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「やさしい理系数学を使うべき人は?」
「やさしい理系数学の効果的な勉強法が知りたい」
数学の勉強を進めていくにあたって、上記のような悩みや、どの参考書を選べば良いのかわからないという悩みを持つ人は多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、『やさしい理系数学』 という参考書を紹介します。
数学の参考書選びに悩んでいる人の参考になれば嬉しいです!
目次
関連記事:【2021最新版】おすすめの数学参考書リスト|理系向け・偏差値70超えが解説
『やさしい理系数学』の特徴

まずはじめに『やさしい理系数学』の特徴について書いていきます。
『やさしい理系数学』のスペック
やさしい理系数学は全15章、1つの章につき例題が3問程度で構成されていて、参考書自体は薄めです。
そのために問題演習量としては少ない分、短時間で全範囲を一周することができるという利点があります。
良問が多いので、単元を理解できるようになるのには最適です。
関連記事:【数学】おすすめの文系数学参考書リスト|偏差値70超え経験者が徹底解説!
『やさしい理系数学』のレベル
共通試験は、まず突破すべき第1関門ですが、共通試験は基礎をしっかり固めて問題演習を重ねれば解ける問題レベルです。
しかし、実際の試験は基礎問題だけではなく、標準以上のレベルの問題も出題されます。
基本問題だけでは、難関校に合格するためには足りないことがほとんどです。
難関大学に合格するためには、標準から応用レベルまでの問題に取り組まなければいけません。
『やさしい理系数学』は、参考書名に「やさしい」とついていますが、実際はとても難しいです。
『やさしい理系数学』レベルの問題がとけるようになれば、難関私大や難関国立でも戦えるレベルになります。
具体的には、偏差値60~65の大学の問題を解けるようになるでしょう。
関連記事:慶應に逆転合格するための文系数学参考書リスト|数学で差をつける
『やさしい理系数学』のボリューム
全部で15章あり、50の例題と150の演習問題に分かれています。

『やさしい理系数学』をやる理由を意識しながら取り組もう

参考書というのは、取り組む人のレベルや取り組む時期によって、やる目的もやり方も変わってきます。
たとえば、『やさしい理系数学』でいうと
- 早い段階で基礎を終え、数学に時間を割く余裕がある人
- 基礎を終えたがあまり数学にかける時間がない人
- 標準問題にすでに取り組んでいて、復習や演習用に使う人
などに分かれると思います。
だから、
- 自分が「なぜ」やさしい理系数学をやるのか
- 「どのようなやり方」でやさしい理系数学を使っていくべきか
自分でしっかりと考えたうえで、取り組んでいきましょう!
ネットに書いてある勉強法を何も考えず、そっくりそのまま真似したところで、成績は伸びません!
関連記事:早稲田に逆転合格するための文系数学参考書リスト|政経学部で必須予定!

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『やさしい理系数学』の具体的な勉強法

- 早い段階で基礎を終え、数学に時間を割く余裕がある人
- 基礎を終えたがあまり数学にかける時間がない人
- 標準問題にすでに取り組んでいて、復習や演習用に使う人
上記のような受験生のタイプに合わせて、3通りの使い方を紹介します。
あくまで一例なので、参考にしながら自分のやり方を確立してください!
早い段階で基礎を終え、数学に時間を割く余裕がある人向けの取り組み方
①例題を解く
『やさしい理系数学』は例題と演習問題で構成されていますが、演習問題は例題で使った解法を使って解く問題が多いのです。
なので、例題を先に解いておくことで演習問題の理解度が高まり、より深い学習をすることができると思います。
例題を解いて、分からないところがあったら解説をしっかり読んで、理解してから演習問題に進むようにしてください。
②演習問題を解く
例題を解いた後は、演習問題を解いて、身につけた解法を応用して実際に使えるように訓練してください。
演習問題は難しいので、基礎を習得しただけでは一回で解ける問題はかなり少ないと思います。
なので、しっかり復習をすることによって、手で覚えるくらいの気持ちを持って繰り返し解くようにすると、より高い効果が得られるでしょう。
関連記事:【共通テスト数学対策】共通テスト数学の必勝勉強法!|傾向や特徴をおさえて9割超えを目指そう!
基礎を終えたがあまり数学にかける時間がない人向けの取り組み方
①例題を解く
あまり時間がない場合、演習問題まで解いてしまうと難しく、時間もかかるので例題だけ解いて全範囲を網羅する方法がいいと思います。
実際、僕も9月頃始めたのであまり時間がないと判断し、例題だけを解いていました。
みなさんの中にもぼくと同じような人がいたら同じようにしてみるのもいいかもしれません。
②分からなかった単元を復習する
例題を解いて自分が分からなかった単元の基礎を習得するようにしてください。
例題が解けた分野は、ひとまず基礎はできていると考えていいと思います。
例題レベルの穴を埋めることが最重要事項なので、全ての分野の穴を埋めることを重視してください。
関連記事:【数学】青チャートの使い方を徹底解説!|1冊で受験数学マスターに?
標準問題にすでに取り組んでいて、復習や演習用に使う人向けの取り組み方
①演習問題を解く
すでに標準問題の演習経験が豊富な人は、例題に出ているような問題にはすでに取り組んだことがあると思います。
ですから、もちろんそれも復習!として解いてもいいと思います。
しかし、分かっているのだからいいやと考える人は、先に演習問題を解いて分からない部分や、応用に繋げられていない部分をあぶり出すのもいいと思います!
②分からなかった単元を復習する
何度でもいいますが、数学で大事なことは経験と復習です。
経験はたくさんの問題を演習することで得られますが、ただ経験しただけではほとんど意味がありません。
経験したことを復習し、活かして次に繋げていきましょう。
具体的には、「自力で出来なかった」問題を何度も復習して、「自力で出来る」ようにしていってください!
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『やさしい理系数学』をおすすめする人

『やさしい理系数学』はこんな人にオススメです!
- 分厚い参考書が好きではない人
- 基礎以上の数学演習に取り組みたいがあまり時間がない人
- 別解をたくさん知りたい人
分厚い参考書が好きではない人
『やさしい理系数学』は例題・演習問題合わせて200問です。
そのため、理系数学の参考書の中でも薄い参考書となっています。
分厚い参考書は、持ち運びもしづらく、取り組む気力も起きづらいでしょう。
そのため分厚い参考書が苦手な方には、この薄い『やさしい理系数学』はおすすめです。
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基礎以上の数学演習に取り組みたいがあまり時間がない人
夏に基礎固めをして、秋以降基礎レベル以上の参考書に取り組みたい人にも『やさしい理系数学』はおすすめです。
問題数は少ないですが、その分要点が絞られていて効率よく演習を進めることができます。
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別解をたくさん知りたい人
『やさしい理系数学』は、問題の解答が詳しいことがひとつの特徴です。
すでに数学の参考書を何冊か終えている人も、解答の幅を広げるために取り組んでみてもいいでしょう。