
【受験生のキミへおすすめの記事】
これから受験勉強を始めるキミへ
ライバルに差をつけて、志望校合格を手にするには、勉強法が鍵になります。
まずは、受験勉強を始める前に知っておいて欲しいことをこちらから確認してみてください。
あと一年頑張ることを決めたキミへ
浪人は、伸びないって本当??いいえ、そんなことはありません。
浪人には浪人の勉強の方法があります。やるべきことをやれば、ちゃんと成績を伸ばして合格を手にすることができます。


「そもそも早稲田に合格するには何から始めれば良いのかな、、、?」
「自分なんかが早稲田を目指しても大丈夫なんだろうか、、、」
こんなことを感じて不安になっている受験生は多いんじゃないでしょうか。
早稲田は慶應と並んで私立最高峰の大学で、誰もが知る大学の一つです。
そのうえどの学部も偏差値は70近く、倍率は学部によって異なるものの、人気の商学部だと11倍越え。このように入学するのがとても難しい大学です。
だからこそ「早稲田ブランド」に憧れを持つ受験生は多いと思います。
実際わたしも高校生の時、早稲田に強い憧れを抱いていました。
ただ
、当時は学年で下から数えるほうが早いくらい成績が悪く「わたしなんかが早稲田を受けても良いのかな」なんてずっと思っていました。
だから皆さんの気持ちは痛いほどわかります。
そんなわたしでも、1年間の受験勉強を経て、無事に早稲田に合格できました!
そこで今回は、実際わたしや他の早稲田生が実際に使ってきた、早稲田合格に必携の参考書を、分野別に紹介・解説していきます!
目次
早稲田大学に合格するための心構え
先ほど少し触れた通り、早稲田は偏差値も倍率もとても高いため、合格するためには並大抵ではない努力が必要です。
この記事を読む前に、1つ皆さんに心に留めておいて欲しいことがあります。
それは「早稲田は死ぬ気で勉強すれば誰でも受かる」ということです。
ここでポイントなのは、「誰でも受かる」ということではなく、「死ぬ気で勉強すれば」という点です。
今まで勉強してこなかった人でも、効率の良い勉強法を見つけてそれを死ぬ気で継続させることができれば、絶対に合格できます!
一生のうちで大学受験ほどたくさん勉強する経験はありません。
長い一生のうちのたった1年間、誘惑に負けずに勉強し続けたら、最高の大学生活が保証されている、と思ったら、なんだか自分でも頑張れるような気がしてきませんか?
この記事が、みなさんの早稲田への受験勉強の参考になったら幸いです!

【早稲田合格必携】英語参考書
ほとんどの大学で配点が一番高い英語。
もちろん早稲田も例外ではありません。
いくら他の教科で高得点が取れても、英語で点を取れなければ合格はほぼ不可能です。
しかし、英語は単語・熟語・文法・英文解釈・長文と4つに分けて考え、それぞれの分野で自分にあった参考書を的確に使えば、早稲田レベルの英語にも対応できる英語力が身につきます。
ここからは、早稲田合格に必携の参考書を分野ごとに解説していきます!
英単語・熟語編
まずはすべての基礎、英単語・熟語です。
語彙はいくらあっても困ることはありません!受験本番の1分前まで新たな語彙を増やすくらいの心意気で勉強しましょう。
ターゲット1900
ターゲット1900は最も有名な単語帳の1つです。ここに載っている単語が、受験英語の基礎となるといっても過言ではありません!早稲田受験生以外の皆さんにも必携の単語帳です。
こんな人にオススメ!
- とにかくシンプルな単語帳がほしい受験生
- 英単語をひたすら暗記することに苦を感じない受験生
メリット
- 1語1義を貫いているので、テンポよく英単語を暗記できる
- 作りがとにかくシンプルなので、勉強しやすい単語帳
デメリット
- 例文のレベルが高いので、例文自体はあまり使えない
ターゲット1900はシンプルなのでとても勉強しやすいです!ただ、例文が難しいため、例文暗記にはあまり向かない単語帳です。
関連記事:【英語】英単語ターゲット1900の特徴と使い方|1語1義でサクサク暗記!
リンガメタリカ
リンガメタリカは、早稲田を目指す受験生の2冊目の単語帳としてとてもおすすめの1冊です。
単語帳の2冊目に入るということはある程度英語の勉強が進んできて、早稲田レベルの長文などにも挑戦している、ということだと思います。
リンガメタリカは、他の参考書とは比べ物にならないほどに背景知識が詳しく解説されているため、早稲田レベルの難しい長文を解く際にとても役に立ちます。
こんな人にオススメ!
- 文章を読むなかで、英単語をおぼえていきたい受験生
- 長文読解において背景知識でつまづくことが多く、背景知識の勉強をしたいと考えている受験生
メリット
- 文章自体が面白いので、たのしみながら英単語をおぼえることができる
- 背景知識を長文読解を通じて身につけることができる
デメリット
- 文章読解と英単語、それに加えて背景知識学習を同時にやるので、挫折する可能性も
背景知識がとても細かいのがこの単語帳の売りの1つですが、あまりにも詳しすぎて、途中であきらめたくなってしまうかもしれません。
ですが、早稲田合格には欠かせない1冊なので、これは絶対に完成させましょう。
関連記事:【英語】リンガメタリカのレベルと使い方|専門的な英単語を武器に!
英検準1級でる順パス単
早慶の英語のレベルは、英検準1級と同じくらいだと言われています。
皆さんの中にも、英検利用で受験するために準1級取得を目指している人も多いと思います。
この単語帳は、英検準1級の過去問の中から、頻度が高かったものの順番に羅列されているので、とても実用的です。
この1冊をコンプリートできたら、英検準1級合格はまず間違い無いでしょう。
こんな人にオススメ!
- 準1級合格を目指す受験生
- シンプルな単語帳が好きな受験生
メリット
- 頻度順に載っているので効率よく英単語をおぼえることができる
- シンプルなので勉強に集中しやすい
デメリット
- 背景知識などが一切ないので一面的な学習になってしまう可能性も
作りがシンプルなので、勉強に集中しやすいとはいえますが、2色刷りで単語が羅列されているため、途中で挫折してしまう可能性もあります。
しかし、この単語張を終わらせることでグッと早稲田合格が近づくので、耐えましょう!
解体英熟語
解体英熟語は、早稲田の受験生以外にもいちばん多くの受験生に使われている熟語帳です。
こんな人にオススメ!
- 英語の学習がある程度進んだ受験生
- 熟語力に不安を抱えている受験生
メリット
- ここまで詳しい熟語帳はないくらい、語数・解説ともに豊富
- 例文のレベルが高いので、英語力のブラッシュアップができる
デメリット
- 例文レベルが高いので、英語初学者には推奨しない
一番人気の理由の一つに解説の細かさが挙げられます。とても細かいし、「こういうイメージで覚えよう」といったような解説なのですごく記憶に残りやすいです。
関連記事:【英語】解体英熟語の特徴と使い方|熟語知識で差をつけよう!
文法編
英語を伸ばすために欠かせないのが英文法です。
とはいえ、多くの皆さんが英文法の勉強を始めるのが億劫で後回しにしてしまっているのではないでしょうか?
英文法の勉強を始めるのはすごく気乗りしませんよね。わたし自身がそのタイプだったのでその気持ちはとてもわかります。
他の学校の過去問なら英文法をちゃんと対策しないでとける人でも、早稲田レベルになると歯が立たない、なんてこともあり得ます。
ですので、英文法の勉強は早めに始めておいて、苦手意識を無くしてしまいましょう!
関連記事:【英語】英文法を短期間で終わらせる勉強法4ステップ|英語の基礎を固める!
Evergreen
Evergreenは、昔からよく使われてきたForestの進化版のようなもので、とても分厚いですがその分これさえ見れば大体なんでもわかる、という1冊です。
こんな人にオススメ!
- 講義本よりも、解説書のようなものに魅力を感じる受験生
- 英文法を完璧に使いこなせるようになりたい受験生
メリット
- 解説書系統の参考書のわりに、表現が固くない
- 分厚くてとにかく情報量が多いため、英文法で困ることがほとんどなくなる
デメリット
- 分厚さゆえに、挫折する可能性も
情報量の割に解説も堅苦しくなく、Part 1 これが基本→Part 2 理解する→Part 3 深く知る→Part 4 確認する(一部のみ)の4部構成になっていて、体系的に英文法を学習できます。
関連記事:【英語】総合英語Evergreenのレベルと使い方|鉄壁の文法力!
NextStage
NextStageは英文法の問題集としてはかなり有名な1冊なので、学校で買わされた人も多いと思います。
こんな人にオススメ!
- 英文法のインプットがある程度おわった受験生
- 解くための英文法を身につけたい受験生
メリット
- 英文法の問題が網羅的に掲載されているので、文法問題で怖いものがなくなる
- 問題量が豊富なので、演習量が確保できる
デメリット
- 解説が淡白なものが多い
英文法の問題集で最も使っている受験生が多いといっても過言ではない「Next Stage」です。左ページに文法問題、右ページに解答・解説というシンプルな構成になっています。
問題がとりあえずたくさんあるので実戦練習には向いていますが、解説が簡略的なので、先ほど紹介したEvergreenなどの参考書と一緒に使うのをおすすめします。
関連記事:【英語】『NextStage(ネクステージ)』のレベルと使い方|英文法を網羅する!
頻出英文法・語法1000
いわゆる「英頻」と呼ばれる参考書で、早慶の受験生のほとんどがこれを使っているといっても過言ではありません。
こんな人にオススメ!
- 英文法の知識がある程度かたまってきた受験生
- 文法問題で1点も落としたくない受験生
メリット
- 大学受験の英文法問題集で一番レベルが高いので、完ぺきにしたら文法はほぼいけるようになる
- 解説が豊富なので、どうしてそうなるのか?というところを理解できる
デメリット
- とにかく難易度が高い・問題量が多いので、基礎を固めてから始めなければ厳しい
レベルも高いし問題数もかなりあるので、これをコンプリートすればもう怖いものなしです。
ちなみにわたしは3-4周して解説も覚えるくらい読み込んだので、どんな文法問題が出てきても、勘ではなくロジカルに答えを出せるようになりました!
早稲田に合格したいなら、これは絶対に終わらせましょう!
関連記事:【英語】頻出英文法・語法問題1000の特徴と使い方|もう文法で点数を落とさない!
英文解釈編
英語を武器にして早稲田の受験に臨みたいのであれば英文解釈も欠かせません。
とはいえ、英文解釈の重要性がそもそもわからない、なんて人もいると思います。
そんな人はまず、こちらの記事から読んでみてください。
関連記事:【英語】おすすめの英文解釈勉強法4ステップ|英文解釈は和訳と違う?
ポレポレ英文読解プロセス50
まずは、「英文解釈といえば」という1冊、『ポレポレ英文読解プロセス50』です。
こんな人にオススメ!
- 高いレベルの英文解釈を勉強したい受験生
- 分厚い参考書よりも、薄くて凝縮された参考書が好きな受験生
メリット
- SVOCを振った英文で解説しているのではなく、それを講義的に1つ1つ文章で解説している
- 難易度の高い文章を、予備校講師らしくわかりやすく解説している
デメリット
- タイトルや薄いことからレベル感を勘違いされやすいが、相当な難易度がある
「ポレポレ英文読解プロセス50」は難関大レベルの英文を読み解くための参考書です。
この参考書の特徴は、他の英文解釈の参考書とは違い、英文にSVOCを振って解説があるというよりは、講義本チックになっている点です。代ゼミから東進に移籍した大人気講師・西きょうじ先生のわかりやすい解説が見所です。
ポレポレというやわらかいタイトルや、参考書自体が薄いことからレベル感を勘違いされやすいですが、相当な難易度があるので注意が必要です。
関連記事:【英語】ポレポレ英文読解プロセス50の特徴と使い方|難解英文を自分のものに!
英文解釈の技術シリーズ
問題集型の参考書では「英文解釈の技術シリーズ」がおすすめです!
こんな人にオススメ!
- 英単語と英文法をある程度学習したが、イマイチ点数が伸びない受験生
- 「問題と解説」形式の参考書を好む受験生
メリット
- 英文と訳と解説のみのシンプルな構成なので、勉強しやすい
- 長文読解に活きてくる英文の読み方を、100個も学ぶことができる
デメリット
- いきなり問題からはじまるので、ある程度の英語力がないときびしい
「基礎英文解釈の技術100」は、英文解釈のポイント100個を、問題演習を通じて学ぶ参考書です。講義本のような解説がたくさん書いてあるタイプのものではなく、1文がまず初めに書いてあって、それを訳して解説を読んで理解をする、問題集型の参考書になっています。
この参考書の特徴は、1文の解説がとにかく詳しいところです。1文に対して見開き1ページにわたって解説していて、 文を図解したりと、文字だけでなく視覚でも理解できるような解説がたくさん入っています。
いきなり問題から始まるので、英語初学者にはハードルが高いといえます。
演習問題から自分で復習
英文解釈を極めるには、参考書だけではなく、自分で復習することが欠かせません。
実際の早稲田の過去問などから引っ張ってきた複雑な英文を、構造から掴めるように復習しましょう!
関連記事:【英語】基礎英文解釈の技術100の特徴と使い方|早慶英文クリアへの懸け橋!
長文演習編
受験英語の対策のなかで最も時間がかかって、配点もいちばん重いのが英語長文です。
英語長文ができなかったら、いくら他で点を稼げても、まず合格できません。
英語長文が苦手…という人はこの記事を参考にしてください!
関連記事:【英語】おすすめの英語長文勉強法5ステップ|英語を英語のまま読む?
やっておきたい英語長文700
河合塾から出版されている、やっておきたいシリーズの700words版です。
シンプルで問題集自体が薄いので取り掛かりやすいと思います。
こんな人にオススメ!
- 問題をひたすら解いて慣れていきたい受験生
- シンプルな問題集が好きな受験生
メリット
- 早慶レベルの問題に取り掛かる前の1ステップとしてちょうど良い
デメリット
- 解説があまり多くない
関連記事:【英語】やっておきたい英語長文700の特徴と使い方|早慶レベルに1歩近づく!
やっておきたい英語長文1000
先ほど紹介した、やっておきたいシリーズの1000words版です!
早稲田の過去問に取り掛かる前に解いておきたい1冊です。
こんな人にオススメ!
- 問題をひたすら解いて慣れていきたい受験生
- シンプルな問題集が好きな受験生
メリット
- 早慶の過去問に取り掛かる前の1ステップとしてちょうど良い
デメリット
- 解説があまり多くない
関連記事:【英語】やっておきたい英語長文1000の特徴と使い方|早慶の超長文も怖くない!
過去問
こんな人にオススメ!
- 早稲田を受験するすべての受験生
メリット
- 実際の過去問を通して、本番で通用する学力が身につく
- 問題傾向を把握できる
デメリット
- 解説が少ない
早稲田の英語を制するためには、過去問を実際に解いて慣れることが必要です。
過去問は解いたら解いただけ自信も実力もつくと思ってください!
実際わたしは第一志望だった国際教養学部の過去問は、設立された年度のものから最新のものまですべて解きました。
問題形式に慣れることができるだけでなく、最適な時間配分も見つかると思うので、いち早く英語長文に自信をつけて、過去問演習に入りましょう。
関連記事:【2022最新版】英語長文問題集・参考書6選!|大学受験生必見です
英作文編
早稲田の多くの学部で出題される英作文ですが、多くの受験生のなかで対策が一番後回しになってしまっていると思います。
Googleで「早稲田 英作文」と調べると、予想検索のところに「早稲田 英作文 捨てる」と出てくるくらい多くの受験生が諦めがちの分野ですが、ここであきらめてしまっては今までの努力がすべて無駄になります。
諦める人が多いということは逆にいうと、ここで点を取れれば周りと大きく差をつけられるということです。
関連記事:【大学受験】英作文の極意|対策しないとお手上げ!?
改訂版・減点されない英作文
英作文を7万件以上添削してきた筆者による、タイトル通り「減点されない」ことにフォーカスした英作文を書くコツをみにつけることができる参考書です。
こんな人にオススメ!
- 志望校に英作文が出題されるすべての受験生
メリット
- 受験生が多く間違えるポイントが豊富に解説されている
- 英文和訳で頻出の表現を覚えることができる
デメリット
- 問題集ではないので、読んだだけでできるようになったと勘違いしてしまう可能性
大変わかりやすく解説されているため、読んだだけで減点されないような英作文が書けるような気になってしまうかもしれませんが、
読んだだけでは全く自分の実力にはなっていないので、実践練習を積んで本書で得たコツを自分で使いこなせるようにしましょう!
過去問
こんな人にオススメ!
- 早稲田を受験するすべての受験生
メリット
- 実際の過去問を通して、本番で通用する学力が身につく
- 問題傾向を把握できる
デメリット
- 解説が少ない
英語長文同様、過去問を解いて慣れることが重要です。
自分の志望する学部だけでなく、他学部や他大学の過去問も解いておきましょう。
何度も英作文の実践練習を積むことで、内容のスキルアップができるだけではなく、英作文にかける時間をどんどん短縮できます!
実際わたしは、青学の国際政治経済学部や、出題形式が変わる前の一橋の英作文問題も参考にしていました!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓
オンラインで実施するので、全国どこからでもOKです!
申し込みはLINEから!
【早稲田合格必携】現代文参考書
ここからは、早稲田の現代文を制するための参考書を紹介していきます。
日本の私立大学のなかで双璧をなすと言われる早稲田大学と慶應義塾大学ですが、慶應では国語ではなく小論文が課されるため、
早稲田は私大のなかで群を抜いて国語の入試問題が難しい大学です。
「だけど現代文なんてどうせセンスでしょ!」なんてたかを括っている人もいると思います。そんな人はめちゃくちゃ危険です!早稲田の現代文には歯が立たない可能性が大いにあります。まずはこの記事を読んでおいてください。
関連記事:【現代文】オススメの現代文勉強法!|現代文はセンスじゃない!
単語編
ことばはちからダ!現代文キーワード
まずおすすめなのが、河合出版から出されている『ことばはちからダ!現代文キーワード』です。
こんな人にオススメ!
- 1つのキーワードに対して詳しい解説が欲しいと考えている受験生
- キーワードの意味でつまづくことが多い受験生
メリット
- 1つのキーワードに対する、解説・例文が豊富に掲載されている
- 難易度の高いキーワードでも、例文・解説で詳しく学ぶことができる
デメリット
- 掲載キーワードの数はそこまで多くない
解説が詳しい点はおすすめできるのですが、その分掲載語数はそこまで多くないです。
他のものと併用するのが良いでしょう!
関連記事:【現代文】ことばはちからダ! 現代文キーワード:最重要キーワード20入試現代文の特徴と使い方|基礎から固める!
現代文キーワード読解
Z会が出版している『現代文キーワード読解』もおすすめです。
こんな人にオススメ!
- 現代文における最低限の語句は頭に入っている受験生
- 文章を読んでいくなかで、キーワードの意味を覚えていきたい受験生
メリット
- 文章を読みながらキーワードを頭に入れることができるので、現代文の力を総合的にあげることができる
- 文章を読みながら学習していくので、キーワードの使われ方が理解できる
デメリット
- 文章を読みながら学習していく形式なので、そこそこの力は必要
文章を読みながらキーワードが覚えられるので、総合的に国語力をあげることができますが、現代文が苦手な人が急にに手を出すと挫折してしまうかもしれません。
関連記事:【現代文】現代文キーワード読解の特徴と使い方|語彙力UP!
演習編
入試現代文へのアクセス 完成編
河合塾の人気講師が結集して監修した、有名な「入試現代文へのアクセスシリーズ」の最難関レベルです。
こんな人にオススメ!
- 現代文はそこそこ得意だが、難しい文章・問題になると点数が安定しない受験生
- 読解法をある程度勉強したので、ハイレベルな文章・問題をガシガシ取り組んでいきたい受験生
メリット
- いわゆるフィーリングで解ける問題がほぼないので、読解法をしっかり意識しないと解けない
- 各段落の解説があるように、文章自体の解説も詳しい
デメリット
- 段落同士のつながりなどの解説はない
こちらの「完成編」は、早稲田の過去問に取り掛かる前にぜひ完成させておきたい1冊です。
関連記事:【現代文】入試現代文へのアクセス完成編の特徴と使い方|早稲田の現代文を制圧する!
現代文と格闘する
こちらも河合出版の人気参考書の一つです。
語句のイメージ、文章の読み方、演習、と基礎から実践まで網羅されているのが本書の特徴です。
こんな人にオススメ!
- 現代文の確固たる力を身につけたいと考えている受験生
- 基本的な読解力・解答力は身につけたのに、点数が伸び悩んでいる受験生
メリット
- 「語句」から「演習」まで、基礎から実践まで網羅されている
- 第1部~第3部と体系立てて、現代文を学ぶことができる
デメリット
- 難易度はかなり高いので、現代文で差をつけたい人以外には、すこしオーバーワークになりかねない
関連記事:【現代文】『現代文と格闘する』のレベルと使い方|難関大レベルの力を身につけろ!
過去問
こんな人にオススメ!
- 早稲田を受験するすべての受験生
メリット
- 実際の過去問を通して、本番で通用する学力が身につく
- 問題傾向を把握できる
デメリット
- 解説が少ない
英語同様、現代文も過去問で早稲田の形式・傾向に慣れるのが一番大事です。
何学部にもわたって何年ぶんも過去問を解いたらだんだんそれぞれの共通点が見えてくると思います。
わたしもそれを国語の先生に言われたときは半信半疑でしたが、何回も解くうちに本当に共通点がわかってきたので、騙されたと思ってできるだけ多く解いてみてください!
- 高2・勉強時間0、偏差値40台からの早稲田逆転合格体験記【逆転合格のリアルを知ろう!】
- 高1・高2からの難関大合格戦略【難関大に合格するために!】
- 受験勉強をこれから始める人が読む記事【受験勉強のはじめの一歩】
- 定期試験はできるのに、模試ができない理由【模試になると点が取れないというキミへ】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【早稲田合格必携】古文参考書
古文も現代文と同様、私大屈指の難しさを誇ります。
とはいえ、学部によって古文の比重は変わってきます。
例えば、文化構想学部では「現古漢融合」なんていう複雑な問題が出されますが、国際教養学部の古文は選択問題しかなくてセンター試験レベルだ、なんて言われることもあるくらい簡単です。
ですので、まずは自分の受ける学部がどのくらいのレベルの問題を出してくるのかチェックしましょう!
そもそも古文の勉強法でつまずいている人は、まずこの記事を読んでください!
関連記事:【古文】オススメの古典文法勉強法|偏差値70超え経験者が徹底解説!
関連記事:【古文】古文読解の勉強法を徹底解説!|確実な読解力を身につけるための5ステップ
単語・文法編
さくらさく古文単語
これはあまり有名な単語帳ではないので、初めて聞いた人も多いと思います。
実際わたしは学校で配られて使っていたのですが、他で使っている人はみたことがありませんでした(笑)
ですが、覚えやすくする工夫がたくさんされているのでおすすめです!
こんな人にオススメ!
- まずは基礎的な古文単語を身につけておきたい受験生
- イラストなどで視覚的に覚えることが好きな受験生
メリット
- イラストやその単語のニュアンスが載っていて、記憶に残りやすい
- チェックテストがついていて、自分で復習テストができる
デメリット
- 基礎的な単語が380語しか掲載されていないため、早稲田レベルには足りない
使いやすいのですが、掲載単語が少ないのがすこし難点です。1冊目の単語帳としては向いていると思います!
古文単語ゴロゴプレミアム
東進ハイスクールの名物講師である板野先生が執筆している「古文単語ゴロゴ」シリーズのプレミアム版です。
普通のゴロゴと何が違うのかというと、50音順になっているため辞書がわりに使える点と、565単語すべてにイラストと例文がついているところです。
こんな人にオススメ!
- 古文がとにかく苦手な受験生
- 楽しくないと勉強する気が起こらない受験生
メリット
- 語呂を使っておぼえるので、すらすらおぼえられる
- 語呂自体がおもしろいので、飽きずに単語学習ができる
デメリット
- 単語の2つ目・3つ目の意味が覚えられない可能性
実際わたしもこれのおかげで古文単語を楽しく覚えられたのですが、語呂だけに頼っていると、単語の他の意味を覚えられない可能性があるので、そこは注意してください。
通常の『古文単語ゴロゴ』の使い方が知りたい方はこちら!
富井の古典文法をはじめからていねいに
こんな人にオススメ!
- 講義型の参考書が好きな受験生
- 古文が苦手でイチから解説がほしい受験生
メリット
- 会話調の参考書なので、まるで授業をその場で受けているような感覚で勉強できる
- 古文文法の解説が豊富なので、苦手な人でもイチから学習できる
デメリット
- 問題を解いていくなかでおぼえていきたい人には向かない
「富井の古典文法をはじめからていねいに」は会話口調で古典文法をわかりやすく説明している参考書なので、とっつきにくい古典文法もしっかり理解できます。
とはいえ、あくまでも基礎的な内容なので、これ1冊では早稲田レベルには到達できないと思います。
「まずは古典文法を基礎から固めたい」という人には向けの参考書です!
関連記事:【古文】富井の古典文法をはじめからていねいにの特徴と使い方|文法を強化せよ!
ステップアップノート30古典文法基礎ドリル
こんな人にオススメ!
- 古文文法の知識が固まってきた受験生
- 文法問題で点数をこぼしたくない受験生
メリット
- 問題数がかなり網羅されているので、文法の知識への不安がなくなる
- 問題レベルも簡単なものから難しいものまで掲載されているので、ステップアップしながら文法を学べる
デメリット
- 解説が少し薄めなので、イチから学習したい人には向かない
文法の知識がついてきて、とにかく問題を解きたい受験生におすすめの1冊です。他の参考書と比べてみても、問題の数やレベルの網羅している範囲が多い参考書です。
わたしはこれを何周もしたことで、元々40くらいしかなかった古文の偏差値を25以上あげることができました!
早稲田を受けるならこのレベルは完成させておきたい1冊です。
関連記事:【古文】ステップアップノート30古典文法基礎ドリルの特徴と使い方
古典常識編
これを読んでいる中には、古典常識にまで手が回らないよ…と後回しにしてしまっている受験生もいると思います。
そんなみなさんに質問です。古文の問題を解いていて、現代語訳や解説を読んでも全く理解できない、なんて経験はありませんか?
それはまず間違いなく、古典常識がないことが原因です!
逆に、古典常識を身につければ、古文の読解問題がスラスラ解けるようになります。
まずは古典常識を楽しく覚えるところからはじめましょう!
マドンナ古文常識
こんな人にオススメ!
- 古文がまったくわからない受験生
- 楽しくないと勉強する気が起こらない受験生
メリット
- ユーモアのある先生が執筆しているので、楽しく古文常識を学ぶことができる
- すらすら読めるのに、受験レベルの古文常識を身につけることができる
デメリット
- 1つ1つの知識がバラバラに掲載されているので、知識をつなげることに苦労する可能性も
有名な「マドンナ古文単語」の著者である荻野先生による古典常識の本です。
古典常識を楽しんで覚えるのには最適な参考書です。
関連記事:【古文】マドンナ古文常識217の特徴と使い方を伝授する|超効果的!
速読古文常識
こんな人にオススメ!
- 古文がまったくわからない受験生
- 楽しくないと勉強する気が起こらない受験生
メリット
- 1つの古文常識に対し解説がかなり豊富なので、楽しく古文常識を学ぶことができる
- すらすら読めるのに、受験レベルの古文常識を身につけることができる
デメリット
- 解説が豊富な分、完璧主義で臨むと挫折する可能性
速読英単語の古文常識版です。
解説が豊富で、このレベルを身に付けられれば、早稲田の過去問もだいぶ点が取れるようになってくるでしょう。
関連記事:【古文】速読古文常識の特徴と使い方|背景を知って差をつけよう!
源氏物語を3日で極める
先ほど紹介したゴロゴの著者である東進の板野先生による、源氏物語の解説本です。
こんな人にオススメ!
- 源氏物語がまったくわからない受験生
- 楽しくないと勉強する気が起こらない受験生
メリット
- 楽しく源氏物語を学ぶことができる
- すらすら読めるのに、受験レベルの古文常識を身につけることができる
デメリット
- 源氏物語だけに時間をかけ過ぎてしまう可能性
なんで源氏物語に特化しなきゃいけないの?なんて思ってる人もいると思いますが、源氏物語は受験で頻出であることに加え、登場人物のバックグラウンドをしっかり理解していないと解けない問題が多いです。
そのため、出題された際の設問が難化しやすく、点差がつきがちです。
読むだけで頭に入るので、一読しておきましょう!
演習編
中堅私大古文演習
こんな人にオススメ!
- 実際の入試問題をガンガン解いていきたい受験生
- ごちゃごちゃした参考書より、「問題と解説」のシンプルな構成を好む受験生
メリット
- 実際の入試問題を採用しているので、入試で何が問われるかを実感できる
- 「問題と解説」のシンプルな構成なので、取り組みやすい
デメリット
- 私立独特の絶対にわからないような問題も混じっている
「中堅私大古文演習」はその名の通り、中堅私大の入試問題が収録されている参考書です。実際の入試問題が掲載されているので、入試で問われるレベル・問題のパターンを実感できます。
この参考書は構成もシンプルで、入試問題と解説が載っているだけなので、問題を解いて解説を読むという単純な使い方で勉強できます。
関連記事:【古文】「中堅私大古文演習」の特徴と使い方|難関大の登竜門!
難関私大古文演習
こんな人にオススメ!
- 古文の勉強をある程度進めてきたが、いきなり過去問に取り組むのは不安な受験生
- 高いレベルの記号問題に苦手意識のある受験生
メリット
- 首都圏難関私大の対策に特化しているので、早稲田に受かるにはピッタリな参考書
- 「捨て問題」はきちんと明記してあるので、挫折しづらい
デメリット
- 問題レベルがぐんと上がるので、基礎が固まっていても苦戦する可能性
「首都圏『難関』私大古文演習」はMARCHや早稲田などの首都圏にある難関私大の古文が豊富に掲載されている参考書です。
中堅私大レベルの参考書を終えたけれども、いきなり過去問にとびつくのが不安な受験生は、この参考書に取り組みましょう。
過去問ほど萎縮せずに、早稲田やMARCHレベルの問題に取り組むことができるので、本番に対応できる力をじっくりとつけることができます。
関連記事:【古文】首都圏「難関」私大古文演習の特徴と使い方|私大受験特化!
世界一わかりやすい早稲田の国語合格講座
河合塾の人気講師によって書かれた、早稲田の国語に特化した参考書です。
早稲田の古文を受けるうえで知っておきたい基礎知識・学部ごとの傾向が豊富に掲載されているだけでなく、解説がめちゃくちゃ細かいのが一番の特徴です!
また他の参考書ではあまりみられない、文化構想学部で出題される「現古漢融合問題」の解説も載っているので、特に文構受験者は絶対にもっておきたい1冊です。
こんな人にオススメ!
- 過去問を解く前に1冊問題集をやっておきたい受験生
メリット
- 平安から江戸時代まで、早稲田の幅広い出題傾向に合わせた出題と解説
- 解説がとても丁寧なので、疑問点が残りづらい
デメリット
- 難しいので挫折する可能性
特に難しい問題ばかり集めてあるため、全然解けなくて心が折れてしまいそうになるかもしれませんが、解説を熟読すれば納得できるはずなので、復習もしっかりおこないましょう。
過去問
早稲田の古文は、平安時代の歌物語が扱われていたかと思えば、翌年には江戸文学が出てくる、なんていうようにトリッキーな出題も多々みられます。
自分が受験するときにどんな時代のものが出題されても対応できるように、すこしでも多くの過去問に触れておきましょう。
こんな人にオススメ!
- 早稲田を受験するすべての受験生
メリット
- 実際の過去問を通して、本番で通用する学力が身につく
- 問題傾向を把握できる
デメリット
- 解説が少ない
【早稲田合格必携】漢文参考書
ここからは漢文の参考書を紹介していきます。
漢文はどの大学でも配点の比重が軽いので軽視されがちですが、早稲田の受験では0.1点の中に何百人もいて、そのわずかな差で合否が決まる、と言われることがよくあります。
つまり、いくら配点が軽いからといって、ここで気を抜いたら命取りになります。
漢文まで手が回っていなくてなにをすればいいかわからない…という人はまずはこの記事をご覧ください!
関連記事:【2021年最新版】早稲田の漢文を極めるための参考書と勉強法を徹底解説
基礎編
漢文ゴロゴ
こんな人にオススメ!
- サイズ感がコンパクトなものが好きな受験生
- 語呂合わせでおぼえるのが好きな受験生
メリット
- 「解説→例文」の構成で、実際の文を通して学習を進めていくことができる
- 読む順番に沿って必要なものを解説してるので、読み進めていくだけで理解を深められる
- 入門書としても利用可能
デメリット
- 参考書のサイズが小さいからか、すこし1ページあたりの情報量が多い
- 情報が整理されているのが巻末のみで、前半部分は読みすすめるだけに作られている
『漢文ゴロゴ』は、古文単語帳として有名なゴロゴシリーズの漢文verです。
この参考書の特徴は、ゴロで句形をおぼえていくことができる点です。
「あれ、この句形なんだっけ…」となった際に、語呂合わせでおぼえていることで、より思い出しやすくなります。
また、構成がものすごくしっかりしていて、序文→句形説明→ゴロ→例文→練習問題というふうに、理解度に合わせて読み進めていくことができます。
漢文句形ドリルと演習 ステップアップノート10
こんな人にオススメ!
- 基礎知識をカンペキに固めたい受験生
- 漢文の文章を通して、実戦形式で句形を学んでいきたいと考えている受験生
メリット
- 一通り仕上げれば漢文の基礎を網羅的に整理できる
- 句形の基礎を学んだら、直後に句形を使った長文を通して学ぶことができる
デメリット
- シンプルofシンプルなので、飽きない工夫が必要
『漢文句形ドリルと演習 ステップアップノート10』は、河合塾から出版されている漢文の参考書です。
この参考書の特徴は、漢文句形をドリル形式で学んだあと、すぐに長文を通じて句形のアウトプットができる点です。
すぐに長文形式でアウトプットができることで、実践でどのように句形が使われているかがわかってきます。
ですので、多少レベルが上がっても、句形と長文をセットで学びたい方にはおすすめです。
関連記事:【漢文】ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習の特徴と使い方
演習編
漢文道場
こんな人にオススメ!
- 基礎のインプットを終えて、基礎を確認しながらも実践を重ねていきたい受験生
- 漢文の締めの1冊を探している受験生
メリット
- 基礎編→練成編→実戦編の3部構成になっており、着実に力をつけていくことができる
- 問題のレベルが徐々に上がっていくから解いてて楽しい
デメリット
- レイアウトが少し見づらい部分あり
『漢文道場』は、Z会が出版している参考書です。
『漢文道場』の特徴は、基礎編・練成編・実戦編の3部構成で作られていて、基礎を復習してから実戦の学習ができる点です。
つまり、実戦に移りたいけどまだ不安な人でも、もう1度基礎を復習してから実戦に移っていけるので、着実に点数をあげていくことができます。
しかし、すでに基礎に自信があって、手っ取り早く実戦に移りたい人にはおすすめできません。
ですので、基礎学習をある程度おえたものの、もう少し基礎を固めてから実戦に移っていきたい人におすすめの問題集です。
関連記事:【漢文】漢文道場の特徴と使い方|目指せ漢文マスター!
過去問
先ほど述べた通り、漢文の対策を怠ったせいで不合格、なんてことは大いにあり得ます。
ですので、漢文もしっかり過去問を解いて対策しましょう!
こんな人にオススメ!
- 早稲田を受験するすべての受験生
メリット
- 実際の過去問を通して、本番で通用する学力が身につく
- 問題傾向を把握できる
デメリット
- 解説が少ない
【早稲田合格必携】日本史参考書
ここからは、早稲田に合格するために必要な日本史の参考書を紹介していきます!
日本史も他の教科と同じく、日本屈指の難易度です。
早慶レベルとMARCHレベルの日本史では、覚える量が倍になる、なんてこともいわれるくらい、1年では覚えきれないと感じてしまうほど、早慶の日本史は覚えることがたくさんあります。
でも効率よく、自分の志望学部に向けた対策をすれば、合格は全く不可能ではありません。
高3の初めての模試で日本史の偏差値45しかなかったわたしでも独学で早稲田に合格できた、自信を持っておすすめする参考書を紹介していきます!
日本史の詳しい勉強法はこの記事を参考にしてみてください!
関連記事:【大学受験】おすすめの日本史勉強法|ゼロから短期間で成績アップも可能!?
通史編
山川・詳説日本史B
「日本史といえば山川」と言われるほど、日本史学習者の90%以上が使っているといっても過言ではない永遠のベストセラーです。
東大合格者の中には、他には一切何もせず、この教科書だけを50回読み通した、という人もいるみたいです!
これは少し極端な例ですが、日本史の全体像を掴むのには一番向いているのが、この教科書を読み通す方法だと思います。
こんな人にオススメ!
- 教科書を軸にした学習をしたい人
メリット
- 内容が非常に詳しい
デメリット
- 量が膨大
量が膨大、とはいえ受験の日本史で必要な知識がほぼすべて網羅されていると言っても過言ではないので、まずはこの教科書をベースに勉強していきましょう!
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本シリーズ
東進の人気講師・金谷先生が執筆した『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』です!
かなり基礎的な内容を扱っているので、これを完璧にしたからといって早稲田の問題に太刀打ちできるわけではないです。
こんな人にオススメ!
- 日本史があまり得意ではないため、じっくり解説されているものが欲しい受験生
- 授業形式の参考書を好む受験生
メリット
- 初学者にも優しいほど、かなり丁寧な解説がほどこされている
- 表解板書と呼ばれる実際の黒板のような形で、学習事項がまとめられている
デメリット
- 本当に基礎中の基礎のため、これだけで通史を完璧するにはきつい
日本史が苦手でも早稲田に合格したい!という人がまず読むのに向いている参考書です。
関連記事:【日本史】金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本の特徴と使い方【原始・古代史編】
関連記事:【日本史】金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本の特徴と使い方【中世・近世史編】
関連記事:【日本史】金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本の特徴と使い方【近現代史編】
石川晶康 日本史B講義の実況中継シリーズ
河合塾の人気講師・石川先生による、まるで実際の授業を受けているかのような気持ちになれる参考書です。話口調なので読みやすく、人気の参考書シリーズです!
こんな人にオススメ!
- 日本史を結構がんばったため、総仕上げ的な参考書をやりたい受験生
- 日本史が好きなため、多少難易度が高くても取り組める受験生
メリット
- 圧倒的情報量。早慶レベルでも戦える知識が身につく
- 講義本で話し口調で書かれているため、読みやすい
- CDがついていて本当の講義を受けている気になれる
デメリット
- 難易度・情報量ともにかなり高いので、日本史嫌い・苦手には厳しい
わたしの場合、通っていた高校が全く進学校ではないこともあって、10月になっても授業で通史が終わっていませんでした。
これでは間に合わない、と思ったので、授業で受けていないところだけ買って使っていましたが、これを読んだだけで、本当に授業を受けたかのように理解できました!
自分の苦手な範囲のみを購入するのもいいと思います。
関連記事:【日本史】「石川晶康 日本史B講義の実況中継(1)」の特徴と使い方|点数UP!
関連記事:【日本史】「石川晶康 日本史B講義の実況中継(2)」の特徴と使い方|歴史強化!
関連記事:【日本史】「石川晶康 日本史B講義の実況中継(3)」の特徴と使い方|偉人爆誕!
関連記事:【日本史】「石川晶康 日本史B講義の実況中継(4)」の特徴と使い方|近現代制圧!
暗記編
山川・日本史用語集
こちらも山川から出版されている用語集です。
この用語集も、全受験生におすすめです!山川の教科書と対応した内容になっているので、一緒に使うことで理解をより深められます。
同じ時代・単元のものがまとまって書いてあるので、暇な時に眺めているだけでも出来事や人物などを関連付けて頭に入れられます。
こんな人にオススメ!
- 日本史を勉強するすべての受験生
メリット
- 読むだけで理解できる、要約の圧倒的なわかりやすさ
デメリット
- 細かいところまですべて読もうとするとキリがないので注意
また、よく「早慶の日本史だと用語集レベルのものまで問われる」と言われます。
実際過去問を解いてみると分かることですが本当に、こんな単語聞いたこともない!!なんていう細かなところまで聞いてくるのが早慶の日本史です。
みんなが取れない問題で点数が取れたらかなり合格に近づくので、あきらめないで用語集レベルまで頭に入れておきましょう!
日本史一問一答【完全版】2nd edition
東進の人気講師・金谷先生による一問一答です。
先ほどから、日本史の教材は山川出版のものばかりおすすめしていますが、一問一答に関しては、山川のものは二色刷りでだいぶシンプルなのでやる気も出にくく、飽きてしまうと思います。
一方この一問一答は、カラフルでところどころ挿絵もあって、記憶に定着しやすいです!
こんな人にオススメ!
- 王道の参考書が好きな受験生
- 日本史を圧倒的な得意科目にしたい受験生
メリット
- 2015年センター試験での出題率100%を誇る圧倒的知識量
- 難易度別に星3〜星なしに分かれているので、自分の定着度合いに応じて学びやすい
デメリット
- 星なしのレベルまで行くと、マニアックすぎて膨大な時間を費やす可能性があるので注意
一問一答は色々な種類がありますが、この東進のものがいちばん詳しいうえに、中身もみやすいです!
とても細かい設問もあるので、早慶を目指す受験生にぴったりの一冊です。
持ち歩けるのでスキマ時間にすぐに取り出して、1問でも多く知識を身につけましょう!
関連記事:【日本史】日本史B一問一答(東進)の特徴と使い方|爆速暗記で9割超え!
元祖日本史の年代暗記法
日本史の重要年代を、赤シートで隠しながら語呂で覚えられる、ポケットサイズの参考書です。
持ち歩けるのでスキマ時間に眺めるだけでかなり年号を覚えることができました!
こんな人にオススメ!
- 年号を効率よくおぼえていきたい人
- ゴロで何かを覚えることが好きな人
メリット
- ゴロで年号をおぼえることができる
- ゴロだけではなく、日本史の知識が豊富に掲載されている
デメリット
- 日本史の知識も豊富に掲載されているので、ゴロだけに集中したい人には少し不向きかも
くだらないゴロばかりで楽しく覚えられるのですが、逆にそのゴロばかり頭に残ってしまって、その出来事自体のことを忘れてしまう可能性があるのでそこは注意です。
わたしは、年表がわりにも使っていました!
演習編
日本史の知識がついてきたら次は実践、演習問題を紹介していきます!
実力をつける日本史100題
早慶受験者の多くが使っている問題集です。
記述問題なども出題されているため日本史の力を総合的に上げることが可能です!
こんな人にオススメ!
- 基礎的なインプット・アウトプットを終えて、過去問前に一個問題集に取り組もうと考えている受験生
- インプットの段階でかなり丁寧にやりこんで、高いレベルの問題集でも大丈夫だという受験生
メリット
- かなりハイレベルな問題集であるため、完璧にするだけでも相当な力がつく
- 解説も豊富で、問題もテーマ史までカバーしている
デメリット
- 難易度が高いため、初学者には向かない
かなりハイレベルな問題集ですが、早慶レベルをめざすならこの問題集は完成させておきましょう。
問題数も多いですし、テーマ史までカバーされているので、これ1冊持っていれば他の問題集は買わなくていいかもしれません。
解説もめちゃくちゃ詳しいので、解いたらそのままにするのではなく、解説も熟読してください!
わたしはこの問題集を4周した頃から、過去問で合格点をとれるようになってきました。難しいですが、これを完璧にすれば合格まであと一歩です!
関連記事:【日本史】実力をつける日本史100題の特徴と使い方|早慶にビビらない!
山川・早稲田大学入試対策用日本史問題集
山川から出版されている、入試問題と重要史料が学部ごとに時代順で構成された、早稲田の入試に特化した問題集です。
学部ごとの出題傾向の解説やグラフまでついているのでとても実用的です。
こんな人にオススメ!
- 早稲田を目指していて、過去問前に一個問題集に取り組もうと考えている受験生
- インプットの段階でかなり丁寧にやりこんで、高いレベルの問題集でも大丈夫だという受験生
メリット
- 情報量が多く、実用的
- 山川出版の他の教材と関連させた解説が載っているため、より深い学習が可能
デメリット
- 難易度が高いため、初学者には向かない
自分の受ける学部の日本史の出題傾向をどこよりも詳しく知ることができるし、山川による解説なので信頼度も抜群です!
過去問
こんな人にオススメ!
- 早稲田を受験するすべての受験生
メリット
- 実際の過去問を通して、本番で通用する学力が身につく
- 問題傾向を把握できる
デメリット
- 解説が少ない
これも他教科と同じく、過去問演習を通じて、早稲田の出題になれていきましょう。
例えば商学部では記述問題が多く出題され、国際教養学部では英文史料を読み解く問題が出るなど、学部ごとの特徴や出題される時代・範囲の偏りなどが激しいです。
過去問演習に時間をたくさんかけられるようになるべく早めに日本史のインプットを終わらせておくことが望ましいです!
【早稲田合格必携】世界史参考書
ここからは、早稲田に合格するために必要な世界史の参考書を紹介していきます!
世界史も他の教科と同じく、日本屈指の難易度です。
過去問を見たときに、出題があまりにも細か過ぎて絶望するかもしれませんが、効率よく勉強すれば、いくら難解に見える早稲田の世界史でも自分の得点源にすることができます。
そもそもの世界史の勉強法を知りたい人は、こちらの記事をチェックしてください!
関連記事:【世界史】おすすめの世界史勉強法|偏差値70超え経験者が徹底解説!
通史編
山川・詳説世界史B
こんな人にオススメ!
- 教科書を軸にした学習をしたい人
メリット
- 内容が非常に詳しい
デメリット
- 量が膨大
山川出版の『詳説世界史B』は、世界史の教材のなかで一番と言ってもいいほど有名な参考書です。
学校の授業で使っているなんて人も多いかと思います。内容は詳説とあるだけに非常に詳しいです。
また、大学受験の世界史の問題はこの詳説世界史Bを基本に作られていると言われています。
そのため、必ずといっていいほど取り組んでおきたいです。
青木裕司 世界史B講義の実況中継
こんな人にオススメ!
- 受験世界史の内容を一気に整理したい受験生
- 難関私大を目指す受験生
メリット
- 講義形式でわかりやすい
- 別冊のノートもセットになっている
- 講義のCD付き
デメリット
- 全5冊、量は非常に多い、読み切るまでは時間がかかる
『ナビゲーター世界史』と並んでとても有名な参考書。著者の青木先生が実際におこなってきた講義を元に作られています。
全5冊とかなり多いですが、他の受験には必要ない難関私大向けの知識なども多く記載されています。5冊目は文化史がまとまっており、学部によっては文化史が頻出のところもあるので大きな助けになるでしょう。
講義を元にしているだけあって語りかけてくるような形で書かれている、語呂や図解なども多い、など様々な工夫がされています。
関連記事:【世界史】青木裕司 世界史B講義の実況中継(1)の特徴と使い方|通史を抑えよう!
関連記事:【世界史】青木裕司 世界史B講義の実況中継(2)の特徴と使い方|中世史もこれで大丈夫!
関連記事:【世界史】青木裕司 世界史B講義の実況中継(3)の特徴と使い方|近代史を得点源に!
関連記事:【世界史】青木裕司 世界史B講義の実況中継(4)の特徴と使い方|現代史を攻略!
これならわかる!ナビゲーター世界史B
こんな人にオススメ!
- 受験世界史の内容を一気に整理したい受験生
メリット
- 情報量がとても多く網羅されている
- 別冊のノートもセットになっている
- 図説も豊富
デメリット
- 全部で四冊、量は非常に多い
『青木裕司 世界史B講義の実況中継』と並ぶ、有名参考書です。
『ナビゲーター世界史』は全4冊で1000ページほどありますが、このシリーズをしっかりとやり込めば、もう受験世界史に怯えることはありません。
関連記事:【世界史】これならわかる!ナビゲーター世界史B 1 先史~中世ヨーロッパ史の徹底理解の特徴と使い方|通史を抑えるならこの一冊!
関連記事:【世界史】これならわかる!ナビゲーター世界史B 2 アジア史古代~18世紀の徹底理解の特徴と使い方|アジア史もこれで大丈夫!
関連記事:【世界史】これならわかる!ナビゲーター世界史B 3 近世の始まり~19世紀の徹底理解の特徴と使い方|近世・近代もわかりやすい!
関連記事:【世界史】これならわかる!ナビゲーター世界史B 4 帝国主義~現代史の徹底理解の特徴と使い方|現代史を得点源にできる一冊!
暗記編
山川・世界史用語集
こんな人にオススメ!
- 世界史で受験する人全員
メリット
- 辞書としてとても優秀
これは世界史を受験する人全員に持っておいて欲しい参考書です!
世界史で登場する用語約7000語が収録されています。一つ一つの用語にとても詳しい解説が加えられており、辞書としてとても優秀です。
早稲田レベルの参考書を進めていくと急に聞いたこともないような語句が飛び出してくることもあります。
そんな時ではすかさずこの用語集で調べてその用語を自分のものにする習慣をつけましょう。
また、教科書と同じく山川の出版なので、一緒に使うことで知識を深められます。
世界史B一問一答【完全版】2nd edition
こんな人にオススメ!
- 単純作業でガンガン覚えたい人
- すでに世界史の流れが頭に入っている人
メリット
- 用語の確認が素早くこなせる
デメリット
- 出来事の順番や流れが覚えられない
東進の「一問一答」はとてもシンプルな参考書で、素早く用語の確認がこなせます。
スキマ時間にも「この範囲の用語確認忘れてないかな」とサクッとできるのでいつも持ち歩いておくといいでしょう。
とはいえ、これだけでは流れが覚えられないので、これだけに依存した勉強は避けましょう。
関連記事:【世界史】世界史B一問一答(東進ブックス)の特徴と使い方|入門〜早慶レベルまで!
新世界史頻出年代暗記
学研から出版されている、世界史の頻出年代と事項を500以上のゴロ合せで覚えることができる参考書です!
こんな人にオススメ!
- 年号を効率よくおぼえていきたい人
- ゴロで何かを覚えることが好きな人
メリット
- ゴロで年号をおぼえることができる
- 世界史の流れを抑えることができる
デメリット
- ゴロしか記憶に残らなくて、その出来事自体と関連させて覚えられない可能性
教科書などのみでの学習では難しい、「世界史の横のつながり」も抑えられるので、ぜひもっておきたい1冊です!
演習編
実力をつける世界史100題
こんな人におすすめ!
- 早慶上智で合格点を目指す受験生
- センターで8割程度取れる受験生
メリット
- ハイレベルな問題でどこの大学にでも通用する力がつけられる
デメリット
- 難易度は高め
「難関大の世界史対策といえばこれ!」という参考書。難易度は高いですがしっかりやり込めば早稲田に通用する実力が身につきます。
ハイレベルな記述形式の問題を中心に構成された問題集ですがとてもよくできています。
例えば問題文を読むだけでも歴史の流れがわかりやすく、問題の形式で今一度流れを確認しながら問題演習ができます。
また問題をやって終わりにせず、解説文をしっかり読み込みましょう。非常に詳しい解説になっているので熟読して知識を自分のものにしていってください。
問題数も100題とボリュームがあるので演習量も十分でしょう。
これを終えたら赤本で演習を始めて大丈夫です!
関連記事:【世界史】実力をつける世界史100題の特徴と使い方|早慶の世界史でもビビらない!
各国別世界史ノート
こんな人にオススメ!
- 早慶上智で合格点を目指す受験生
- センターで8割程度取れる受験生
メリット
- ハイレベルな問題でどこの大学にでも通用する力がつけられる
デメリット
- 難易度は高め
「早慶の世界史対策といえばこれ!」という参考書。難易度は高いですがしっかりやり込めば早稲田に通用する実力が身につきます。
書き込み式の問題で構成された問題集ですがとてもよくできています。例えば問題文を読むだけでも歴史の流れがわかりやすく、問題の形式で今一度流れを確認しながら問題演習ができます。
また問題をやって終わりにせず、何度も復習をし知識を自分のものにしましょう!
これを終えたら赤本で演習を始めて大丈夫でしょう。
関連記事:【世界史】各国別世界史ノートの特徴と使い方|タテから世界史を読む!
詳説世界史論述問題集
こんな人にオススメ!
- 論述が出題される学部を受験する人
メリット
- ハイレベルな論述に対する能力が身につく
デメリット
- めちゃくちゃハイレベルで量も多い
世界史論述のバイブルで、超ハイレベルな論述問題が多数収録されている問題集です。
問題によっては一点も取れないようなものもあります。ですが、ものにしてしまえば論述は怖いものなしになります。
そして論述は「流れ」や「理解」をしていなければ解けないものなので、論述の練習は今までの知識の総復習になります。一度問いてダメでも時間を置いて何度も何度も解き直しましょう。
注意点ですが、やはり論述は第三者の採点があった方がいいです。できることなら先生などに頼んで添削してもらいましょう。
関連記事:【世界史】詳説世界史論述問題集の特徴と使い方|鉄壁の論述力!
過去問
こんな人にオススメ!
- 早稲田を受験するすべての受験生
メリット
- 実際の過去問を通して、本番で通用する学力が身につく
- 問題傾向を把握できる
デメリット
- 解説が少ない
これも他教科と同じく、過去問演習を通じて、早稲田の出題になれていきましょう。
トリッキーな設問ばかりで最初は戸惑うと思いますが、それも問題数をこなしていけば次第に慣れるはずです!