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「英語さえできれば受かるって本当?」
「国教の英語対策って何すればいいんだろう…」
こんなことを感じている受験生は多いのではないでしょうか。
私立最難関校のひとつである早稲田大学の国際教養学部は、入試の英語の配点が他の教科の2倍あることで有名です。
とはいえ、具体的にはどんな対策をしたらいいのかわからず不安になってしまいますよね。
わたし自身、受験生の時は国際教養学部が第1志望でしたが、当時はとても不安でした。。
憧れてはいたものの、受験勉強を始めた頃は偏差値が50台前半しかなかったので、こんなわたしが合格できるわけない、とずっと思っていました。
ですが、早稲田の国際教養学部に特化した対策を1年間かけて行ったことで、無事に現役合格することができました!
そこで今回の記事では、そんなわたしの経験談をもとに、早稲田大学の国際教養学部に特化した受験対策を紹介していきます!
目次
早稲田の国際教養学部合格のための基礎知識を確認しよう
まずは受験合格には欠かせない、早稲田の国際教養学部の基礎知識を紹介していきます。
出願期間・受験日程などは、ここでは紹介しないので、早稲田大学国際教養学部のホームページで確認しておきましょう。
偏差値
私立の国際系学部の中では、トップレベルの偏差値です。
早稲田大学の中では、法学部・文学部・文化構想学部と同じくらいの偏差値です。
倍率
2019年度:5.4倍
2020年度:4.4倍
毎年安定して4-5倍の倍率になっています。
早稲田の他学部と比べると、低めの倍率です。
受験科目
早稲田の国際教養学部の受験科目は、
英語外部検定試験:提出したスコアに応じて加点(7-20点)
国語:大学入学共通テストの点数を換算 (50点)
選択科目:地歴・数学・理科(内1科目)の共通テストの点数を換算(50点)
となっています。
つまり、国際教養学部の独自試験が行われるのは英語のみ、ということになります。
英語外部検定試験の加点については、この記事の後半で解説していきます。
合格最低点
2019年度:126.4点/200点
2020年度:131.1点/200点
早稲田大学国際教養学部の合格最低点は、年々上がっていることがわかります。
ですが、今年度入試からはかなり試験方式が変わるので、昨年までの合格最低点はあまり参考にならないと思います。
あくまでも1つの目安だと考えてください。

早稲田の国際教養学部合格に必要な心構え
具体的な教科ごとの対策を紹介する前に、早稲田大学の国際教養学部に合格するための心構えをお伝えします。
国際教養学部に合格するためには高い英語力は必須ですが、英語ができるだけでは合格できません。
「国際教養学部」という名の通り、英語ができないと入れないんだろうな、というのは想像がつくと思います。
実際、英語の配点は、共通テストの国語と選択科目の配点の2倍ありますし、英語ができないと受からない、というのはその通りです。
しかし、国際教養を受験する受験生の層は、帰国子女や長期留学経験者など、英語はできて当たり前、という人たちばかりです。
つまり、ただ英語ができるだけでは周りとの得点差がつかないので、合格するためには共通テストでも高得点を取らないといけないということです。
正直、「自分は英語が得意だから国教なら余裕で受かりそう」と思っている人も中に入ると思います。
確かに、英語ができるというのは国際教養学部の受験において有利ではあります。
ですが、英語ができるというのは、国際教養学部に合格するための最低条件だと思っておいてください。
早稲田の国際教養学部に合格するには、高い英語力はもちろん、他の科目でも高得点を取らないといけない、ということを覚えておきましょう。

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早稲田国際教養学部の英語対策
先ほど言った通り、国際教養学部では国語と選択科目については学部独自の試験を行わず、大学入学共通テストのスコアを換算して合否判定に利用します。
ですので、実際に皆さんが早稲田で受験する独自科目は、英語1教科のみ、ということになります。
英語以外の学部の独自試験がないなら国際教養学部の対策は楽だ、と思う人もいるかもしれません。
しかし、英語の独自試験がよくできても共通テストでいい点数を取れなかったら合格は難しいでしょう。
共通テストも気を抜かずに対策していきましょうね!
ではここから、独自試験の英語対策について詳しく解説していきます。
国際教養学部の英語試験の注意点
まず、具体的な勉強方法の解説に入る前に、国際教養学部の英語試験においての注意点を解説します。
- 今年度入試から120分のリーディングとライティングの試験に
- 英語外部検定試験のスコアによる加点がある
今年度入試から120分のリーディングとライティングの試験に
今年度の試験から、
- 90分間のリーディングの試験
- 60分間のライティングの試験
の2科目で、合計80点の試験になります。
https://www.waseda.jp/fire/sils/assets/uploads/2019/12/21_2021_sample_reading_all.pdf
ライティング:
https://www.waseda.jp/fire/sils/assets/uploads/2019/12/21_2021_sample_writing_all.pdf
英語外部検定試験のスコアによる加点がある
国教の英語は、試験問題の満点が80点で、そこに英検やTOEICなどの英語外部試験のスコアによって加点される点数が決まり、0点・7点・14点・20点までの加点があります。
自分のスコアで何点加点されるのかは学部のホームページで確認しておきましょう。
国際教養学部の英語試験の具体的な対策方法
では、ここからは、国際教養学部の英語の試験の具体的な対策法をお伝えしていきます。
リーディングとライティングの2項目に分けて、解説していきます。
- リーディングは出題傾向が明白なので意外と対策はしやすい
- ライティングは、簡潔にまとめることを意識
リーディングは出題傾向が明白なので意外と対策はしやすい
リーディングは、90分の試験で、1,000words越えの長文が3つ出題されます。
”1,000wordsの長文が3つ”は想像以上に字数が多いので、最初は全然歯が立たないと思います。
実際わたしも最初は、国際教養学部の英語長文の過去問は全くできなくて、90分で半分も解き切ることができませんでした。
しかし、国際教養学部の英語長文は毎年必ず内容合致問題が出題されるため、対策がしやすいのが特徴です!
1,000words越えの長文の速読と精読の練習をした上で過去問演習を最低でも5年分行い、内容合致問題に慣れれば合格にグッと近づきます。
ですので、国教の英語対策の1番良い方法は過去問演習と言えるでしょう!
国際教養学部の英語長文に似た問題は、早稲田の法学部でも出題されているので、そちらの過去問も使って演習を積んでください。
英語の過去問演習の重要性については、こちらの記事で詳しく解説しています!
英語長文の勉強法がわからない、という方はこちらの記事を参考にしてください!
ライティングは、簡潔にまとめることを意識
ライティングは、60分の試験で、
- 2パラグラフ程度の英文の日本語要約
- 表などのデータの英語要約
- トピックに対しての自由英作文
の3題が出題されます。
①の日本語要約は、出題されている英語本文を正確に理解できるのは大前提で、それをいかに簡潔にまとめられるかが大事になってきます。
過去問演習だけではなく、普段から読んだ英語長文などを日本語で要約する練習をしておきましょう。
②のデータの英語要約は、いかに問題文にそったデータを見つけて、それをうまく英語でまとめられるかが重要です。
難しく感じるかもしれませんが、問題文の意図を適切に理解できさえすれば、それを簡潔な英文にまとめるだけです。
読解力と基本的な英作文を書く力があれば大丈夫でしょう。
③の自由英作文は、時事問題が出る年もあれば哲学的なことを問われる年もあります。
どんなトピックが出るにせよ、正しい単語・英文法・語法で自分の意見を簡潔に書ければ得点できます。
変に複雑なことを書こうとするのではなく、簡潔に自分の言いたいことを英語にまとめるようにしましょう。
具体的な英作文の勉強法はこちらをご覧ください!