【2022最新版】レベル別おすすめの世界史問題集9選|早慶W合格者が厳選!

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【2022最新版】レベル別おすすめの世界史問題集9選|早慶W合格者が厳選!
さとしセンセイ
こんにちは、センセイプレイスのさとしです!
「世界史の問題集はどれを使えばよいのだろう?」

「世界史の問題集の選び方がわからない」

「論述対策も合わせて勉強したい」

このような悩みを抱えている受験生もいるのではないでしょうか。

世界史で得点するためには、流れをつかみ、アウトプットをするなかで、学んだ内容を定着させていく必要があります。

しかし、アウトプットするための世界史問題集は、たくさんあり何を使えばよいかわからないですよね。

問題集を選ぶ時間に勉強する時間を奪われていてはもったいないです。

そこで、今回は早慶W合格を経験したぼくが、レベル別におすすめの世界史問題集を9つご紹介します!

関連記事:【2021最新版】共通テスト世界史対策おすすめ参考書・問題集11選!


目次


世界史の問題集に取り組む目的を考えよう!

世界史の問題集に取り組む目的を考えよう!

やみくもにたくさんの参考書を調べる前に自分に必要な参考書の条件を考えてみましょう。

3つの参考書選びのコツを解説していきます!

  1. 自分のレベルに合っているか
  2. 自分の志望校対策に必要か
  3. 参考書をやりきる時間があるか

関連記事:早稲田に逆転合格するための世界史参考書リスト|偏差値40からでも大丈夫!

自分のレベルに合っているか

まず、自分のレベルに合っているかどうかは大切です!

すでに授業でほとんどの内容を習っているなら、初学者向けの参考書は易しすぎます。

一方で、難関大志望だからといって、まだ勉強を始めたてなのに難しい参考書を選んでしまうと、求められる内容がマニアックなところにまで及ぶことが多いため、非効率的な勉強になってしまいます。

このように、どれだけ質のよい参考書でも自分のレベルに合った参考書でないと効果が期待できません!

何をすればよいかわからずにとりあえず評判のよい参考書を選ぶのは避けましょう。

自分の志望校対策に必要か

次に、自分の志望校対策に必要な参考書かどうかを考えましょう!

まずは共通テストで点を取れるようになることが大事ですが、志望校の二次試験も見据えておきましょう。

二次試験は大学によってかなり出題内容が異なるためそれに合わせた参考書を選ぶとよいです!

例えば、二次試験で文化史が出題されないところであれば、文化史に重点的に時間をかけて対策しても仕方ありません。

他にも記述問題が対策できるものや、そもそも二次試験で世界史を使わない人は共通テストに特化したものを選ぶなど、志望校対策に合わせて工夫しましょう!

参考書をやりきる時間があるか

最後に、参考書のボリュームと受験までに残された時間を考えて選びましょう。

たとえ自分のレベルに合っていて志望校対策に必要でも、その参考書をやりきる時間がないと意味がありません。

すべてが網羅された分厚い参考書は、ついつい完璧な気がして手に取りたくなってしまうこともありますよね。

しかし、試験までの日程を考え、残された時間と相談して参考書を選ぶことも必要になってきます。

目安としては、本番までにその参考書を完璧にして、そのうえで復習として確認する余裕があるレベルのボリュームがよいでしょう!

自分に合った参考書選びのコツを抑えたうえで、次におすすめの問題集を紹介していきます!



レベル別おすすめの世界史問題集9選!

レベル別おすすめの世界史問題集9選!

ここからは、基礎編・標準編・発展編・論述編の4つのレベル別におすすめの世界史問題集を紹介していきます!

関連記事:【2022最新版】おすすめの世界史一問一答問題集4選|早慶W合格経験者が厳選!

基礎編

『合格へのトライ 世界史Bマスター問題集』

こんな人におすすめ

  • ひととおり流れを学んで1冊目の問題集に取り組む人

メリット

  • 基礎知識をまんべんなくアウトプットできる

デメリット

  • すでに共通テストで8割ほど取れる人には必要がない

この問題集は、基礎から共通テストレベルに対応しています。

そのため、世界史の範囲を幅広くカバーしており、この一冊で基礎レベルの知識の定着は可能です。

しかし、共通テストレベルまでをほとんど網羅しているため、難関私大で出題されるような細かい知識は載っておらず、難関大志望者はこの参考書にプラスして別の問題集にも取り組むことをおすすめします。

『時代と流れで覚える世界史B用語』

こんな人におすすめ

  • 一問一答より、流れを確認しながらのほうが語句が頭にはいる人

メリット

  • 語句を流れで確認しながら覚えられる

デメリット

  • すでに共通テストで8割ほど取れる人には必要がない

『時代と流れで覚える!世界史B用語』は、用語の暗記をしながら流れも整理できる便利な参考書です。

用語問題のページの隣に「流れページ」が用意されており、常に整理しながら勉強できます。

一問一答の形式よりも周りの用語とつなげてひとつひとつの用語を覚えることができるため効果的です。

しかし、一問一答よりは時間もかかるため、すでに流れがインプットできている人にはおすすめできません。

時代の流れの理解をさらに深めながら用語の暗記を進めたい人におすすめです。

『スピードマスター世界史問題集』

こんな人におすすめ

  • 短期間で世界史の点数を上げたい人

メリット

  • 基本事項を短期間で学習できる

デメリット

  • すでに共通テストで8割ほど取れる人には必要がない

この問題集は、タイトルにスピードマスターとあるとおり、30日という短期間で世界史の学習ができます。

30単元で構成されており、1日1単元取り組めば30日で終わるように作られています。

また、この問題集は、世界史の学習で絶対に知っておかなければいけない基礎知識が掲載されているため、通史を学んだあとに取り組む問題集としておすすめです。

しかし、難関私大で出題されるような細かい知識は載っておらず、難関大志望者はこの参考書にプラスして別の問題集にも取り組むことをおすすめします。

関連記事:【世界史】スピードマスター世界史問題集の特徴と使い方|世界史の基礎が1ヶ月で完成!

標準編

『マーク式基礎問題集世界史B正誤問題』

こんな人におすすめ!

  • 共通テストレベルの実践問題を解いてみたい人
  • インプットしたつもりでもいざマークテストをやると解けない人

メリット

  • 問題がマーク式のため、より実践的な演習ができる
  • 分野別にジャンルわけされている

デメリット

  • 難関私大対策には物足りない

この問題集は、河合塾全統マーク模試の5回分が収録された実践的な問題集です。

ある程度の基礎知識を身に着けて流れや語句を把握できた人はぜひ取り組みましょう。

分野別にジャンルわけされているため、苦手分野から解いてみるのもよいでしょう。

関連記事:【世界史】マーク式基礎問題集31世界史B[正誤問題]の特徴と使い方|共通テスト世界史の得点力をつける!

『HISTORIA世界史精選問題集』

こんな人におすすめ

  • MARCHで合格点を目指す人
  • すでに世界史の流れが頭に入っている人

メリット

  • レベル別の学習ができる

デメリット

  • 基礎事項が理解できていないと活用できない

この参考書は、MARCHの問題が多く出題されているため、共通テストレベルより少し難易度が高い参考書になります。

そのため、一問一答や流れを学習したうえで、得た知識をどんどんアウトプットしていきましょう。

問題数も豊富でボリュームがあるため演習量として十分でしょう。

関連記事:【世界史】HISTORIA[ヒストリア] 世界史精選問題集の特徴と使い方|難関私大の問題に挑戦!

発展編

『実力をつける世界史100題』

こんな人におすすめ

  • 早慶上智で合格点を目指す受験生
  • 共通テストで8割程度取れる受験生

メリット

  • ハイレベルな問題でどこの大学にでも通用する力がつけられる

デメリット

  • 難易度は高め

「難関大の世界史対策といえばこれ!」といえる参考書。難易度は高いですがしっかりやり込めば、早慶などの難関大学に通用する実力が身につきます。

ハイレベルな記述形式の問題を中心に構成された問題集ですがとてもよくできています。

例えば問題文を読むだけでも歴史の流れがわかりやすく、問題の形式で今一度流れを確認しながら問題演習ができます。

また問題をやって終わりにせず、解説文をしっかり読み込みましょう。

非常に詳しい解説になっているため熟読して知識を自分のものにしていってください。

問題数も100題とボリュームがあるので演習量としても十分です。

これを終えたら赤本で演習を始めて大丈夫でしょう。

関連記事:【世界史】実力をつける世界史100題の特徴と使い方|早慶の世界史でもビビらない!

『各国別世界史ノート』

こんな人におすすめ

  • 早慶上智で合格点を目指す受験生
  • 共通テストで8割程度取れる受験生

メリット

  • ハイレベルな問題でどこの大学にでも通用する力がつけられる

デメリット

  • 難易度は高め

「早慶の世界史対策といえばこれ!」といえる参考書です。

難易度は高いですがしっかりやり込めば早慶などの難関大学に通用する実力が身につきます。

書き込み式の問題で構成された問題集ですがとてもよくできています。

例えば問題文を読むだけでも歴史の流れがわかりやすく、問題の形式で今一度流れを確認しながら問題演習できます。

また問題をやって終わりにせず、何度も復習をし知識を自分のものにしましょう!

関連記事:【世界史】各国別世界史ノートの特徴と使い方|タテから世界史を読む!

論述編

『段階式世界史論述トレーニング』

こんな人におすすめ

  • 論述が出題される学部を受験する人

メリット

  • ハイレベルな論述に対する能力が身につく

デメリット

  • 一部早慶を超えたハイレベルな問題がある

世界史論述のバイブルで、ハイレベルな論述問題が多数収録されている問題集です。

内容は最初は50〜90字の短い論述問題から後半には300字程度の問題があるなどタイトルどおり段階的に論述問題の演習ができる参考書です。

また、レベルもかなりハイレベルなものとなっています。

しかし、ものにしてしまえば論述は怖いものなしになります。

そして論述は「流れ」や「理解」をしていなければ解けないものなため、論述の練習は今までの知識の総復習になります。

一度問いてダメでも時間を置いて何度も何度も解き直しましょう。

注意点ですが、やはり論述は第三者の採点があったほうがよいです。

自分で答えをみて採点するのはかなり難しいため、できることなら先生などに頼んで添削してもらいましょう。

関連記事:【世界史】段階式世界史論述のトレーニングの特徴と使い方|論述力をステップアップ!

『詳説世界史論述問題集』

こんな人におすすめ

  • 論述が出題される学部を受験する人

メリット

  • ハイレベルな論述に対する能力が身につく

デメリット

  • めちゃくちゃハイレベルで量も多い

世界史論述のバイブルで、超ハイレベルな論述問題が多数収録されている問題集です。

正直死ぬほど難しいため、東大や京大などの最難関国公立大学を志望する受験生にしか必要がないかもしれません。

問題によっては一点も取れないようなものもあります。

しかし、ものにしてしまえば論述は怖いものなしになります。

そして論述は「流れ」や「理解」をしていなければ解けないものなため、論述の練習は今までの知識の総復習になります。

一度問いてダメでも時間を置いて何度も何度も解き直しましょう。

注意点ですが、やはり論述は第三者の採点があったほうがよいです。

自分で答えをみて採点するのはかなり難しいため、できることなら先生などに頼んで添削してもらいましょう。

ただ本当に難しいので余力のある人向けです。

関連記事:【世界史】詳説世界史論述問題集の特徴と使い方|鉄壁の論述力!



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自分にあった参考書で自分にあった勉強をしよう!

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

受験生のみなさんが、問題集に取り組む際にこの記事を少しでも参考にしていただければと思います。

世界史には今回紹介した問題集以外にも、たくさんの問題集があります。

それら世界史の参考書を引っくるめてご紹介している記事もあるため、他の参考書を選ぶときに、ぜひご活用ください!

関連記事:【2021最新版】おすすめの世界史参考書リスト|偏差値70超え経験者が厳選!

とはいえ、どれだけいい参考書がそろっていても、成績を伸ばしていくためには、自分に合った参考書で自分に合った勉強をしていく必要があります。

自分に合った参考書とは、

「自分がその参考書に取り組むことで明確に力がついてる実感が持てる参考書」です。

たしかに世の中にはこれをやれば絶対に成績が上がるといわれる参考書が存在します。

しかし、それはその参考書に取り組んだ人が結果として、成績が上がっただけで皆さん全員にも同じ効果があるわけではありません。

つまり、 これをやれば全員が必ずできるようになる魔法の参考書は存在しません。

そのため、ただ周りの情報に頼って何も考えずに有名な参考書に取り組むだけではあまり意味がありません。

合格へ近づくためには、自分に合った参考書を見つけ、試行錯誤するなかで自分に合った勉強をやっていくのが一番です。

そのため、自分に合った参考書で自分に合った勉強をおこない、合格を勝ち取りましょう!