早稲田は簡単!?|現役早大生が徹底解説

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早稲田は簡単!?現役早大生が徹底解説

荒川センセイ
こんにちは、センセイプレイスの荒川です!
「早稲田は簡単って聞いたけど、本当?」

「早稲田はなんで簡単って言われてるんだろう」

「簡単なら自分でも早稲田を目指せるのかな…?」

わたし自身、受験生の時は早稲田が第1志望でしたので、早稲田についていろんな話を聞いていました。

当然「早稲田は難しい」という人もいましたが、中には「早稲田なんか簡単だ」という人もいたので、実際のところどうなんだろう…と困惑しました。

しかもわたしは、受験勉強を始めた当初は偏差値が50弱しかなかったので、早稲田が簡単だ、なんていう人の気が知れませんでした。

そんなふうに言える人じゃないと合格できないのかな…と不安にもなりました。

なので、皆さんが疑問に思う気持ちはすごくわかります!

今回の記事ではそんな皆さんの疑問に、現役早大生のわたしが

  • 早稲田が簡単ではない理由
  • 早稲田が簡単だと言われる理由
  • どうやったら「簡単に」早稲田に合格できるのか

を解説していきます!


目次


【結論】早稲田は簡単ではありません。

【結論】早稲田は簡単ではありません

この記事を読んでくれている人の中には、いろいろな人がいると思います。

「早稲田が簡単だ」と言う確証や安心材料が得たくて調べているのかもしれません。

「なんで早稲田は簡単だと言われているんだろう」と理由が気になって調べている人もいると思います。

そんなキミに伝えたいのが、早稲田に合格するのは全くもって簡単ではない 、ということです。

しかし簡単ではないものの、ちゃんと勉強さえすれば、頭が悪くても合格できるのが早稲田大学です。

ここからは、なぜ早稲田に合格するのが簡単ではないのに、勉強すれば誰でも合格できる、と言い切れるのかを解説していきます!



早稲田合格が簡単ではない理由3選

早稲田合格が簡単ではない理由3選
まずは、早稲田合格が簡単ではない理由を解説していきます!

  1. 偏差値・倍率が高い
  2. 入試問題の難易度が高い
  3. ライバルが国公立受験者

①偏差値・倍率が高い

早稲田の入試は、偏差値も倍率もめちゃくちゃ高いです。

どの学部も62~70くらい偏差値があり、慶應と並んで私大トップの偏差値です。

名門の政治経済学部はもちろん、最近は2004年開設の国際教養学部や、2009年に昼間学部になった社会科学部なども偏差値を上げてきています。

また、商学部や社会科学部などの人気学部だと、倍率が10倍越えなんてこともザラにあります。

近年では私大の定員厳格化に伴って合格者数をかなり絞っているので、倍率はこれからも上昇していくことが予測されます。

早稲田の難易度についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

【必見】早稲田の難易度って実際どのくらい?|早慶合格者が徹底解説!

②入試問題の難易度が高い

早稲田は、入試問題の難易度がとても高いです。

偏差値が高いのだから当たり前だ、と思われるかもしれませんが、早稲田の出題はトリッキーなことも多いため対策が難しいのです。

どの学部でも重要視されている英語は、英検準1級・1級の合格者や帰国生などの英語が得意な人でも苦労するレベルです。

国語は「国語の早稲田」と異名がつくほど難しく、特に現代文は、解けた気になっても勘では絶対に正解できないような、ひねられた設問ばかりです。

加えて学部によっては「現古漢融合」「古漢融合」などの早稲田独自の出題方法もあるので、対策にかなり時間がかかります。

世界史・日本史などの社会科目は、MARCHと比べると覚えることが倍以上ある、と言われるくらい細かくてマニアックな出題がなされる上に、奇問・難問も多いです。

物理・化学・生物などの理科科目は、描画問題などの早稲田独特の出題が多いため、対策に手こずる人が多いようです。

これらのことから、早稲田の入試問題はかなり難しいことがわかると思います。

早稲田の対策はこちらの記事で学部ごと・科目別に徹底解説しているので、一度読んでみてください!

【早稲田対策】2021年度入試を科目別に徹底解説!

③ライバルが国公立受験者

早稲田の受験は、ライバルに国公立受験者が数多くいます。

早稲田が第1志望の人だけではなく、国公立の受験者が、第2・3志望、場合によっては滑り止めとして受験することもあるので、ライバルのレベルがとっても高いのです。

そういう人たちは、早稲田に合わせた対策ではなく、もう一段階上の、国公立合格に向けた対策をしてくるためかなり手強いです。

早稲田が第1志望の人が苦戦する問題が、国公立受験者に取っては朝飯前、なんてことも多々あります。

また、国公立に合格しても「早稲田に受かったから」と早稲田に進学する人も一定数います。

実際わたしの知り合いには、旧七帝大学の1つ、北海道大学に合格したのに早稲田にも合格したから、と早稲田に進学した人もいます!

ですので、国公立志望者もたくさん受験する早稲田の入試は、ライバルのレベルがかなり高く、手強いです!



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早稲田が簡単と言われる理由3選

早稲田が簡単と言われる理由3選
ここまでで、なぜ早稲田合格が簡単ではないのかがわかっていただけましたか?

それにも関わらず「早稲田は簡単だ」と言われる理由を解説していきます。

  1. 3科目で受験可能だから
  2. 学部ごとに併願が可能だから
  3. 合格した人が「簡単」と言うから

①3科目で受験可能だから

早稲田は基本的にどの学部も3科目で受験が可能です。

国公立受験は多くの場合、5教科7科目で受験しなくてはいけないので、それと比較するとかなり対策が楽に見えるのが、早稲田が簡単だ、と言われる理由の1つです。

ですが科目数が少ない分、選択科目などはかなりディープなところまで出題されます。

加えて、先ほど解説したように問題の難易度がかなり高いので、早稲田の対策は一筋縄ではいきません。

ですので、早稲田の対策は科目が少ないとはいえかなり大変です。

②学部ごとに併願が可能だから

学部ごとに併願が可能で受験のチャンスが多いのも、早稲田合格が簡単だと言われる一因です。

受験日がバラバラなので、文系学部に関しては、全学部受験することも可能です。

理工学部は例外で、学部・学科で受験のチャンスは1回ずつしかないので気をつけましょう。

だから、何学部も受験すれば、どこかしらの学部には合格する可能性がある、と考える人もいるかもしれません。

また国公立大学は、前期日程・中期日程・後期日程と最大3回受験できますが、中期と後期は行わない大学も多いため、1度しか受験のチャンスがないことが多いです。

それと比べると、早稲田の文系は学部を選ばなければ最大10回受験ができるので、受験のチャンスが多いから受かりやすい、と思われるのです。

ですが、受験日が2月12日から22日まで毎日1学部ずつ試験が行われるので、スケジュール的にも全学部受けるのは現実的ではないです。

さらに、結局どの学部の対策もなあなあになってしまって、どこにも合格できなかったなんてことも起こり得ます。

ですので、たくさん受けられるといっても、数打ちゃ当たる方式はおすすめしません。

最終的な受験学部は、自分の行きたい学部か、自分と過去問の相性の良い学部に絞ることをおすすめします。

③合格した人が「簡単」と言うから

早稲田生の多くが「早稲田は簡単」と言うから、というのも早稲田が簡単だと思われてしまう理由です。

実際、早稲田生の多くが「早稲田は簡単」と言いがちです。

ですが実際のところ、その人たちは謙遜してそう言っているだけです。

皆さんも、自分の高校が「偏差値高くてすごいね!受験大変だったでしょ」とか褒められても、謙遜して「いや全然簡単だったよ!」なんて言いませんか?

それと同じで、多くの早稲田生も、本当はかなり受験が大変でも簡単だった、と言っているだけなのです。

また、自分たちが合格したから「簡単だった」と言えるというのもあります。

実際わたしも合格したときは、こんなバカでも受かるんだから早稲田って意外と簡単じゃん、と思っていました(笑)

ですが、早稲田を受験する人の中で合格する人は約15%しかいないのです。

東大の合格率が34.2%なので、それよりも低い合格率だ、ということを覚えておきましょう。

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早稲田に「簡単に」合格する方法

早稲田に「簡単に」合格する方法

ここまで読んでわかってもらえたと思いますが、早稲田は「簡単には」合格できないです。

でも結局、合格するかどうかは自分の努力次第です。

今の偏差値がいくら低くても、誰でも早稲田に合格する可能性は十分にあるのです。

受験勉強を始めた当時の偏差値が50弱しかなかったわたしでも、1年間本気を出したら合格できたので、その点は保証します!

そこで、「最低限これをやれば早稲田に合格する」という方法を2つ、ご紹介していきます!

  1. 死ぬ気で勉強する
  2. 入念な過去問研究

①死ぬ気で勉強する

死ぬ気で勉強すれば、いくら偏差値が低くても、誰でも早稲田には合格できます。

ここでポイントなのは、「誰でも受かる」ということではなく、「死ぬ気で勉強すれば」という点です。

今まで勉強してこなかった人でも、効率の良い勉強法を見つけてそれを死ぬ気で継続させることができれば、合格できるのです!

極論ですが、起きている時間はほとんど勉強する、くらいの心構えが大事です。

そうすることで、5分程度のスキマ時間も英単語帳をみたりして活用できるようになります。

そんな少しの時間だったら変わらないだろう、と思う人もいるかもしれません。

しかし、受験勉強は結局、積み重ねが大事なのです。

1日の中で少しでも時間を見つけて勉強時間を増やしていきましょう。

わたしは早稲田を目指し始めたのが高3の9月で、周りと比べると遅かったため、平日も1日10時間を目標に勉強していました。

ですが、受験勉強を始めるのが早ければ早いほど、そこまで追い込まずとも余裕を持って対策できます。

早稲田を本気でめざすなら、1日でも早く本気で勉強に取り掛かりましょう!

②入念な過去問研究

早稲田に合格するには、入念な過去問研究が欠かせません。

問題の難易度が高く、独特な出題が多い早稲田の入試を攻略するには、過去問を細かく分析するのが1番確実な方法です。

過去問を解けば解くほど傾向が掴めるし、問題形式や時間配分にも慣れるので、合格可能性が高まります。

実際わたしの知り合いで、早稲田の過去問研究ばかりしていて、他の大学には全落ちしたのに、早稲田の政経にだけは受かった、という人もいます!

また、過去問を解いて、実際の形式に慣れておけば、入試本番でもあまり緊張しなくて済みます。

わたしは第1志望だった国際教養学部の過去問を全年度分解いていったので、本番でも過去問を解いているような感じであまり緊張せずに受験できました。

このことからも、偏差値うんぬんではなく、早稲田の合格を掴むためには過去問研究がとても重要であると言えるでしょう。

過去問演習の重要性・具体的なやり方はこちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください!

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