

今回は、早大生からみた早稲田と慶應の比較紹介記事です。
受験ってしんどいです。なんのためにやっているのか、何度も分からなくなるんですよね。
たとえば僕は、合格後のイメージが具体的に湧かないとモチベーションを維持するのが難しくて、受験生の頃はネットで早稲田のキャンパスライフなどを検索しまくってました。
けれどみなさん。
実際のリアルな早稲田大学や早大生について、どのくらい知っていますか?
また、早慶のどちらかで迷っている人は
実際の早稲田と慶應の違いについて、どのくらい知っていますか?
実際、マジでどうなのか。
今回のこの記事は早稲田志望の人に向けて書いているので言いますが、ぶっちゃけ、「あれ、慶應の方が良いかも…」とか思ってしまうぞ!!!
というわけで今回は、現役早大生の僕が、友人や複数の慶應生の情報ももちろん参考にしながら、早慶のいろんなことを比較していきたいと思います!
項目は「サークル」や「就活」など、全部で9項目です!
目次
↓↓↓↓↓
センプレ説明会実施中

世間のイメージと実際のギャップ

世間のイメージと実際のギャップって往々にして違うことが多いんですよね。
たとえば、早稲田は「どっか変な人が多い」「バンカラ」「庶民感」。慶應は「お金持ちが多い」「プライド高そう」「モテそう」とかですよね。それに二つとも「頭いいから難しいことばっか話してるんでしょ」みたいな。
まずは、そういう世間のイメージと実際とのギャップを比較していきましょう。
これで、早稲田のイメージが深まってきたら良し。
「むしろ慶應の方が魅力的だ!」と思う人は、もちろんそっちを全力で目指してください!
早稲田の場合
「めちゃくちゃ頭いい人がたくさんいるんだろうなぁ」
僕が受かってから入学するまでの間はそう思っていて、「話通じるかなぁ」って正直不安でした。
けれど、入ってみるとそんなことはなかったです。気さくだし、話しやすい人がたくさんいます。
話しててやたらと難しい言葉を使う人とかは、全然いません。世間で言われているような「早稲田生=高学歴だけどバンカラで変人」ってイメージは、思ったほど当てはまらないかなって感じです。
それに、早稲田は慶應と比べて「庶民的」というイメージですが、これは半分正解で、半分は違うって感じですね。めちゃくちゃオシャレな人はたくさんいます。けど一方で、くしゃくしゃのTシャツの人とか、女子でもスウェットとかジャージみたいな人もいます。
とにかく差が激しいんです。一見で「この人早稲田生だ!」ってのは、外から見たら全然分からないと思います。
ただ、オンとオフの切り替えはうまいですね。なんも考えてなさそうだったり、金髪でめっちゃチャラいような奴も、授業の時は鋭い意見を言ったり、政治やニュースについての議論を交わしてたり。そこらへんの「さすが早大生だな」って感じる時も多いです。
その分、オフの時はすごい普通のこととか話してます。「今週のジャンプ読んだ?」とか「あのドラマ面白かったよな」とか。本当に高校生みたいなしょうもないことも言い合っています。
あと、実際に庶民かどうか?ですが、これは結構あってると思います。入学前は正直、「お金持ちも多いのかな」ってイメージだったけど、実際はそこまで感じないですね。
もちろんたまに、「一人暮らしだけどタワーマンション住んでます」「親の仕送りだけで暮らしてるからバイトしてない」みたいな人もいるけど、そんなのはめちゃくちゃレアケース。
僕はかなり普通の家庭ですが、居心地の悪さとかは感じたことないです。
慶應の場合
友人の主観ですが、やっぱりお金持ちはかなり多いらしいです。
また、大企業の社長やスポーツ選手の子供も結構多く、内部だとその傾向が強いみたい。そのせいか、ちょっとお高い感じがするらしいです。
慶應のお高いイメージがあるのは中学・高校からの内部生で、外部から入る人は割と普通、みたいな。
もちろんこれはあくまで主観ですし、全体で見ればそんなことはないかもしれません。
でも、早稲田の方が個性に寛容な感じはやっぱりします。そこが大切かどうかですね。
また、ついでに、慶應生に早稲田生のイメージもきいてみました。それはというと、
「ダサい」「高田馬場が汚い」「無秩序」
などのマイナスなイメージから、
「スポーツが強い」「いろんな人がいる」
などのプラスのイメージまで様々でした。
正直、全部あってると思います。後でも書くけれど、早大生はそんなにおしゃれじゃないし、高田馬場(早大生が多くいる地名)は臭いし汚いと思うし、スポーツはめちゃくちゃ強いし、いろんな個性の人がいるし。いいところも悪いところもありますね。
- 高2・勉強時間0、偏差値40台からの早稲田逆転合格体験記【逆転合格のリアルを知ろう!】
- スマホを封印し、成績を劇的に伸ばす方法【どうしてもスマホを手放せない…というキミへ!】
- 高1・高2からの難関大合格戦略【難関大に合格するために!】
- 受験勉強をこれから始める人が読む記事【受験勉強のはじめの一歩】
- 定期試験はできるのに、模試ができない理由【模試になると点が取れないというキミへ】
服装について

大学生になると、もちろん制服がないのでみんな私服になります(一部の体育会は早稲田でも制服着用が義務だったりする)。
また、高校とは変わって大半の人がバイトもするようになるのでお金もでき、私服で個性を出すようになるわけです。
というわけで、「早稲田生はおしゃれなのか?」という疑問にお答えしましょう!
早稲田の場合
早稲田は「庶民」や「ダサい」というイメージですが、残念(?)ながら早稲田生は、「そんなにオシャレではない」ってのが僕の率直な感想です。
もちろん、めちゃくちゃオシャレな人もいます。ただ、全体的に見ればそんなにオシャレではない。服装とかどうでもよいのか、早大生は服へのこだわりがそんなにないような気がします。
また、所属する団体のパーカー、スウェットを着ている人が多いですね。スポーツ系のサークルに所属する人はサークルのスウェットを履いてたり、早稲田祭運営スタッフなどはパーカーを着ていたり。女子もそういう人が結構います。
「着替えるのめんどくさいし、スウェットでいいや」「やばい!寝坊した!もうスウェットにパーカー羽織ってすぐでよ!」みたいな日がザラにあります。あとはサークルに行く日も楽なジャージで通学することがよくあります。
キャンパス全体がそんな感じなので、どんな服装でも特別キャンパスで浮くとかはない。なんなら、根っからの「早稲田愛!」な学生は、学ランにゲタ履いてますからね(笑)。
さすがにそれは絶滅危惧種だけど、自分の好きな格好でキャンパスライフを送れるのは早稲田の良いところだと思います。
慶應の場合
友人曰く、慶應はみんな「オシャレに見せないと!」と思って服に気を使うらしいです。
特に女子は服に気を使う傾向が強く、それに合わせて男性も気をつかう…みたいな。
もちろんファッションが好きな人もたくさんいるとは思いますが、好きでオシャレしてるというよりは”周りに合わせておしゃれしてる”人が多いのかもしれないな、と思います。
また、文系学部の3,4年生が集まる「三田キャンパス」はバリバリのビジネス街にあります。なので、スウェット・ジャージで歩くとめちゃちゃ浮くみたい。ジャージ・スウェットを着てる人は、日吉キャンパスでも体育会の生徒ぐらいらしいです。
つまり、今の僕が早稲田に行く格好(ジャージ&スウェット装備)で慶應に行くと「うわ、あの人ジャージにスウェット履いてる・・・」「慶応であれはないわ・・・」と社会的に殺されるでしょうね!
早稲田でよかった・・・。
逆に、社会的に死にたくない人は早稲田に来ましょう。許されます。
↓↓↓↓↓
受験勉強スタートキャンペーン実施中!

学生の多様性

「色んな人と出会える」というのは、大学のとても大事なメリットです。
たとえば高校では、ある程度はばらつきはあるものの、同じ県の人がほとんどですよね。特に公立だと地元近い人がほとんどだから、良くも悪くも均質化されてて世界が狭いはず。
僕は中学校が大きかったのもあって、高校に入っても同じ中学の人が多かったです。しかも、地元の公立だったので、なおさら世界が広がらなかった。
それが多様な学生がいる大学になると、世界が一気に広がります。
では、早慶ではその多様性はどう違うのか!比べてみましょう。
早稲田の場合
これは間違いなく言えますが、早稲田は私立の中でも圧倒的に多様性が高いです。
とにかくそれぞれが個性が強くて差が激しいって感じです。前にも言ったように、服装も人それぞれだし、やっていることや好きなことも人それぞれです。早稲田はとにかく、自分が今まで関わってこなかったような人がたくさんいます。
また、同じ早稲田生の中でも「この人はとびぬけて頭いいな」って思う人もいるので、とても刺激的です。3年も4年も留年しちゃうするような人もいれば、学生のうちから自分のやりたいことを見つけて起業する人もいます。
かくいう僕も現在三年生ですが、就活はせず休学します。周りに割と休学する人がいるので、休学決めた時に不安はあんまりなかったですね。早稲田は個性をとがらせることを良しとする校風なので(本当にある)、自分の好きなように大学生活を送れると思います。
そういうわけで、早稲田は多様性がとても高く、いろんな個性のある人が集まる大学って感じですね。
早大生の雰囲気について、早稲田政経の2人が語ってる動画は↓
ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal mode慶應の場合
慶應は、あくまで早稲田と比べてですが、「エリート志向!」っていう人がやっぱり多いって印象みたいですね。
OBとのつながりもそうですが、そういう未来をイメージしている人が多いんだと思います。また、慶應では、自分たちのことを「塾生」といったり、大学側がけっこう頻繁に創設者の福沢諭吉の話を出したりと、慶大生としてのまとまりがあるらしいです。
優秀な人はもちろん多く、個性が強い人ももちろんいると思いますが、「十人十色の方向でとがっていけ!」な早稲田に比べて、慶應は「社会に出ても王道でたたかって勝っていく!」という感じの印象です。
もちろん、案外慶應でもフツーの人とかめちゃくちゃとがってる人もいますし、早稲田にも慶應っぽい人はたくさんいますが、慶應に入ると、早稲田と比べてよりエリート志向な人と一緒に切磋琢磨できるんじゃないかな。
オンラインコーチ予備校・センセイプレイスが運営している受験攻略メディアです。
高3生はこちら→ 高3・偏差値40台からの早稲田逆転合格体験記
サークルについて

多様性といえば、早慶ともに高校の部活の何百倍も数があるサークルの話をしておきましょう。
大学生活の多くの時間を占めるのがサークルです。サークルは高校生活でいう部活みたいな位置づけですが、部活よりも規則はゆるく、厳しい顧問などもいないのでみんなのびのびと活動しています。
大学生の多くがサークルに所属していますが、どのサークルに所属するかで大学生活がかなり変わります(僕はバドミントンサークルに所属しているんですけど、もう一個ぐらい新しいこと初めておけばよかったなーって後悔してます)。
というわけで、そのサークルについても比較してみましょう。
早稲田の場合
早稲田はサークルがめちゃくちゃあります。マジでめちゃくちゃある。もうとにかく多い。具体的には、公認サークルだけで約600。非公認も含めれば3000ほどのサークルがあります。(”かくれんぼ同好会”とかもありますからね?めちゃくちゃ気になりませんか…?)
たとえば、11月に行われる一大イベント「早稲田祭」の運営委員会から、メジャー&マイナーなスポーツのサークル、かくれんぼのように一風変わったものまで。今までやったことあるスポーツなどをもっと極めたり楽しくやるもよし、大学に入って心機一転新しいことを始めるも、なんでもできます。新しく作っても良い。
このサークルの数や多様性は、もろに早稲田の校風が出ているなって感じです。
詳しい早稲田のサークルについてのことは、この記事が参考になると思います。
慶應の場合
サークルの数や多様性に関してはやっぱり早稲田の方が高いと思います。もちろん、慶應にもスポーツサークルは一通りそろっているし、一風変わったサークルもあります。たとえばかくれんぼサークルは、慶應にもあるらしいです。
ただ強いて言うなら、慶應のサークルはOB・OGと在学生とのつながりが強い、歴史があるサークルがあるなっていう印象が、主観だけどありますね。
たとえば、団体の起源が1874年から(140年間!)になるらしい「慶應義塾大学辯論部(弁論部)」は、福沢諭吉本人が設立した、今も続いている団体です。早稲田にも弁論部はありますが(雄弁会)、設立は1901年なので、慶應の弁論部は特別古いですね。
ただ、早稲田も慶應も100年を超えるサークルはザラにあるので、歴史にこだわりがある人以外は、古さの違いはあんまり変わらないですね。
大学生活での”ご飯”事情
高校生は多くの人がお弁当のはず。僕の高校は効率で緩かったから昼休みに外食でもOKだったけど、外出NGな人が多かったんじゃないでしょうか。
大学生になると、自分で買うか外食するかが大半です。お弁当の人はあんまりないと思います。親に手間かけさせてしまうし、授業終わりに友達とごはんにいくことが多いので。
なので、大学の周りに安いご飯やがあるかどうかは、実はすごく大切です。一食1000円かかるとしたら、一ヶ月の平日の昼ご飯だけでも食費が2万円とかざらにかかりますからね。
いかに「安く、多く、美味しく」食べれるかが大事なポイントです。学食も含め、早慶のご飯やさんを簡単に比較してみましょう!
早稲田の場合
早稲田・高田馬場界隈といえば、日本で最も栄えている学生街の一つです。
「安い・美味しい・多い」の三拍子が揃ったご飯が、本当にたくさんあります。特に早稲田・高田馬場界隈のご飯やさんをワセメシって言ったりするんですが、僕自身早稲田に通って三年目ですが、まだまだ知らないワセメシがたくさんある。
毎回のお昼休みや、授業後に何食べるかを考えるのが毎回楽しいです。
ここでは特に多くの早稲田生が愛する代表的なワセメシを3つ紹介。
武蔵野アブラ学会
メニューはたくさんあるけど、おすすめはナスと唐揚げの「ナスから」。唐揚げのしょっぱさとナスの甘みで中和されて超おいしいです。しかも値段は350円。大学生のお財布に超優しい。
しかもご飯大盛り、おかず大盛りも追加で出来るのでお腹の好き具合で量を調節できます。お金に困ったときのお昼ごはんは安定してわせ弁。
一時期わせべんにどハマりして一週間に三回以上食べてました。流石に健康に悪いからみんなは真似するなよ!!
武道家
武道家の味はとにかく中毒性がすごい。めちゃくちゃ濃いのに、なぜか全然飽きない。しかも、学会と同じくご飯が無料で食べ放題。プラス、きゅうりの漬物も食べ放題です。多くの人がラーメンが来る前に我慢できず、ご飯にこのきゅうりの漬物をのっけて黙々と食べ始めます。個人的には、特製ニンニクソースをかけてちょっとお腹に入れておくのをがおすすめ。
そしてラーメンが来たら、海苔にスープを絡ませてご飯につけてかっこむ!一杯700円で超お腹いっぱいになれて、超おいしい。早稲田に行く機会があったら是非食べてほしい。この味に慣れると、他のラーメン食べても ガンキマらなく物足りなくなります。
慶應の場合
慶應は、慶應仲通りと呼ばれるところに安くて美味しいご飯やさんはあるらしい。ただ、三田は学生街ではなくビジネス街なので、学生でも利用できるようなところエリアとしては狭いです。
とはいえ、慶應の友人に聞いてみたらおすすめのご飯やさんもいくつかあるらしいので、紹介しましょう。
武源家
ラーメンだけでなく、油そばも美味しいと噂。ラーメンは武道家と似ていて、とんこつがむちゃくちゃ溶けていて、本当にほぼピンク色。僕の中で家系ラーメンといえば武道家なのでどっちが美味しいのか気になる…!
これは三田まで乗り込む必要がありますね…!
魚がし鮨
また、昼はすし一人前が650円で食べられるらしいです。しかも回らないやつです。反則じゃん…?
大学からも徒歩2分と行きやすい立地。僕が慶應生だったら絶対通ってますね。
カリーフォルニアダイニング カイ
店内はカウンターのみですが、バーの様でまじでめちゃくちゃオシャレ。なんだよこれ・・・早稲田と大違いじゃん・・・。やっぱり慶應生は通うご飯やさんもおしゃれに決めてますなぁ・・・。
しかもカレーライスだけじゃなく、カレーうどんもあるらしいので女の子でも行きやすい(主観です)。
はい、食べに行きます。
学部間の格差について

大学に入る前に意外と受験生が気になるのが、”学部間の格差”なんですよね。
実際、大学によって「看板の学部」みたいなものもあるので、気になるところです。それに、志望学部決めにも関わって来ると思うので、比較してみましょう。
早稲田の場合
学部によるヒエラルキーのリアルについて。入学試験においては政治経済学部が最難関だから、「政経って看板学部だしオラついてんのかな」ってイメージでした。
でも実際そんなことなかったですね。
僕の周りの友人や、サークルの人は「入ってからの学部の優劣を気にする人は少ない」っていう印象。自己紹介して政経って言われたら「政経入ってるんだ。すごいな」とは思うものの、別にそれ以外は本当になんもないです。
学部によってやることは全然違うし、正直、受験の難易度で人間なんて測れません。早稲田に入ってみて、本当に実感します。それに、どこにいるかよりも何を学んでいるのかの方が圧倒的に大事。
僕は社会科学部生で、周りからは「社学(笑)」「ロト6(笑)鉛筆転がせば入れるじゃん(社学はマークシート方式なので)」とかネタにされることはありますけどね。格差っていうよりは鉄板ネタって感じです。
早稲田の学部について、詳しくはこっちにまとめてます!
慶應の場合
聞いた話ですが、どうも、商学部よりも経済学部の方が上的な風潮とかはあるみたい。というのも、経済学部に落ちた人が商学部に入ることが多いから。
でも学問分野としては別だし、僕の個人の興味ですが、商学部の方が面白そうだなって感じます。そんな人もいっぱいいます。それに、実力が受験では簡単に測れないのは慶應も変わんないと思います。
ただ、湘南藤沢キャンパスにある総合政策学部、環境情報学部はやってることも特殊なためか、三田・日吉キャンパスとはちょっと違う感じがするらしい。友人曰く「SFCは”SFCという大学”」という感覚らしい。
地理的にもかなり離れているのが関係するのかな?早稲田の所沢キャンパスみたいな感じですかね。
キャンパスの施設について
大学って、キャンパスの施設が充実しているかどうかも、実はすごく大切です。
たとえば、高校生でいうところの宿題に似たものとして、大学生にはレポートがあります。教授にもよりますが、紙の提出じゃなくて、パソコンでの提出がほとんど。必然的に大学生はパソコンで勉強することが多くなります。そうなると「大学にパソコンルームがあるか」「電源が使える自習室があるか」は結構大事になってきますよね。
あとは学食などの学内でのお昼ご飯を食べる場所や、空きコマ(授業がない時間帯のこと)の暇つぶしのためのちょっと座れる場所とかも大事。
また、どの建物にもコンビニや生協がついていると、小腹が空いたときにすぐ買いに行けます。また、コンビニはレポートのコピーなどもできるので、地味だけどかなり役立ったり。
そんな感じで、けっこう大学生活を左右するキャンパスについて比較してみましょう!
早稲田の場合
学部が多く学生数も多い早稲田には、本当にたくさんの学校設備があります。しかも、他の大学に比べてキャンパスが一つに固まっているので、その分大きな施設が成り立ちやすいんですよね。
快適なキャンパスライフを送るのに役立つ設備が整えられているのは早稲田のいいところ。
ここではそのうちのいくつかを紹介して行きます!
学生会館
戸山キャンパス(通称文キャン)に隣接している、サークル・課外活動用の施設が「学生会館」です。ダンスや武道の練習をしている姿をよく見たり、楽器の音が響いているとても賑やかな空間です。
早稲田のサークル棟は大学の中でもかなりの大きな建物で、なんと、11階と6階の高層ビルが連結する構造になっています。しかも地下もあって、めちゃくちゃ部屋数が多いです。
各部室は、イメージ的には高校の部室のもっと規模が大きくなって賑やかになってる感じです。学生会館にはサークルごとの部室があって、漫画などを読んでる人やテレビを持ち込んでスマブラなどをやってる人もいるそう。サークルの部室でゲームなんて最高ですね・・・。
僕の所属してるサークルは部室がないので羨ましい限り・・・。ただ、「部室に籠もりきりで単位落とした」なんて人もよくいます(笑)ゲームに熱中していたら「あ゛!授業終わってた!」みたいな。
けど、こういうサークル用の大きな建物があるのは、早稲田のよいところですね。
ジム
「サークルでもっと強くなりたい」とか運動不足を解消したいという体育会系学生のために、学生会館にはトレーニングジムがあります。
体育会でない限り、高校の部活ほど運動する機会って大学生にはないんですよ。今はイメージつかないかもしれないけど、「運動しなさすぎて階段ダッシュで登っただけで息切れする」なんてことになりますからね?(笑)だからジムがあるのってかなり嬉しいんですよ。
しかも、なんと早稲田のジムは年間3000円で使い放題。普通にジム契約すれば月8000円ぐらいするやつを年間3000円で使えるのは超お得。ランニングやフィットネスから本格的なトレーニング設備が整っていて、僕も週3ぐらいで通ってます。もちろん1回100円で使えるシャワーもあるので、授業がある日も安心して使えます。
これはでかいですね。
図書館
大学生って時間はあるのにお金はないんですよ。食費も服も高校よりもかかります。僕は大体食費で月1万5000円、服で月1万円ぐらい使ってますね・・・。
そうなると、自分でわざわざお金出して「本」を買おうってならない。読みたい本全部買ってたらかなりの出費になりますからね(でも好きな漫画の出費は厭わない)。
でも早稲田なら、日本の大学図書館としては最大級の規模を誇る図書館があるので、たくさんの本を読みまくれる。各学部、各キャンパスに図書館が設置されています。その蔵書数は東京大学、京都大学、日本大学に次いで第四位!(2018年時点)。その数なんと5,358,000冊です。
古典文学から最新のビジネス書、実用的な勉強書まで幅広いジャンルの本があるので、図書館をブラブラするだけでかなり楽しい。
また、早稲田には学部棟ごとに図書館があります。僕は大学2年ごろから図書館を使うようになって、学部図書館の特徴を把握できるようになりました。法学部図書館は意外と小説がたくさんあるので一番使ってますね。
ラウンジ
各学部棟にはラウンジがあります。休み時間にご飯を食べたり、空きコマに友達と話したりする広場みたいな感じですね。常に学生で賑わっていて、サークルやゼミで集まったり、試験期間には勉強する生徒がたくさんいます。クラスごとの教室がない大学生には、こういったラウンジが溜まり場になります。
他の大学のキャンパスにもいったことがありますが、早稲田は都内の大学の中ではキャンパスが広い方だからか、そういう学生が喋れるラウンジとか椅子が多い印象ですね。
W-space
早稲田キャンパスの7号館にw-spaceと呼ばれる勉強スペースがあります。電源あり、Wi-Fiありの作業にぴったりの場所。ゼミで集まって議論している学生が多くいます。
予約が必要ですがソファや畳もあるので快適に勉強できます。試験期間には勉強する生徒で溢れています。食事、飲み物持ち込み可なのでカフェに行くよりも楽だし、安上がり。早稲田大学、キャンパス設備最強説。
慶應の場合
まずそもそもなんですが、慶應はキャンパス移動があるんですよね。学部にもよりますが、文系学部の多くは1、2年で日吉キャンパス、3、4年でキャンパスに移動します。キャンパス間は電車で30分くらいはかかる距離で、まあまあ離れていますね。
キャンパス移動については人によって好き嫌いが別れるみたい。「気持ちが切り替わっていい」「日吉も三田も好き」って人もいれば、「ずっと日吉がいい」「三田行きたくない」って人も。通学路が変わるので、遠くなる人もいるし、これは本当に人によると思います。僕は日吉は近いけど三田は遠いので、慶応通うのはちょっと憂鬱ですね。
キャンパスの設備については、慶應もラウンジなども多くあり、中庭も広いので集まりやすくて便利らしい。ちなみに、慶應にはジムはないみたい。早稲田は体育会強いからこそあるんだな・・・。
他にもキャンパス設備についてちょっとだけ聞いてみたので紹介します。
↓の動画では慶應のキャンパスなどの話もちょっと出てきてますね。
ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal mode慶應生は図書館のことを”メディア”と呼んでいます(おしゃれか!)。メディアは多少うるさくてあんまり勉強に集中できないみたい。蔵書数は490万冊で、早稲田は530万冊ほどなものの、かなりの量がありますね。ただ、持ち出し禁止の本も多いみたい。もったいないなぁ・・・。
でも地下は居心地がよく、学生で賑わっているそう。
あと、地味に重要なのが図書館の検索システムです。たとえば、慶應はKOSMOS、早稲田はWINEとよばれる大学独自の検索システムを使っています。
これに関しては、早稲田の方がだいぶ検索が早いので使いやすいかな。シンプルだし。
検索自体はスマホで誰でもできるので実際にやってみてください。本当に色んな本がありますよ。
慶應義塾ITC
慶應インフォメーションテクノロジーセンターが正式名称。慶應の情報システムや情報施設を管理しているところです。
その一部がITCパソコン室。慶應生だけが使えるパソコンルームです。図書館よりも静かで、PCも使えるので勉強に集中したいひとはメディアではなく、こっちを利用するらしい。
大学生にはマジで電源あるところ大事なので、こうした施設がしっかりあるのは便利ですね。
母校愛について

早稲田や慶應というと、六大学野球の早慶戦やラグビー、サッカーなどなどことあるごとに競い合い、そこで各々が自らの母校愛を叫びまくります。
それに、細かい理由は関係なく、とにかく「早大生になりたい!」「慶大生になりたい!」という受験生も多いはず。「自分の母校にしたい!」って熱いですよね。
というわけで、実際の学生の母校愛がどうなのか、比べてみましょう!
早稲田の場合
早大生は、なんだかんだやっぱりみんな早稲田が好きって感じですね。
もちろん東大や京大に落ちて早稲田に来たって人もいますが、個性を受け入れる自由な校風のせいか、みんななんだかんだ馴染んでいきます。母校がめっちゃ嫌いって人は少ないですね。
それに早稲田は、野球やラグビー、アメフト、サッカーなど早慶戦の機会の時はたくさんの早大生が応援しに行くし、生協や学内には早稲田グッズがたくさん売っています。
かくいう僕も早稲田のスウェットとファイルを3年間愛用中。なんか早稲田ってついてるもの使いたくなっちゃんですよね…。
あと、大学以外のコミュニティで早稲田生だとわかると「お!」ってなる。例えばバイトや、就活イベントなどで同じ早稲田生だとわかると、ワセメシやサークルのことで盛り上がれますね。「学会よく行く?」とか「好きなわせべんなに?」とか「サークルどこ?」みたいな。よく話したら友達の知り合いだった、ってことも良くありますね。
また、生徒だけでなく教授も早稲田愛が強い人はいて、「試験でわからなすぎて紺碧の空を書いたら単位が来た」という都市伝説も・・・。あくまで噂ですが、そんなんでいいのか早稲田大学!
慶應の場合
慶應生も母校愛がかなりある人が多いらしいです。
やっぱり早慶戦は慶應生も楽しんでいる。あとは三田会(OB会)に行っている人もいたり、なんとなく好きだったり。慶應生も同じ様に難関入試を勝ち抜いて来た人たちばっかだし、歴史も長いから愛着がある人が多いみたいですね。
また、慶應は幼稚舎などから上がってきた学生も多いです。世間では「幼稚舎は自分らのことをエリートだと思ってる」「エラそう」とか思っている人もいますが、慶大生曰く「意外といいヤツ多い」って感想らしいです。そりゃ色んな人いますよね。
あとは、大学名を聞かれた時にドヤ顔で答えられるなどを言う人もいました。これは早稲田生も同じ(苦笑)ですが、「慶應」って、漢字がカッコいいよね!早稲田なんて稲と田んぼだから!それが良いんですけどね。
一方、母校愛について「そこに真実の愛などない」などと言う人もいました。なにかあったんでしょうか。入ってみたら思ったよりモテなかったとかか…。
就活について
最後に、なんだかんだ受験生が気になるのは”就活”ですよね。「有利なのか?不利なのか?」これを意識して大学や学部を選ぶ受験生は多いと思います。
ただ、こういうのは実際に入ってみないと分からないことだらけでした。それについては、実際のリアルな感覚をまじえながら比較したいと思います!
早稲田の場合
やっぱり早稲田だと選考を飛ばして有利に行きやすかったり、ってのは実際あると思います。僕自身も逆スカウト的タイプのサービスに登録していたんですけど、特別選考会への招待みたいなのは結構来たりします。
ただ、業界内大手とかだと、ESで落とされないぐらいですかね。面接では肩書きよりも、人となりやコミュニケーション能力の方が圧倒的に大事。「早稲田です!」って言っても周りもそうだったりして、東大一橋とかもいるので「ああ、そうですか」ってなります。そこから先は、完全に個人の実力です。最近では、大学名をサッパリ気にしないところも増えてきました。
ただ、OB・OGとのつながりはやっぱりでかいですね。早稲田には、OB・OGが集まる「○○稲門会」というのが色んな分野であります。各県にあるのはもちろん、「モスクワ稲門会」とか「ワシントン首都圏稲門会」とかの海外支部、「東京海上火災稲門会」などの企業ごとの稲門会まで。
ここに集まる人たちと話す機会は、自分から動けばけっこう作れるし、話もちゃんと聞いてくれる人が多いですね。ただ、「早大生だから」と特別ひいきされることはあんまりないです。あくまできっかけの部分だけで、そこからは実力ってのは就活と変わらないかもですね。
早大生の生の就職事情についての動画は↓
ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal mode慶應の場合
慶應といえばOBとの繋がりをイメージする人が多いはず。
慶應には、早稲田の「稲門会」のように「三田会」という、OB・OGの組織があります。「三田会があるから就活にも強い」って噂はよく聞くんじゃないでしょうか。これは早稲田生の僕自身も気になってました。
友人によると、確かに強いところもあるけど、それは総合商社など限られた業界の話という感じらしいです。というのも、縦の関係が強いのは体育会。なので、「体育会だと結構OBとの繋がりがあるけど、他は普通ぐらいなんじゃない?」と言ってました。その体育会の人が多く総合商社に行くから、多く見えているだけって感じらしい。
自分から動かないとOBとのつながりは得られないみたいです。また、業界を知る機会が多いだけでそれで内定がもらえるわけでもない。これはどこの大学でも同じですね。
就活については早慶は共通して、有利に選考を進めたり、ESで落とされにくかったり、と恩恵は得られるものの、それで全てが決まるわけではない。選考初期段階では多少有利って感じですね。自分の力を磨いておくことは絶対必要です。
受験は、あくまでも自分の力を磨くための手段です。そこで終わりでは全くないのは、受験生に絶対に伝えておきたいことです。
まとめ
早稲田大学のリアルな大学生活をまとめると
- 世間のイメージは嘘。オンオフの切り替えがうまい
- そんなにオシャレじゃないけど、好きな格好で過ごせる
- サークルがたくさん。好きなことが見つかるはず
- 安くて美味しいワセメシがたくさん
- 学部の格差はそんなに感じない。所沢は未知。
- 豊富な設備・環境
- 就活は有利なこともある
- 母校愛が強い
慶應のリアルについては
- お高い人はいるけど、全体的にはそんなに
- イメージ通り、オシャレな人が多い
- 安くて美味しいお店もあるけど、少ない
- 商と経済が若干ギスギス。SFCは別大学
- キャンパス移動は人により好みが別れる
- 就活も早稲田と同じように多少有利
という感じです。
あくまで僕と友人の主観に基づく早稲田と慶應のキャンパスライフですが、どうでしょうか?
今回でより大学生活を具体的にイメージできたのではないでしょうか?
この記事を読み終えた今ならきっと慶應よりも早稲田愛が出てきましたか…?
冗談はさておき、早稲田・慶応でのキャンパスライフをイメージして、受験勉強の励みにして欲しいと思います!
おすすめ記事
ここまで読んでも、まだ少し不安なキミへ

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
ここまで読んでくれたキミは、きっと勉強のやる気が出てきたところかもしれません。
でももしかしたら、「正直、やる気は出たけど、ちゃんと伸びるかはわからない…」と思っているのではないでしょうか。
私も受験生の頃、いろんな勉強法を調べましたが、それで簡単に成績が伸びることはなく、不安な日々を過ごしていました。
しかし、受験生時代にある秘訣に気づいてから、みるみる成績をのばすことができました。
その結果、最終的には高校中退・偏差値30台から早稲田大学政治経済学部に合格することができました。
私は中学を素行不良で退学になり、高校も中退してしまいました。
そんな私でも、偏差値30台から早稲田大学に逆転合格することができたのには、秘訣があります。
そんな秘訣を基に、多くの大学受験生を救いたいという思いから、いまオンライン予備校を経営しています。
それが、センセイプレイスというオンライン予備校です!
センセイプレイスでは、独学コーチングというサービスを提供しています。
週1回のマンツーマン指導によって、万人にむけた勉強法ではなく、キミだけの勉強法ややるべきことを一緒に考えていきます。
その結果、予備校や独学など、ほかのどんな勉強よりも早く成績を伸ばしていくことが可能になります!
センセイプレイスでは、1人ひとりに合った独学コーチングを提供した結果として、
高3春、偏差値38。“全落ち”からの早稲田に逆転合格!
偏差値43の高校から、明治大学に逆転合格!
など、数々の生徒の逆転合格を見届けてきました。
※体験談が見たい方はこちらからも見れます。
センセイプレイスで逆転合格をした先輩の体験談を見る
「予備校に通ったけれど、授業のレベルが合ってない……」
「合格したい気持ちはあるけど、勉強したくてもできない……」
こんな悩みに少しでも「わかる〜〜!」となった方は、ぜひセンセイプレイスの詳細を見てみてください!