が比例しにくいです。
現代文は正しい読解方法と解答方法を身につければ成績をあげることができますが、その力を身につけるためには、結構な時間がかかります。
逆転合格するためには、少しでも効率よく勉強を進めていかなければなりません。
そうなってくると、比較的簡単に成績を伸ばすことのできる古文を徹底的に学習し、配点が低いとはいえど、その点数をしっかりと確保するということが得策と言えるでしょう。

古文は日本語とは違う!外国語を学ぶように勉強しよう

次に、古文を学習するうえでの前提についてお話しします。
最初に結論を言ってしまうと、古文=外国語だという意識で勉強をしなければなりません。
なぜなら、古文というのは、1000年以上も前の言葉・常識で作られてるからです。
1000年も経てば、言葉も変わります。みなさんも、1年前までは「卍(まんじ)」なんて言っていなかったですよね(笑)
古文と今の日本の違いは、常識という観点からも考えなければなりません。常識という点についても、今のようにコンビニもマックもなく、暇だからといってYouTubeを見れるわけでもない。
そんな言葉・常識で書かれている文章が古文なのです。今の言葉や常識で文章が読めると思う方がおかしいですよね。
ただ、今の日本語や常識に通じるところがあるのが、余計に厄介です。
普通の外国語であったら、1から言葉や常識をおぼえていくので勘違いが起こりにくいのですが、古文の場合は今の日本語に似ている言葉や常識があるので、言葉の意味や文章の背景にある常識を勘違いしやすい科目になっています。
たとえば、古文単語の「あたらし」。
今の日本語と同じ意味でとってしまうと、「新しい」という意味だと勘違いしてしまいそうですが、古文単語「あたらし」の意味は、「惜しい、もったいない」です。
このように、古文だって日本語だという認識で勉強してしまうと、どうしても文章の読み違えなどで点数を落としてしまうことになってしまうので、「古文=外国語なんだ」という認識のもとで、学習を進めていきましょう。

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早稲田に逆転合格するための古文勉強法

ここからは、早稲田に逆転合格するための古文の勉強法について、具体的に説明していきます。
ただ、ここに紹介されている勉強法はあくまで一例でしかありません。
古文の勉強法がまったくわからないといううち、当記事の勉強法にしたがって勉強を進めていってもよいですが、途中で「自分にはこっちの方法があっているな」という勉強法を見つけたら、そちらの勉強方法に変えても全然かまいません!
100人いれば、100人それぞれに合った勉強法がありますから。
ですので、こちらにご紹介する勉強方法は、自分の勉強に役立てるための参考程度に思っておいてください!
【STEP 1】古文常識を学んで、古文が描かれる世界を知ろう
まずは、古文常識を学びましょう。
単語よりも、文法よりも先に、古文常識を学ぶことをおすすめします。
なぜなら、古文常識を学ぶことで、古文が描かれている世界がわかり、「こんな世界があるのか!」という発見があって、最初から単語などの勉強をするよりも、面白いからです。
いきなり単語や文法の学習を進めていくと、古文を読んで問題に答えるという実感もわかないですし、文章の意味が取れたとしても、その世界の常識を知らないと、文章を深く理解することはできません。
ですので、古文常識を学びましょう。
ただ、古文常識は勉強という意識で取り組むというよりは、古文の世界をじっくりと味わうという意識で取り組んだほうがよいです。
古文常識を「これはおぼえなければいけないんだ」という感覚で勉強してしまうと、古文の世界の面白さに気づくことができず、古文嫌いな人は、なおいっそう古文が嫌いになってしまうでしょう。
ですので、古文の世界の面白さがわかるまで、じっくりと時間をかけて、古文常識に触れていきましょう。
センセイプレイスがおすすめしている古文常識の参考書は、「マドンナ古文常識217 パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ)」というものです。
この参考書は、古文のカリスマ講師である荻野文子先生が執筆されている参考書です。
ちょっとした下ネタなども織り交ぜつつ、古文の世界を面白く紹介している参考書なので、楽しみながら学習を進めていけます。
読み物として、時間をかけて読んでいきましょう。
しかし、いきなり参考書は厳しいという受験生は、マンガを読んで古文の世界を知るというのもおすすめしています。
古文というのは、昔の世界で起こった恋愛ドラマのようなものなので、マンガでも十分に古文の世界を知ることができます。
「え、マンガ?」と思うかもしれませんが、だまされたと思って一度読んでみてください!
古文が描かれている背景がわかって、古文学習に興味がわいてきますよ!
【STEP 2】古文単語を学んで、単語一つ一つの意味が取れるようになろう
まず最初に、古文単語を学習しましょう。
古文単語をおぼえる前に、すこしうれしいことがあって、それは、古文単語は英単語とは違い、圧倒的におぼえる単語の数が少ないということです。
しかも、日本語のもとになっている単語もあるので、英単語よりもおぼえやすいという点もあります。
古文単語はおぼえるべき単語の数が少なく、また古文単語帳に収録されている単語の数も少ないので、短期間で1周終わらせてしまうのがおすすめです。
ただ、1周と言っても1周しただけでおぼえろとは言いません。そんなことは誰にもできませんから(笑)
この単語の意味はこれだ!と完ぺきに言えるレベルなんて目指さず、単語のイメージをつかむ程度で1周してしまいましょう。
短期間で1周したあとは、ひたすらくりかえすのみです。
1周や2周でおぼえようなんて考えずに、おぼえることができるまで何度も何度もやりこみましょう。
完ぺきに覚えたと思った後でも、復習することが大切です。
おぼえたと思った後でも、定期的に復習をすることで、おぼえ忘れや抜けがないように気をつけましょう。
【STEP 3】古典文法を学んで、一文一文の意味を取れるようになろう
つぎに、古文の文法を学習しましょう。
古文の文法で主に学習しなければならないのは、
- 活用
- 助動詞の意味・活用
- 識別
が主になってきます。
古文文法を学習するさいに、学習することが明確になっていたほうが学習がスムーズに進むので、おぼえておきましょう。
まずは、古文の活用について。
動詞に関してはもちろん、助動詞や形容詞などに関しても、活用をおぼえることは必ず必要になってきます。
日本語でも、たとえば「動く」であったら、「動か(ず)」のように、動詞のうしろが場合に応じて変化していきます。これを活用といいます。
古文でも活用は同様にあって、
- この動詞は何活用か
- 傍線部の助動詞の活用形を答えなさい
などの形で、活用が聞かれることが多いので、しっかりと学習しましょう。
学習方法については、音読することをおすすめしています。
活用が、ぱっと思い浮かぶことはまずないので、音読しながら音でおぼえましょう。
そうすると、試験で悩んでも、「る…るれ」と呪文のように活用を思い出すことができます。
口からすっと出るまで、また音で思い出せるようになるまで、ひたすら音読して覚えてしまいましょう。
つぎに、助動詞の学習方法について。古文といえば助動詞といえるくらいに、助動詞は大事です。その覚悟をもって、学習しましょう。
助動詞は、
- 意味
- 活用
- 接続
を学習しなければなりません。
意味の学習については、ごろ合わせなどを活用するといいです。
例えば、「む・むず」にはたくさん意味があって、一筋縄にはおぼえられません。
「推量」「意志」「仮定」「勧誘」「婉曲」「適当」と6個も意味があります。
これに関しては、「スイカカエテ」という語呂合わせでおぼえられます。
このように、助動詞の意味については、語呂合わせなどを活用して暗記しましょう。
助動詞の活用については、さきに説明した「活用の学習方法」を参考にして、ひたすら音読することがおすすめします。
さいごに、助動詞の接続について。
助動詞の接続に関しては、歌にあわせて勉強することをおすすめします。
ぼくは学生時代、「もしもしかめよ」のリズムにのせた替え歌で、助動詞の接続をおぼえていました。
そのようにしておぼえたことで、試験を受けている途中でも、自信をもって助動詞の接続を解答することができました。
【STEP 4】古文読解を通じて、古文が読めるように訓練しよう
次のステップでは、今まで学習してきた単語や文法の知識を総動員して、古文の読解問題を数多くこなしましょう。古文の読解は、数をこなして文章に慣れることで成績が一気に上がるということもあるので、単語と文法の学習がおわったら、すぐにでも取り組みたい学習です。
古文というのは、英語などと違ってものすごく長い長文を短時間で読んで問題を解くというわけではなく、ある程度の時間をかけてしっかり読んで、しっかりと問題に取り組むことができる科目なので、まずは1文1文をしっかり読むことからはじめましょう。
1文1文の意味がしっかりとれ、現代語がある程度わかるようになると、古文の問題の選択肢は簡単に間違いを落とせるようになりますし、記述問題にも十分に対応することができるようになります。
ですので、まずは1文1文の意味を正確にとれるような文章読解を進めていきましょう。
とはいえ、実際に現代語訳と照らし合わせて文章を読まないことには、自分がどこでつまづいたかがみえなくなってしまうので、問題を解いたあとは現代語訳を必ず見るようにしましょう。
また、あまりにもわけがわからないというときには、先に現代語訳を見てしまい、それに合わせて今まで学んだ単語と文法を参照しつつ、古文の力をつけていきましょう。
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ここに書いてある勉強ルートはあくまで一例!君だけにあった学習方法を組み立てよう
今回は、早稲田に逆転合格するための勉強法についてお話ししました。
しかし、ここに紹介した勉強法はあくまで一例でしかありません。 最初のうちは、型にはまって愚直に学習することをおすすめしますが、勉強していくうちに「こうしたほうが効率がいいな」などと感じたら、全然そちらの勉強方法に変えていただいていいと思います。
1人1人にあった、それぞれの勉強法が存在するので、今回紹介した勉強方法にしたがわないから落ちるということもありません。
当記事を参考にして、少しでも早稲田の合格に近づくような古文学習を進めていただければうれしいです!