
【受験生のキミへおすすめの記事】
これから受験勉強を始めるキミへ
ライバルに差をつけて、志望校合格を手にするには、勉強法が鍵になります。
まずは、受験勉強を始める前に知っておいて欲しいことをこちらから確認してみてください。
あと一年頑張ることを決めたキミへ
浪人は、伸びないって本当??いいえ、そんなことはありません。
浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。


「早稲田って過去問でどのくらいの点取れれば受かるの?」
「過去問どのくらいやればいいんだろう……」
こんなことを感じて、不安になっている受験生がほとんどだと思います。
実際わたしも、初めて早稲田の英語の過去問を見たときは、あまりに難しくて「こんなの一生解けるようにならない!」と思ったので、皆さんの不安はとってもわかります。
そんなわたしでも、1年間を通して「過去問演習」に力を入れたことで、無事に早稲田に合格できました!
今回は、早稲田の英語を攻略する上で欠かせない過去問演習について、徹底解説していきます!
関連記事:【2022最新版】大学受験におすすめの英語参考書リスト|偏差値80超え経験者が厳選!
目次
そもそもなんで過去問演習が必要なの?
ここで皆さんに覚えておいて欲しいことがあります。
それは、「過去問演習」と言っても、ただ志望校の過去問を解きまくるだけでは意味がない、と言うことです。
しっかり解き終わった後に、自己採点・復習まで行い、自分がどこで間違えたのか・なんで間違えてしまったのかという分析までしっかりやることで、早稲田合格に近づくことができます。
ではそもそも、なんで過去問演習が必要なのでしょうか?
理由は2つあります。
1つ目は、過去問で自分の志望する学部の出題傾向を知って、慣れておくことが合格への1番の近道だからです。
サッカー部の人が、いくら基礎練習を積んだといっても練習試合をしなければ、いつまで経っても本当の試合で活躍はできないですよね?
それと同じで、勉強も、いくら参考書や問題集で基礎を固めても、実際に出題される形式に慣れていなくては合格は難しいでしょう。
ですので、復習まで含めた過去問演習を行うことが合格への1番の近道と言えます。
2つ目の理由は、過去問の点数が、自分と志望校の距離を測る上での1番正確なバロメータになるからです。
いくら模試で良い成績をとっても、志望校の過去問で合格点を取れなければ意味がありません。
逆に、あまり模試ではいい結果が出せなくても、志望校の出題傾向に特化して勉強すれば、十分に合格の可能性があるのです!
また、1つ目の理由と同じく、いくら基礎を固めても実際の問題を解いてみなければ、自分に何が足りないのかがわからないので、そこを補って学力を上げる、ということができないのです。
ここまでで、少しでも過去問演習の重要性を感じていただけたでしょうか。
ここからは、早稲田の英語を攻略するために必要な情報をお伝えしていきます!
関連記事:【徹底解説】早稲田大学の文系学部は10個?入試科目と学部について解説するよ

早稲田の英語攻略の基礎知識を得よう
早稲田の過去問に取り組む上で、「いつから始めればいいの?」「何年分とけばいいの?」など、
疑問に思っている人は多いと思います。
特に英語はどの学部でも配点が高いので、どのくらい対策したらいいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで、早稲田の英語の過去問は、
- いつやるべきか
- 何年分解くべきなのか
- 学部ごとの、何点取れれば良いかの目安・注意点
について詳しく解説していきます!
関連記事:早稲田大学政治経済学部の実態を徹底分析!|学科の特徴や違いまで詳しく解説!
早稲田の英語の過去問はいつやればいいの?
では、早稲田の英語の過去問は、いつやり始めるのが良いのでしょうか。
その時期は、「今すぐ」です!
自分の今の実力と、ゴールまでの距離を見極めるために、一旦解いてみてください。
最初は歯が立たなくて当たり前です!
実際わたしは初めて早稲田の国際教養学部の英語の過去問を解いたときには、制限時間内に半分も解き終わることができなくて、正答率も3割程度と、散々なものでした……。
ですが、今解くのは学部ごとに1年ずつだけにしておきましょう!
実力がまだない時点で過去問をたくさん解いてしまうと時間の無駄ですし、直前期に解く過去問がなくなってしまうので、本格的に過去問演習に取り掛かるのは、
実力がある程度ついた、夏休み後にしましょう!
「過去問の取り組み方がわからない……」という人は、まずはこちらの記事を読んでみてください!
早稲田の英語の過去問は何年分やればいいの?
では、早稲田の英語の過去問は、何年分解くのが良いのでしょうか?
結論から言うと、第一志望の学部の過去問は、手に入る分は全部、なるべく多く解くようにしましょう!
わたしは第一志望だった国際教養学部の過去問は、学部ができた年の過去問から最新のものまで14年分取り組みました。
そのおかげで国教特有の超長文にも慣れ、受験本番でも過去問を解いているかのように、肩の力を抜いて取り組むことができました!
第一志望ではない他の学部も、最低でも5年分は解くようにしましょう。
この次で解説しますが、英語はほとんどの学部で配点が1番高い科目です。
なので、他の科目よりも重点的に過去問演習を行なって、実際の出題形式に慣れていきましょう。
関連記事:早稲田大学社会科学部を現役生が徹底紹介!|社会科学って一体なんなの!?
早稲田の英語の過去問は何点取れれば合格?
ここからは各学部の英語の配点・何点取れば良いのかの目安を解説していきます!
結論から言うと、大体どの学部でも英語で最低65%取れていれば、他の科目でしくじらなければ合格の可能性は十分あると言えるでしょう。
「早稲田の英語で65%なんて無理だよ……」と感じる人もいるかもしれませんが、
逆に言うと、35%分は落とせる余裕があるということです!
そう捉えると、自分でもできそうな気がしてきませんか?
そこで、ここからは各学部の英語の配点・何点取れば良いのかの目安を解説していきます!
政治経済学部
配点比率:39%
英語長文3題に加え、自由英作文の出題もあるので時間配分が合格のカギになります。
時間配分を意識して過去問演習をやっていきましょう!
法学部
配点比率:40%
法学部も自由英作文の出題があります。
また、長文がいわゆる「超長文」という、1,000words越えの問題文が出題されるので、その量を早く正確に読み切る必要があります。
国際教養学部の長文と似ているので、そちらで練習するといいと思います!
文・文化構想学部
配点比率:37.5%
文・文化構想にはどちらも「英語4技能テスト利用型」という、TEAPなどの英語試験で一定以上のスコアを提出すると、英語が免除になり、2科目で受験できる方法もあるのですが、
そちらの方が倍率も高いですし、
英語な得意な人は、英語以外の教科だけでライバルに差をつけなくてはいけないので、英語4技能テスト利用型ではなく、英語も含めた3教科で受験することをおすすめします。
教育学部
配点比率:33%
英語英文学科や複合文化学科など、受験する学科によっては英語の比重が重くなっているところもあるので気をつけましょう。
商学部
配点比率:40%
商学部の英語は、難易度はそこまで高くないのですが、制限時間内に解き切るスピードが求められます。
社会科学部
配点比率:38%
社学は全問マークシート方式なので、英作文などの対策はいりませんが、文法の正誤問題が難しいことで有名です。
人間科学部
配点比率:33%
早稲田の中では珍しく、200-300words程度の英文が8題出題されています。出題がそこまで難しいというわけではないのですが、
1題に6−8分程度しかかけられないので、意外と時間が足りなくて苦戦する人も多いです。
人科を受ける予定のある人は、たくさん過去問を解いて対策しましょう。
スポーツ科学部
英語配点:75点/183点
配点比率:41%
設問レベルは標準なのですが、だからこそ1問のミスが命取りになってきます。
基礎を固めて、ミスをしないようにしましょう。
国際教養学部
国教の英語は、試験問題の満点が80点で、そこに英検やTOEICなどの英語外部試験のスコアによって加点される点数が決まり、0点・7点・14点・20点までの加点があります。
配点比率:40%-50%
自分のスコアで何点加点されるのかは学部のホームページで確認しておきましょう。
超長文問題が2題出るうえに、日本語要約・自由英作文まで出るので時間に余裕がなく、早稲田の中でも特に難しいです。
法学部の長文に似ている出題形式なので、国教の問題を解く前に法学部の過去問で練習するのをおすすめします。
理工学部
英語配点:120点/360点
配点比率:33%
英語配点:120点/400点
配点比率:30%
創造理工(その他の学科)
英語配点:120点/360点
配点比率:33%
英語配点:120点/360点
配点比率:33%
他の学部と比べると、理工学部の英語はそこまで難しいというわけではありません。
しかし、理系ならではの単語を押さえておく必要があると言えます。
関連記事:早慶 どっち?|早稲田と慶應のリアルを10項目の魅力で徹底比較してみた

↓ ↓ ↓ ↓ ↓
オンラインで実施するので、全国どこからでもOKです!
申し込みはLINEから!
早稲田の英語攻略4ステップ
ここからは、早稲田の英語を攻略するための、過去問活用法4ステップを紹介していきます!
①自分の志望学部を決めよう
まずは自分の受験学部を決めましょう。
学部によって出題傾向は全然違います。
自分の得意・不得意もあると思うので、まずは自分が受ける学部の過去問を見て、それに合わせた対策をしていきましょう。
たとえば、わたしは英語長文や英作文は得意だったのですが、英文法の問題が苦手だったので、
国際教養学部の過去問では高得点が取れたのですが、社会科学部の正誤問題は本当に苦手で、全然できるようになりませんでした。
「早稲田の英語」と一口に言っても、学部ごとに向き・不向きがあると思います。
ですので、自分の志望学部に向けた対策をするためにも、自分の受験する学部と、その志望順を早い段階で決めておきましょう。
関連記事:早稲田の学部はどこにする?全13学部を徹底解説!気になる学部カーストについても!
②一旦過去問を解いてみよう
自分の受験する学部を決めたら、一旦過去問を解いてみましょう!
まずは、自分の実力と志望学部の距離を掴むために、1年分で良いので過去問を解いてみましょう!
先ほども書いた通り、今の時点ではできなくて当たり前です。
時間内に終わらなくても、全然答えが合わなくても、今はまだ焦らなくても大丈夫です。
まだ実力がない状態で過去問に取り組むのは不安かもしれませんが、まずはトライしてみることから始めましょう。
関連記事:【2022最新版】英語長文問題集・参考書6選!|大学受験生必見です
③配点を予想して得点を出してみる
早稲田の試験問題は、大問ごとの配点が公表されていないので、一旦自分で配点を予想して点数を出してみましょう。
例えば、文法の選択問題は1問2点、和文英訳は1問5点、とか、自分の中で基準を作ると良いと思います!
自己採点が終わったら、その自分が解いた年の合格最低点を赤本で確認しましょう。
関連記事:【2021最新版】英文法のおすすめ参考書・問題集13選|偏差値80超えが厳選
④何ができなかったのか、徹底的に復習しよう
自己採点まで終わったら、自分がどこで間違えたのか、なんで間違えたのかその原因を自己分析しましょう。
合格最低点を越していたら、どうやったらよりいい点が取れるのか、
越していなかったら、どこで点をとって挽回できるのか、まで具体的に分析するようにしましょう。
解きっぱなしは、1番無駄です!
特に、英語長文問題は、和訳しなくても意味がわかるようになるまで、何度も読み直して、読むスピードを上げる練習をしましょう!