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「参考書の独学だけで受験って乗り越えられるのかな…」
「自分に予備校と独学のどっちが合っているかわからない…」
今回の記事では、そんな皆さんの悩みに応えるべく、
予備校と参考書のメリットとデメリットをそれぞれ徹底解説していきます!
目次
【結論】予備校と参考書、どちらで乗り切ってもいい
予備校と参考書、どちらが受験に適しているのか。
結論を一言で言ってしまうと、
「受験は、予備校と参考書、どちらでも乗り切ってもいい!」
ということになります。
もちろんこれは、「自分に合った方法で」というのが前提です。
自分に何が合っているのかをしっかり見極めて、一度決めたら不安になってもとりあえず続けていきましょう。
とはいえ、多くの受験生が予備校か独学かの選択で不安を抱えるので、当記事を参考にしつつ、過去の自分の経験も振り返りながら、最終的に自分で考えて判断しましょう。
そうすれば、受験を
「どちらで乗り切ってもいい!」
から
「どちらでも乗り切ることができる!」
に変えることができます。
わたしは受験生時代、英語・国語を予備校で受講し、
日本史は学校の授業と参考書だけで受験を乗り切りました。
わたしは自分の高2までの勉強と成績から、「日本史なら自力でできるのではないか?」、と思ったので、独学でやることにし、
その結果、第一志望校に合格することができました。
どちらも一長一短ですし、人によって自分に合うやり方、というのも変わってきます。
だからこそ、一番最初にすべきなのは、
自分を客観的に見つめ直して、何が最適なのかを過去の経験・成績などから、自分ベースで考えること、だと言えるでしょう。
ここからは、皆さんの選択の参考になるように、予備校・参考書それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

参考書のメリット
まずは、独学のメインツールになる参考書学習のメリットについてお伝えします。
①自分にとっての最短距離で学習を進めていける
一番最初にあげられるメリットとしては、参考書だと、自分のペースで学習を進められるという点です。
自分が既に理解している単元はざっと確認だけで済ませて、不安な単元・頻出の単元に時間を割く
など自分に合った学習計画がたてやすい のも参考書学習ならではだと思います。
日本史を例に挙げると、わたしの受験校はほとんど国際系学部だったため、明治時代以降の外交問題が頻繁に出題されていたので、そこを集中的に学習しました。
一方で、縄文時代などの古代はほとんど出題されていなかったので、センター試験対策程度しかしませんでした。
つまり、参考書であれば、自分のレベルや志望校の傾向に合わせてムダを省いた最短距離で学習ができるのです。
②いつでもどこでも勉強できる
また、参考書メインの学習ならば、本が読めたりノートが開ける環境であればいつでも勉強を始められます。
電車内などの移動時間・すきま時間でもできるので、学習時間は自ずと多くなるでしょう 。
わたしの場合は、予備校で日本史の授業をとっていなかったので、自分で時間を取らないと勉強する機会がありませんでした。
だから逆に、「自分で時間を取らないと」と焦って、すきま時間にこそ日本史をやるようになりました。
いつでもどこでも勉強を始められるのは、参考書学習の大きなメリットだと思います。
③自分でカリキュラムを決めることができるので、無駄な学習が減る
先ほども述べたように、自分に合った学習計画が立てやすい、というのもメリットの一つです。
学習を続けていくなかで、思っていたより時間がかかってしまったり、逆に早く終わらせられたり、予定通り進むことはほとんどないと言ってもいいと思います。
その際にフレキシブルに学習計画を修正できるので、無駄な学習を減らすことができるので効率的です。

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参考書のデメリット
次に、参考書の学習のデメリットについてお伝えしていきます。
①自分に合った参考書がどれかわからなくなる可能性
参考書での独学だと、どうしても自分の主観による判断に頼ってしまいます。
予備校の授業だと、何をすればいいのか明確に分かっていますが、
独学だと、なんの参考書が自分に合っているかどうかがわからなくなってしまう可能性があります。
自分の勉強法や使っている参考書に自信がなくなってしまったら、まずは先生や友人など周りの人に相談してみましょう!
周りの人に相談することで、客観的な意見を取り入れることができ、新たな参考書をおすすめしてもらえることもあると思います。
②やる気に左右される
他に大きなデメリットとしてあげられるのは、独学だと自分のやる気に左右されてしまう、という点です。
予備校で出される課題や予習復習とは異なり、強制力がないので、自分のやる気に左右されてしまいがちです。
実際わたしも、もともと日本史が好きではなかったのでやる気が出ず、高3の1学期は全然勉強していませんでした。
そのせいで、7月の模試では日本史が半分も取れませんでした、、、
そこで焦って夏に日本史をやり始めたので、なんとか成績を上げることができましたが、
独学だと強制力がない、というのはかなり怖いポイントではあると思います。
③自分の計画が合っているかどうかわからない
1人で勉強しているとどうしても俯瞰で自分を見ることができません。
そのため、自分なりの勉強計画が合格への近道なのかどうかわからなくなってしまう、というのも参考書学習のデメリットです。
自分なりの方法に固執してしまい、ずっと続けていたが、だいぶ時間が経ってから合っていないことに気づいた、となるとかなりの時間ロスになってしまいます。
この点も独学の落とし穴と言えるでしょう。
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予備校のメリット

続いて、予備校に通うメリットについてお伝えします。
①授業があるので、勉強のペースを一定で保つことができる
基本的に予備校は、何曜日の何時からこの科目、と毎日の予定が決まっているので、予備校の授業をペースメーカーにした学習ができます。
つまり、予備校の授業に合わせた学習計画をたてることで、勉強のペースを一定に保つことができます 。
実際わたしは、英語・現代文・古文を受講していたのですが、
「いつまでに〇〇の復習と予習を終わらせる」という毎週のルーティンがつけられたのは良かったと思います。
また、わたしの場合は、予習しないと授業についていけないという恐怖感から、
予習を欠かすことなく授業に臨んでいたので、
追い込まれないと勉強できない人には、意外と予備校が合っていると思います(笑)
②場所が用意されているので、切り替えができる
学習面以外でのメリットとしては、学校・家とは別に第3の勉強場所があることです。
学校では友達がいて、家ではたくさんの誘惑につられ、ついつい勉強の手が止まってしまう、なんて人もいると思います。
しかし、予備校は「勉強するためだけの場所」なので、学校や家とは異なり、勉強モードにすぐに切り替えることができます 。
③カリキュラムが用意されているので、迷いが少なくなる
大手予備校では、大学の志望校レベルに合わせた様々な授業が提供されていて、
膨大なデータに基づいて、クラスごとにとても細かくカリキュラムが用意されています。
それに沿って学習すればいい、と、やるべきことが明確にわかっているため
独学と比べると、自分の勉強に自信が持てて、迷いがなくなります。
予備校のデメリット
ここからは、予備校に通うデメリットについてお伝えします。
①授業についてけない
1番に考えられるデメリットとしては、予備校の授業は、授業が細かなカリキュラムに沿って一定のペースで進められるため、授業に置いていかれる可能性がある 、という点です。
この問題は、しっかりと予習をすれば回避できるとは思いますが、
実際授業において行かれると本当にやる気がなくなってしまうのも事実です。
わたしは高3の春季講習で初めて英語の講座を受講し、周りのレベルの高さと自分とのギャップをひしひしと感じ、帰りの電車で号泣したという嫌な思い出があります笑
まずは自分のレベルに合った講座を見極める。
ついていけなくなってしまったとしても、全力で予・復習を行なって、くらいついていってください。
②予習・復習にも時間が取られる
先ほどから述べているように、予備校の授業には予・復習が欠かせません。
それが自分の学習のペースメーカーになる一方で、
それにばかり囚われてしまい、ほかの勉強に時間が割けない、というデメリットにもなってしまいます。
また、予備校の授業自体も、1コマの授業中に先生の雑談などがある場合もあるので、「そういう時間がもったいない!」と思ってしまう人にはあまり向いていないかと思います。
③自分に合ってないカリキュラムで遠回りする
予備校の教科書は、全生徒に等しく理解してもらうために作られているので、自分に合っていないカリキュラムで受講しなくてはならない可能性があります。
また、「参考書のメリット」で述べたのとは逆に、自分の志望系統とはあまり関係のない単元をやらなくてはいけなかったりすることもあるので、遠回りになってしまうということも考えられます。
さいごに
正直、どちらが効率的なのか、という点だと参考書での独学に軍配が上がると思います。
しかし、いくら効率がいいからと言って、続けられなければ意味がありません。
全て自分のやる気に左右されてしまう独学は、1年間通してやる気を維持するのが難しい、というのは容易に想像できると思います。
その点、予備校に通うのは、ライバル達が頑張っているのを間近で見ることができるため、やる気を維持しやすいです。
予備校も参考書も一長一短で、どちらが適しているのかは、本当に個人によって異なります。
自分の今までの経験、性格なども考慮して、自分に1番合った方法で受験を乗り越えてください!
応援しています!